DEAR DEVIL辞典のちのち増えてくかも。
誤字脱字があったらごめんなさい!
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<ディアデビ>
作品名「DEAR DEVIL」の略称。
<ビャク幼(びゃくおさ)>
ディアデビのファンアートタグ。ディアデビの旧名。
<冥界(めいかい)>
天国、地獄が存在している異空間。
地球上空に存在している…らしい。
<地獄(じごく)>
ここではDEAR DEVILオリジナルの地獄を指す。
大きな円に近い形をしており、人で言う洞窟のような岩で囲まれた巨大なドームのような場所。
常に仄暗く、明柱や街灯がいつも照らしている。
大きくわけて10の獄街が輪になって獄都心を囲み、その外側が広大な茂みや森、山など田舎になっている。
すごく広い。地球よりずっと広い。
<極楽(ごくらく)>
ここではDEAR DEVILオリジナルの天国を指す。
作りは地獄とほぼ同じ。
<御守り型(おまもりがた)>
悪魔の役職のひとつ。
人間を守る役職の悪魔を総称。
18歳から就業。
獄校で習う基礎選択科目。
仕事がない時は求人に載ってるボランティア活動、自由行動。
<憑依型(ひょういがた)>
悪魔の役職のひとつ。
万の物に取り憑く役職の悪魔を総称。
17~22歳まで地球で研修を行う。
23歳から就業。
悪魔の担当比率1位の役職。
獄校で習う基礎選択科目。
代表取締役→黎撈様(十統)
仕事がない時は求人に載ってるボランティア活動、自由行動。
<公正型(こうせいがた)>
悪魔の役職のひとつ。
地獄の治安維持や、冠婚葬祭などの行事を催す役職の悪魔を総称。
人罰(地獄に落ちた人間を苦しめるやつ)を担う。
人で言う罪関連の仕事全般を担当。(警察、裁判、交番的なもの)
獄鳳校にて取得可能。
天使側にも存在する役職。
<想創型(そうそうがた)>
悪魔の役職のひとつ。
地獄の物品、建物など地獄全体を造る役職の悪魔を総称。
人で言う造作系の仕事全般を担当。
(ハウジング、建築、デザイン、物品販売、工事、修復など)
獄鳳校にて取得可能。
天使側にも存在する役職。
<文化型(ぶんかがだ)>
悪魔の役職のひとつ。
主に大都会で発展している型。
舞踊や音楽、小説、絵画など、芸術を生業にする者たちを指す。
ただし、芸術家として売れないとリスクがあるため、実際に生業にするより、実績のために取得する者が多い。
獄鳳校で受験、取得可能。
<天罰型(てんばつがた)>
悪魔の役職のひとつ。
地獄の行政管理、幹部直下の仕事を務める悪魔を総称。
悪魔の役職の中では最高難易度とされている。
獄鳳校で取得可能。
ただし、先に公正型を取得していることが受験条件。
天使側にも存在する役職。
地天間で唯一交流のある役職。(冥界会議など)
給料が高い。
代表取締役→朱撈様(ブバダ)
<定命型(ていめいがた)>
天使の役職のひとつ。
天使のいちばん多い職業である。
気に入った人間の余命を定めて彼岸に招く役職の天使の総称。
御守り型はこれを防ぐために存在しているため、敵同士ということになる。
<チリニ>
定命型を分類する語句で、縛り無く自由に人間を定命することが出来る者を指す。
定命型の9割がチリニで構成されている。
うちの天使たちでは、トワイラ、オスベルが該当する。
<ハンムナ>
定命型を分類する語句で、生前で既に多大な罪を犯し地獄行きが確定している極悪な人間を中心に定命する者を指す。
ハンムナになるには、定命型資格取得後に申請書を出す必要がある。
定命型のごく1割だけがハンムナで構成されている。
<奉仕型(ほうしがた)>
天使の役職のひとつ。
彼岸に招かれ、極楽に来た魂を1匹1人担当し、満期が来るまでもてなす仕事。
食事、娯楽、その他担当した魂の要望を基本的に全て叶える。
満期が来ると魂を魂透泉に連れていき、消滅させる。
<魂透泉(こんとうせん)>
通称「アルマデティカ」。
極楽の天都心に存在する、満期を終えた人間の魂を成仏させる巨大な泉。
魂はこの泉の中心で、水面に浮くように仰向けになると、ゆっくりと魂が泉に吸収され、いずれは眠りに落ち、苦しむことなく水に沈んで消滅する。
1人ずつ行うため、行列がよくできる。
<懸数(けんすう)>
天人としての身分やレベルを示す数字。
生まれた時から平等に1000与えられ、学業を頑張ったり、日頃からいい行いをしたりすると数字を増やしてもらえるが、成績が悪くなったり悪いことをすると下がる。「数字を減らす」「数字をあげる」というふうに表現する。
<獄門(ごくもん)>
地獄の入口となる巨大な唐門のようなもの。
入るのも出るのも17歳以上は通行証が必要。
地獄に落ちた人間もここを通る。
<獄街(ごくがい)>
地獄にある、悪魔が多く住む街。人で言う都会。
10番地まで存在する。
1番街~9番街までが獄民の住宅や公共施設。
10番街は亡居。
獄街の外は田舎みたいになってる。
<獄校(ごくこう)>
人で言う小学校と中学校を合わせたようなもの。
1つの獄街につき1校存在する。
義務教育範囲で、5歳から必ず入学する。
8歳まで共通の人間学習をした後、御守り型か憑依型か選択して学科が別れる。
御守り型なら17歳卒業。憑依型なら23歳卒業。
(早生まれなどで差あり)
それぞれ卒業1年前に試験があり、それに受からないと型の資格を貰えない。獄校で資格を貰えなかった場合は獄鳳校にて取得可能。
落第、再入学などは無いが、停学、退学はある。
<天校(てんこう)>
獄校の天国バージョン。
生き物の寿命を決める定命型か、天国に来た人間をもてなす奉仕型の専攻が義務。
<獄鳳校(ごくほうこう)>
人で言う高校、大学、専学などを合わせたようなもの。
1つの獄街につき1校存在する。
任意で、8歳以上なら誰でも入学可能。
獄校に通いながらでも行くことが可能。
在学期間が決まっていないため、いくらでも通っていいし、好きなタイミングで入学と卒業ができる。この形式は人間の就職と似ている。
地獄に存在する型全てを取得できる場所。
(公開していない型がいくつかある)
<空界(くうかい)>
悪魔たちが飛行の練習を行うドーム型の体育施設。
獄校の授業で使われることが多い。
1つの獄街につき1つ存在する。
ドームを形成する天井は透明作りになっている。
飛行場の他に更衣室、休憩所、見学所などがある。
大きさは人間界のディズニーリゾート以上。
<獄棟(ごくとう)>
人で言う病院のようなもの。
1つの獄街につき1つ存在する。
1つの獄棟で全ての病気や怪我を治療できる。
入院などもここ。総合病院のような。
<〇〇阿(〇〇あと)>
地獄の金銭単位。
日本円から一の位を外した(四捨五入)数字単位で換算。
100円=10阿 1268円=127阿
<獄民(ごくみん)>
地獄にいる一般悪魔の総称。人で言う国民。
天罰型就業者は省かれる。
<獄都心(ごくとしん)>
獄街に囲まれた地獄の中心部を指す都市。
柱殿、人罰堂、職務掲示板、獄牢などがある。
<柱殿(ちゅうでん)>
人で言う国会議事堂のようなもの。獄都心のさらに中心に建つ。要は地獄の中心部。
天罰型の仕事場であり、幹部たちのオフィスがある。
縦長の円柱ビルのような形がまるで地獄の天井を支える柱に見えるため、そう名付けられた。
ブバダのオフィスは最上階。
位が高くなるにつれて階も上がる。
<柱光源(ちゅうこうげん)>
柱殿の最上階に値する部分にある巨大な光源。
地球で言う太陽のような役割を果たし、地獄全体を淡く照らしている。
光源自体は直視すると目が痛むほど眩しいため、光源に近い柱殿の階には光を避ける屋根が外に伸びている。
<人罰堂(じんばつどう)>
みんなの想像してる地獄。
地獄に落ちた人間が罰を受ける場所。
舌抜き地獄、血の池地獄、針山地獄とか、そういうやつ。
地獄に落ちた人間は毎日全ての罰を巡る。罪の重さによって罰ごとの滞在時間や過激さが変わる。終えると獄牢に戻り、これを毎日繰り返す。
罪が重ければ重いほどその日数は長くなる。
特定の日数を終えると首切り地獄に連れていかれ、魂の首を切ることで消滅し、転生や消滅の対象になる。
基本罪が重すぎると転生はしない。
逃げられぬように、火山の真ん中のように普通の土地から窪んだ空間に存在している。この縁に柵があり、悪魔達は上から見下ろすことが出来る。
<職務掲示板(しょうむけいじばん)>
地球に降りる仕事をする悪魔、すなわち御守り型や憑依型の求人が載せられた掲示板。この仕事に就いている悪魔は毎日この掲示板を見て、仕事を見つける。
仕事一つ一つに細かな条件があるせいで、なかなか獲得しにくい現実である。
(例)
募集型名→御守り型
業務内容→新規御守業務(通常)
不該当者→堕凶魔、半堕凶魔、懸数600以下、初業務者
募集型名→憑依型
業務内容→獄校生研修補助
不該当者→堕凶魔、半堕凶魔、懸数600以下、憑4級以下
募集型名→お手隙の御守り型、憑依型
業務内容→獄校生の飛行練習補佐
不該当者→堕凶魔、半堕凶魔、懸数400以下、その他羽を持たぬ者
<獄牢(ごくろう)>
地獄に落ちた人間たちが入れられる牢屋。
獄都心の中に2つ存在する。(人罰堂用と悪魔たち用)
地獄で罰を受ける時以外はここにいる。
また、場所は違うが罪を犯した悪魔たちも入れられる。
人で言う刑務所のような。
<暖場(だんば)>
温泉。大浴場。
1つの獄街につき1つ存在する。
悪魔達は自分の家に基本は風呂を持たない(地位が高いものやお金持ち以外)ため、入浴の際はここに訪れる。
男女で別れてます。ご安心を。
<三途の川(さんずのかわ)>
ご想像の通り、死んだ人間たちが渡る川。
ただしDEAR DEVILオリジナル。
此岸のところからYの字で別れており、左が地獄、右が極楽に繋がっている。
天国と地獄で三途の川は別々に捉える。
DEAR DEVILの中では基本地獄側の三途の川がメイン。
上流中流下流と3つの部位がある。
上流には針の大樹が大量に茂っており、人罰堂で使う針山がダメになるとここから伐採して持っていく。
中流がまさに人が渡ってくる場所。獄門のすぐ近く。
下流は背の高い金色麦が大量に茂っている。故に周りの目が届かないため不穏なことが起きやすい。
上流と下流は滅多なことで誰も寄り付かないので独りになりたい時は便利。ただし上流の針山の方は薄気味悪くて肌寒いので基本は誰も寄り付かない。
<焼却場(しょうきゃくじょう)>
死んだ悪魔を燃やす場所。葬式会場と同じような。
1つの獄街につき1つ存在する。
<亡居(ぼうきょ)>
獄街の10番街に値する、悪魔たちの墓地。
人間界と同じで心霊系の噂が多い。
<骨屋(こつや)>
人間界でいう接骨院、マッサージ専門店。
<冥廊(めいろう)>
地獄と極楽を直接繋ぐ連絡用通路。
徒歩で3時間ほどの幅広く長い廊下のようなもの。
ギャラリアのように天井があり、神殿のように柱が立ち並び、四角い石のタイル床が特徴的。
ただし、神や災などが通る場所のため、常に床も天井もボロボロで非常に危険。
わかりやすく説明するなら、人で言う踏切のない線路、もしくは横断歩道のない交差点というような。
災が通る時は事前に揺れを感じ、災いが通る範囲内の床に予兆線が入る。気がついたら線の範囲に入る前に止まるか、中にいた場合は急いで引き返すもしくは渡りきるなどしないと、災に体を引き裂かれることになる。
揺れを感じてから災が通るまで約10秒ほど。大きめの災で範囲は約20メートル程になる。
獄天間の手紙を配達する天使と悪魔や、冥廊管理棟を行き来する天使と悪魔がよく通り、よく死にやすい。
道の左右は筒抜けのため、足を踏み外すと奈落、もしくは地球へと落ちてしまう。
<冥廊管理棟(めいろうかんりとう)>
冥廊の入口付近にある小さな建物。人で言う高速道路入口のような。
冥廊を行き来する天使と悪魔の通行を許可したり、冥廊を渡った者たちの記録を取ったりする。
また、途中で死亡するリスクを考え、片側の冥廊管理棟から出発した者の情報を片側に連絡し、その者が到着した段階でまた連絡を返すといったことを行う。時間帯によって災の通る頻度も変わるので、1番多くなるケースの約5時間を目安に考え、それ以上片側からの連絡が無い場合は死亡記録をし、各天罰型に提出する。(他の通行者が途中で死体を見つける場合が多い)
極楽と地獄の冥廊両端にあり、公正型が仕切ることが多い。
しかしながら、反天使派や反悪魔派によって動かされている噂もある。
<獄涙(ごくるい)>
地獄の上に値する天井から、街から上がった蒸気などが飽和して水滴になったものが降ってくること。
詰まるところ「地獄の雨」。
日によって量も変わる。
<ミエナエ>
地獄のあらゆるところに生えている小さな花。
花弁を潰して絞った時に出る液体が憑依液になる。
実際に憑依液として使うにはそのままでは有害なので、花弁を直接食べたり、やり方を知らない悪魔が勝手に搾って利用したりすることは法律で禁止されている。
<憑依液(ひょういえき)>
ミエナエの花弁からできる、憑依型が憑依するのに必要な液体。憑依型を先行した日から毎日コップ一杯(約200mL)飲まないといけない。
ミエナエの花弁を潰して絞り染色体を抽出し、その液体に体内にある精力成分と統合できるようにする薬品や、味を飲みやすくする甘味料、血管内をスムーズに上手く循環できるようにする潤滑薬などを混ぜて、不純物を5回に分けて濾して作られる。地球に滞在している憑依型への定期便として毎月初めに約7リットル配布される。配布は蛇便が行う。
<反天使派・反悪魔派(はんてんしは・はんあくまは)>
名前の通り、種族に反する考えを持つ天使と悪魔。
その本心を露わにすると差別されるケースが一般的のため、大半は集落を作ったりして密かに群れていることが多い。
過激派が稀にいる。
<獄法(ごくほう)>
地獄の法律。憲法とか。
公正型もしくは天罰型を取得する際は覚えなくてはならない。
<閻魔(えんま)>
またの名を支配流転双生児天(しはいるてんそうせいじてん)
極楽と地獄を総合して管理する冥界の長。
その姿は人型でない何とも恐ろしい見た目をしているらしい。
天国と地獄の幹部や、輪廻識別を補佐する公正型のみ直接会うことが許されている。
此岸におり、普段は死んだ人間の輪廻識別や、各幹部への行政指示を行っている。
<エダアラン>
地獄を創り出したとされている神。
天国の倩神と対称的であり、今も歴史書に大きく載っている。
エダアランの祀られている場所は沢山あり、毎年年初めに悪魔がお祈りしたりする。
エダアランの血液を飲むといかなる理由があっても即死する作用がある。
<三大幹部(さんだいかんぶ)>
地獄には、閻魔からの指示を経て行政管理を行う幹部が3名ずつ存在する。それらが型の取締役を務めることも多い。
基本は天罰型以外の悪魔は滅多にお目にかかれないお偉いさんだが、幹部それぞれの心持ちによっては獄民に馴れ馴れしくよく会ったり、神出鬼没だったりする。
幹部は呼び名や偉さが決まっており、地位が高い者から朱撈(しゅろう)、黎撈(こくろう)、皎撈(はくろう)と呼ばれる。
<天使皇(てんしこう)>
幹部が治める地獄とは対照的に、極楽は独裁である。
天使皇はまさに天使の国王という立場である。
不老不死のため交代がない。
現在の天使皇はとても優しくていいお方。
<倩神(やとがみ)>
極楽を作り出したと言われている、神話に出てくる神。
その存在が本当かは誰も知らないが、その倩神様の命日が何千年も前の?615年だったらしい。数字にその年が入る倩神様の命日は、「厄年の命日」と言われる。
その年の命日は、天使らが鳳神堂へ集まり、捧物をして祈るというのが伝統行事。
捧げ物はかなり気を遣わなくてはならず、悪魔の羽100本以上に値するものを捧げねばならない。
<鳳神堂(ほうしんどう)>
極楽の都の中心部にある大きな御堂。
倩神が祀られている。
<死別心談(しべつしんだん)>
死んだ悪魔の親族や友人が死体を囲んで6分間心の中で死体に別れの言葉などを告げること。悪魔が死んだら必ず行う。
<蛇便(じゃびん)>
悪魔間の手紙や配達のやり取りを仲介する蛇の姿をした神の使い。
渡したいものに蛇鱗を貼ると蛇便が南界璃から現れて受け取ってくれる。届け先と宛名を2回繰り返すと持って行ってくれる。
現れる時は必ず蛇独特の音がするため、届く側はすぐ気づく。
貼られた蛇鱗を剥がすと蛇便は消える。
定期的にやり取りすることが分かっていると、特定の蛇便を契約することができ、愛称をつけて可愛がったりすることも。
<蛇鱗(じゃこ)>
蛇の鱗。ここでは人で言う切手のような役割を果たす。
蛇便を利用する際に必ず必要になる。
運ぶものの大きさや重さで貼る枚数が変わる。
その場合、貼らなきゃ行けない枚数がしっかり貼られただんかいで蛇便は現れる。
<南界璃(なんかいり)>
魔法陣的なやつ。
悪魔や蛇便の地球の行き来で使う。
<獄外許可証(ごくがいきょかしょう)>
悪魔が娯楽で地球へ降りる時に使う許可証。人間の空港で言うパスポートのようなもの。降りる際、戻る際は必ず獄門でこれが必要になるため絶対なくしてはいけない。必要な際は獄都心にて20000阿くらいで発行できる。
<堕凶魔(だくま)>
元々は羽があったのに何らかの理由で羽を全て失った悪魔の総称。
地獄では最大の差別対象。
その差別ゆえ基本は獄街から出ていかなくてはならなくなり、獄街の外の荒地で放浪しているものも多い。無闇矢鱈に出歩くと死刑されるケースもある。
<半堕凶魔(はんだくま)>
元々は羽があったのに何らかの理由で羽を1部失った悪魔の総称。
堕凶魔ほど差別は酷くないが、生きずらくなるのは同じ。
<ギルガム>
悪魔の心臓に値するもの。羽から供給される精力を血液に混ぜて循環させる役割を持つ。羽がなくなると新たな精力が補給されなくなるため、人間と同じように体内に残った精力を循環させるだけになる。羽が代理になるため、ギルガムが無くなっても数時間は生きることができる。
<ジャマ>
憑依型悪魔の早期死亡要因の第1位となっているギルガムの病気。一番最初に発症した理由はわかっておらず、現在は接触感染という形で増え続けている病気。
ギルガムに病原菌が入り精力を腐らせてしまうことで起きる。
自覚症状がない所から、末期になると血管が皮膚表面に浮上し、体の痛みに苛まれる。
治療法としては悪魔一体分の羽を摂取すること。完全に体を蝕まれる前までなら、他のジャマの患者の羽でも問題無し。
<イレフ>
失声症。ショックやストレスで声が出なくなる病気。多くの場合は治るケースが多い。
<ロエメヌ>
悪魔たちの生理現象のひとつ。
過剰にストレスを感じた際、自己防衛のため一気に6歳 歳をとるというもの。子供の頃に起きやすく、起きてしまうと記憶も飛んで6年後になるため、混乱、錯乱状態になることが多い。ごく稀に記憶を維持したままのロエメヌも見られる。
解決法はストレスの元凶を絶つことが1番効果的だが、不可能の時は宥める以外方法がない。
1度発症してそのままずっと元に戻らないことも多くある。
<アイ>
冥界に存在する呪いの1つ。
倩神の血液を飲むことでかかる呪いで、かかると不死になる。
ただし、不老では無いため、寿命である1000年を超え、それから何千年経って体の機能が低下し、キルガムが腐敗して血液も精力も腐って激痛に苦しめられても生き続ける怖い呪い。
解決法は見つかっておらず、現在も幹部らが調査を進めている。
<義の腸(ぎのはらわた)>
冥界に存在する呪いの1つ。
神の使いである竜の腸から作られた固形型の呪い。
棘があり、黒くとぐろを巻いた見た目をしているが、あらゆるものに姿を変えられるため、食べ物だと思って摂取した者が呪いにかかるケースが多い。飲み込むと胃に棘が刺さり、胃液から少しずつ体を腐らせ、激しい体の痛みと吐き気、嘔吐に苛まれる。
最初は羽の精力回復で何とか持ちこたえるが、3日経ってしまうと羽にも侵食が及び最悪死に至る。
沢山吐くことで腸を吐き出すか、深く入り込んでしまった場合は切開して取り出さなくてはならない。
<ザンシ>
冥界に存在する呪いの1つ。
閻魔の血が体内に入ることでかかる呪い。
冥界にある呪いの中で最も危険とされており、かかったら最後冥界を滅ぼす可能性が出てくるとのこと。
普通の冥界に住むものでは摂取した段階で死亡する。
しかし、体の特性により持ちこたえた場合、悪魔殺し、もしくは天使殺しの武器で切られた部位などを永久回復できるが、その代償として暴血の恐れがある。気を抜くと体の中の閻魔の血が体を蝕み、魂を暴走させ、無差別に殺しを繰り返す動きも力も並外れた化け物と化すため、恐らく誰も止められない。
唯一の停止手段は特定殺し武器で首を切ること。固有の脳が開放されることで暴走が収まり、切られた頭も回復する。
閻魔が認めた場合のみ進んでかかる呪い。
<つりたれ>
悪魔の差別用語の1つ。目がつり目でもなくタレ目でもなく平坦であると使われる。你任谷なんかがよく言われる悪口。
<ハオチ>
悪魔の差別用語の1つ。顔に全く紋様が無い悪魔を指す。顔の紋様はモテる際に加点となる部分があるため、無いとブスという扱い。
<羽ん坊(はんぼう)>
生まれつき羽がない悪魔を指す言葉。差別用語ではないが、言われるのが嫌な悪魔もいる。
<尾ん坊(おんぼう)>
生まれつき尾がない悪魔を指す言葉。差別用語ではないが、言われるのが嫌な悪魔もいる。
<角ん坊(かんぼう)>
生まれつき角がない悪魔を指す言葉。差別用語ではないが、言われるのが嫌な悪魔もいる。
<サンニ>
金色の目を持って生まれた悪魔を指す差別用語。金色は天使の象徴の色であるため悪魔界では縁起が悪く、巷では、将来反悪魔派の先頭に立って地獄を破滅させる悪魔になる、という噂がある。
特に金色の目を持っていると、周りから恐れられ、疎まれることが多い。
うちの悪魔だとガルペが該当する。
<古代脚(こだいきゃく)>
現代にも存在する昔からの悪魔の足の作り。鉤爪があり、爪がなく指先が硬化して鋭くとがっているのが特徴。指先が何かしらの色で染まってることが多い。遺伝によって変わる。
<近代脚(きんだいきゃく)>
人間を守る風習ができてから徐々に完成した悪魔の足の作り。人間に親近感を持ってもらうため、見た目を近づけこの形へ進化した。鉤爪、尖った爪があることな特徴。
<〇〇殺しの武器>
悪魔は羽、天国は目があればどんな怪我も回復できる。
それを無視して相手を傷つけられる武器の総称。
大きくわけて悪魔殺し、天使殺し、魂殺しの3種がある。
悪魔殺しの武器は、その武器で悪魔を傷つければその傷は二度と塞がらなくなる。
天使殺しは、その逆。
魂殺しの武器は主に公正型の悪魔が所持しており、首切り地獄で人間の首を切ったり、逃げ出そうとした人間の制裁などに使われる。
<羅闍(らじゃ)>
DEAR DEVIL内におけるSALVA.の別名。
正式名「轆轤天下子皇梨閻」。
冥界の歴史において、人間と天人の掛橋として存在しているもう1つの閻魔として存在。
それは冥界と下界を繋ぎ、より良い生死の意味を創りあげる。
冥界ではこれは一種の神話なので、存在は伝説。