Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    mmmuutoo

    @mmmuutoo

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 13

    mmmuutoo

    ☆quiet follow

    五に対して下心を自覚する世界線のこーせん伊がいても良いやろうがいというオタクの下心

    高専伊が、五に対して下心を自覚するのを見たい。
    初めは「怖いー。綺麗でかっこいいけどガラ悪すぎるー!ヤンキー……!!」って思ってたのに、ある日、意外と優しいなとか、汗が伝うこめかみとかに「え……」ってなっちゃって、自分の下心を自覚する伊。
    灰の件、夏の件があって、心が沈むのになぜだか身体は欲の発散を求めていて、ぼやんと顔が浮かんだのがあの美しい先輩。絶対ダメって思うのに手は動いて、組み手の時の近さとか香りとか腕の太さとかチカチカ浮かんで止まらなくなってあっさり出ちゃう。
    生きてきた中でぼんやりと恋をしたことはあったけど、他人をおかずにはしたことがなくて、初めてオカズにしたのがあの神の領域にいるような先輩で、自己嫌悪で死にたくなる伊。夏の件から任務に忙殺されている五をそういう目で見てしまっている自分。聖域を荒らしてしまったような気持ちもあるし、実際問題人を男的な欲望で妄想であっても相手を慰みものにしてしまった身勝手さに虚無感も覚える。
    自分が汚らしく思えて、そして身の丈にも合っていない自分の欲望に五との距離をとる日々。でも夏が離れてから人の心の機微に過敏になってる五としては気に食わない。
    避けまくられて焦りと苛立ちが募って「おい!!お前なんかあるんなら言えよ!!!」って伊を壁に追い詰める。
    壁ドンでぐっと距離詰めたところから見下ろされてパニックになる伊。
    「お前も辞めたいのか?でも硝子とか七海には普通じゃん。俺になんか文句あるなら言えよ!」
    「ちが、くて、その、僕はどうしようもない男で、だから……っ」
    「意味分かんねーこと言うなよ。要点まとめて短く言え」
    「そ、の、……僕に近付かない方がいいです」
    「は?俺を見くびってんの?」
    「違います……!僕がすけべな気持ちで先輩を見てしまってて……!!こんな男には近付かない方がいいんです……!」
    「……スケベ?」
    しばし沈黙。うわー!!馬鹿正直に言う?!気持ち悪がられる!って伊。
    でも五は純粋に聞く。
    「俺とやらしいことしたいってことは好きってこと?」
    「……え、いや、そういう感じでは……」
    何度か恋したことはあるけど、五に対してはときめきというよりは、マジで下心しか感じたことがないなと思い至り、伊は素直に「申し訳ありませんが好きとかじゃありません」って謝罪する。まじですみませんと思ってる。でもそれではいそーですかってなる男ではないのが五。
    なんか火がついて
    「ぜってー好きにならせてやる!!!」
    って少女漫画やら心理学やら読み漁って伊を落とそうとする五。
    そうこうしてるうちに伊の下心もなんか鎮火(追いかけるから追われるになってなんだか落ち着いた模様)して五と普通に接するようになるんだけど、五はそれを「俺に好意を持ち始めてるな」って思って満更でもない。
    「俺のこと、好きだろ?」
    「まあ、はい(お世話になってますので」
    「キスとか、興味ある?」
    「え」
    「なんだその顔」
    「きすとかは、その、妄想でもしたことがないので…」
    って伊は自分の下心妄想を思い出して苦笑いするけど、五は上機嫌になって妄想に先越される前にしとこって唇が触れる。
    柔らかい。あたたかい。まつ毛が長い。あまりに近い距離。
    びっくりしたし恥ずかしいしでぼんって音がしそうなくらい赤面した伊は泣きそうで、実際傷付いてて、嫌悪も見てとれた。手に取るように動揺が分かる。でもほのかに嫌悪以外の気持ちがあるのも分かった。
    細い、弱い、呪力と身体。でも芯のある男。入れ物である身体は少し力を入れただけですぐに壊れちゃいそうで、でも、その中身の心は決して折れなさそうで、そんな伊をぐちゃぐちゃにしたくなっちゃって、自分の中の下心を自覚した五そっからは伊を追いかけ回すのをやめた。


    「はー……僕の初恋の自覚はあのキスだった訳なんだよねぇ」
    「初恋と初キスの話が年少時じゃなくてそこそこの年齢で、かつまだ引きずってるの重過ぎるからそろそろ止めてくれ。どうにかしろ。なあ、伊地知」
    「いやぁ、なんのことだかさっぱり…」
    家入は年に二回はこの話聞かされるからマジで疲弊している。
    「ねぇ、そんな僕と今夜どう?」
    「飲み過ぎない限りそれはないですね」
    「飲み過ぎたらあるってこと?ショットでいく?」

    こっからワンナイトでもあってほしいけどこの五はめちゃくちゃ我慢強そうなので全然くっつかない。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖😊👍💋💋❤💗💘❤❤❤❤❤❤❤💯❤❤🙏❤💴🍆❤❤💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    mmmuutoo

    DOODLEこぉせん五伊地。五→伊です。伊くんが災難続きの日。
    潔高くんの厄日

     テレビをつければやれ最高気温更新だの海だの川だの。虫も人間も暑い暑いと喚いている。ここ、呪術高専も全く例外ではないが、木々に囲まれた山奥であるぶん、都会よりは随分と涼しいのだ。
     普通に過ごしていれば、であるが。
    「っは、が……!」
    「げ! 顎入った」
    「伊地知くん!」
     四時間目は伊地知は一人体術の自習の予定であった。しかし、任務帰りの七海が加わり、現地調査帰りの灰原も加わり、三人でかわるがわる身体を動かし続けていれば、この暑さで当然汗も滴り落ちる。そよそよと木々を揺らす風だけが救いである。
     今は灰原と伊地知の組み手中。七海はスポーツドリンクを飲みながら、それを観察していた。
     伊地知は灰原の蹴りに備えて腰を落として右に腕を構えて灰原の蹴りをいなそうとした。ふと、呪力で腕を強化しただけでは踏ん張りが足りず身体ごと吹っ飛ばされたのを思い出した伊地知は、足にも呪力強化を、と気を逸らしたのがいけなかった。細い顎に気持ち良くヒットした灰原のスニーカーは、骨を砕かん勢いで振り切られた。ずざざとグラウンドに横たわる一年生の身体はいつも以上にひどくちっぽけに見える。
    4339

    mmmuutoo

    DOODLE五さんの独白。映画を受けての小話。全くカプ要素はないつもりだけど、五伊地の人間が書いてるのでそういったエッセンスを感じるかもしれない。
    スーパーヒーローの手 あの春、呪術高専に入学したのは地味でひょろっこい眼鏡のさえない男子が一人だけだった。地方から上京してきたらしいそいつは、見るからに頼りなく、自信もなさげで呪力量もなければ術式もないし体力もない。それをカバーできるような器量もない。そんなやつだった。でも「五条先輩」って後輩から呼ばれるのは悪くなかったし、二年生の二人とは全く違うキャラクターの伊地知は一の力で突けば十の勢いで飛んでいくようなそこそこ面白いやつだった。
     春には七海たちの時みたいに歓迎会をして、京都校との交流会は伊地知がズタボロになってんのがウケて、お疲れさん会で遊園地に行って、任務と学生生活とをそれなりに楽しんでいたと思う。徹夜でゲームするんですか⁈ ってビビりながらもちゃんと言われた時間に僕の部屋にみんなで集合して、しっかりコーラ飲んでポテチ食べてた図太さに笑ったのを覚えてる。まさに青い春。実質学生としては最後の年、なにして過ごそうかって、そう思ってた。あいつらと顔を合わせるだけで楽しかった。
    2580

    mmmuutoo

    DOODLE映画をやっと観たので吐き出し。普通に感想と、そして五伊地七伊オタクとしての感想と。
    まずさぁ、げとくんがほんとに真面目なんだよなって。げげ先生はげとくんの離反後「彼は自分はこうあるべきだと自分に言い聞かせてた」的なことを言ってた記憶があるんだけど、ほんとに丁寧に自分の外堀を埋めて埋めてもうどうしようもない位置に自分を持っていくことで、自分の中にあった矛盾を抱える苦しさから解放されたかったんだろうなと思うとどうしようもなく切ない。ほんっとに真面目。九さんの言葉も引き金にはなったけど、灰が死ななければマジで離反はなかったと思う。思いたい。五のかいかぶりはあったし、それに対してちょっと休憩できるような甘えみたいなものをげとくんが持っていられれば未来は変わったのかな。切ないな。

    最後の写真見てたら、呪術高専という特殊な環境ではあるけれど彼らは本当に「高校生」としてサッカーしたり旅行行ったり文化祭のようなことをしてみたり、ほんとに青春してたんだなと思うと胸がぎゅっとなる。大人の術師ほど残酷さに鈍感ではなく、暴力性を持って呪霊を祓うことの意味や自分の弱さにぶつかったりしつつ、後輩や同級生とのあの一瞬とも言える高校時代を楽しんでいたんだなって。
    1289

    mmmuutoo

    DOODLEど下ネタだが(五伊地)キスの日と聞いて
    セックスはしないって条件で付き合ってもらえることになった五が「キスの日だからキスしよ」って伊とちゅっちゅしまくる。服めくろうとすると「だめですよ」って言う伊に「キスだけだから」って押し通す五。乳輪にキスしたり脇腹にキスしたりヘソにキスしたりやりたい放題。でも核心には触れない。妙な雰囲気と感覚に勃起してる伊。でもペニスには触れずに伊の下半身丸裸にしてけつの穴にキスして蹴り倒される五というお下品コメディ落ちの五伊地が見たい。

    五は、ほんとに嫌なら蹴れる人間でよかったーって思いながら一発抜いて、次は乳首にキスしたいなーって賢者タイムしてると良いよ。

    伊は伊で、舐めるとか手での愛撫とかなしに軽いキスの応酬で勃起してしまった自分に落ち込む。しかも、なぜだかキスされた尻の穴がむずついてしまい、これはだめだ!って風呂に入って身体を洗うんだけど、尻のむずつきをどうにかすべくボディーソープをつけた手でそこを洗う。そうするとソープの滑りを借りて指一本がすんなりおさまった尻の穴。様々な感情が込み上げるが、このことはぜっっったいに五条には言わないぞと違う伊であった(後日飲み会でうっかり口を滑らせてしまう)
    500

    recommended works