僕の隣にいるのは君がいい-人生でたった一度、焦がれる恋が出来るならそれでいいと思ってる
そして、その恋の枷が外れないんだー
学生の頃、ずっと大好きだった人がいた。
-天馬司。変わり者同士で変人ワンツーフィニッシュなんてあだ名までついた
それぞれの夢のために僕たちは解散の道を選んだ。
彼は、世界的なスターになるために。僕は、演出家になるために。
あの頃は、彼の本気を引き出せる演出家は僕だけだと自負していたー。
でも、今はもう違う。僕じゃなくても彼の良さを彼の魅力をあっさりと引き出してしまう人たちがたくさんいるー。
だから、僕の代わりなんていくらでもいる。
それは、仕方ないことだ。
君が活躍していく中で僕はー何も変われないままだ。
ずっと、君としていたショーが心地よすぎて
2389