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    はなねこ

    胃腸が弱いおじいちゃんです
    美少年シリーズ(ながこだ・みちまゆ・探偵団)や水星の魔女(シャディミオ)のSSを投稿しています
    ご質問やお題等ございましたらこちらへどうぞ~
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    はなねこ

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    某印刷所さんが期間限定で出されるセットがめちゃくちゃ可愛くて、衝動的に作ったながこだskbブックのサンプルです(サンプルにR18要素はなし/小説の画像です)。再録(加筆有り)と書き下ろしの短編集です。イシン8にて頒布予定です。

    #ながこだ

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    related works

    はなねこ

    DONE美茶謎展示のながこだSSその1です。緑衣でのあのひと言に妄想の火がメラメラ着火されました。先輩くんがダメダメです。
    こだきバニー アテンションプリーズ!
     説明はもう不要かもしれないが、これは例によって例のごとく、語り部を務めるわたし瞳島眉美が『神の視線』でお届けするエピソードである。

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     川池湖滝嬢は混乱していた。
     困惑していた、と言い換えてもいいだろう。
     なぜなら、本日のお着替えとして用意されていた衣装が、湖滝ちゃんにとって初めて目にする類のものだったからだ。
     早々に本筋から脱線するが、ここでお着替えについて解説しよう。
     年上の婚約者――咲口長広氏の自室で、ホームパーティという名の、ふたりきりのお茶会が開かれるようになって久しい(わたしに言わせれば、それはホームパーティではなくルームパーティだ)。
     当初は婚約者同士の親睦を深めるためのお茶会として始まったのだが、アフターヌーンティーを楽しむだけでなく、年度が改まってから先輩くんは、月に一度の割合で、湖滝ちゃんに『お着替え』と称した衣装を用意するようになった(お着替えなんて聞こえはいいが、わたしに言わせれば、要するにコスプレだ)。
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    recommended works

    あもり

    DONEシャディミオの年少期の幻覚話です。12話前、公式が何も出さないので、幻覚が熱を持ったので書きました。
    シャディクが孤児院に拾われる前は、雪国で過ごしていた幻覚設定があります。
    シャディミオ、というかシャディク+ミオリネみたいな雰囲気ですがシャディミオです。
    幻雪「シャディク、あんた雪って見たことある?」
     薄ら寒い大人たちの挨拶の猛攻を上手く抜け出し、外の廊下を歩いていた時のことだった。久しぶりにパーティで出会ったミオリネは少しだけ背が伸びていて、背中に流れた髪の毛が歩くたびに揺れている。前を歩く彼女が視線を向けた先は、無駄に大きい窓の外は無機質な鉄の要塞、時折常夜灯が点滅するのが見えるだけだ。夢見る天然資源は何ひとつ映っていない。

    「映像だけなら」
    「そう」
     彼女がわずかに肩を落とした。意地を張る癖のある幼馴染にしては、珍しいほど分かりやすい仕草だ。
    「……何かあったの、ミオリネ」
    「うるさい」
    「俺は君の質問に答えたよ」
     質問にちゃんと答えなさいよ、と先日の喧嘩で目の前の彼女から貰った言葉をそのまま返す。ミオリネも思い出したのか、ぴたと足を止める。意地が悪いのはお互い様だ。ただ、今日は随分と踏み込みすぎてしまったらしい。
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