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    こんなのを送って本当にすまない

    DミュFCアンケに回答した感想原作ゲームのストーリーが好きで、Dミュを第1弾公演から観劇しています。
    スタッフの方々にまずお伝えしたいことは、ドリミというコンテンツを続けてくださること、Dミュという素晴らしい舞台に落とし込んで、第2弾第3弾と公演を続けてくださったことへの、心からの感謝です。

    それは、こんなにも胸踊る物語に舞台化という形でまた触れさせていただけること、好きなキャラクター達が再び息づき、彼らに再会したような喜びをいただけたこと、ときに楽しくときに苦しい歌や踊りによって再構築された新しいドリミに出会わせていただいたこと、それらが私の日々の活力となり、元気をもらえるからです。

    たとえば舞台化が決まったとき、第2弾第3弾弾が続くと知った時には、観劇の日を待つ期間は楽しみな気持ちでいっぱいになります。
    公演を観終えて家に帰り、また毎日の仕事が始まるときには、舞台上で紡がれたゆめのようなひとときを思い出すことで、つらい時間が慰められます。

    何よりも嬉しいのは、Dミュがドリミという作品をとても大切にしてくださっていることです。
    俳優の方々が解釈され演じられたキャラクターの仕草のひとつひとつから、
    舞台を構成するあらゆる演出から、カンパニーの皆様が一丸となって作り上げられた舞台の全体から、作品に対しての真摯さ、誠実さ、たくさん考えて手をかけてくださったのだろうという愛を感じ、泣きたくなるほど嬉しくなります。
    そういった作品への愛や演出の工夫やカンパニーで積み重ねられた時間を思うと、いくら感謝を伝えても(チケットやグッズを購入しても)足りません。本当にありがとうございます。

    ドリミの好きなところのひとつに、一人の人間がこれから生きることやこれまで生きてきたことの、楽しく明るいだけではない、繊細な苦しみと痛みが深く描かれるところがあります。
    ミュージカルでは、明るい場面はとびきり明るく、痛くて苦しいところは残酷に突き落としてくれるのが大好きです。けれどその先で、痛みをともなった人生を、それでも生きてゆく希望を見せてくれるところがもっと大好きです。
    今回の公演では、明かりの灯った花を湊に次々と手渡してゆく場面が特に心を打たれました。
    生きることや、今まではどう生きてきてこれからはどう生きるのか、そういった話をしながらキャラクターの変化を描き、そしてそれを見た私たちが、彼らと一緒に苦しんだり痛がったり笑ったりして、生きていく今後の未来を愛おしく受け止めたいと思うようになる、そんな素晴らしさを感じました。

    第4弾公演も絶対に観たいです。
    何卒よろしくお願いいたします。
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    recommended works

    途綺*

    DONE🐑🔮//綺羅星の微睡み

    甘やかされてふわふわしてぼんやり眠くなる話。※実際にある睡眠導入法を軽くアレンジしています。
    「ふーふーちゃんのばか」

    足を抱えて小さく丸まった浮奇の声は、深く潜り込んだベッドの中でくぐもって響いた。ファルガーがドッゴの夜の散歩から帰ってきた直後という、浮奇にとっては有り得ないほど早い時間にベッドへ入っているのは低気圧に負けて痛みを訴える頭のせいだった。

    外の雨が強くなるにつれて突き刺すような痛みが徐々に強くなってきたこめかみをさすりながら眉根を寄せていた浮奇は、見兼ねたファルガーに鎮痛薬を飲むよう促された。当然の対応だとは分かっていたが昼前から痛んでいた頭は疲れ切って正常な思考を保てず、浮奇は鎮痛薬を差し出すファルガーの手を拒否した。ふーふーちゃんが抱きしめてくれれば治るだとか、脳みそを取り出して壁に投げたいだとか、キスして甘やかしてよだとか。とにかく悪態をついた覚えはあるが何を口走ったのか記憶にない。ただ、話を受け流しつつ浮奇の手を引いてキッチンへと向かったファルガーが唐突に顎を掴んできて、優しく重なる唇に安心したのと同時にぬるい水と薬が口内へ流れ込んできたことで浮奇はようやく正気を取り戻した。
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