卒業イベント覚書会場、ロゴと卒業イベント〜ありがとうモブサイコ〜と書いてある画像が映っている状態から曲がかかり開演、松澤さんが出てきてめっちゃ卒業って言われる。急にLIVE映像でせっちゃんが出てくる。
モブくんのプレートライト持っててかわいい。
楽しみ過ぎて準備が先に終わったから他演者さんを呼びに行きます！と行ってエクボボールを沢山持った籠を持ってまずは芹沢さん役星野さんのところへ。
星野さん何やってたか忘れてしまった…会場に持っていってくださいねとエクボボールを渡す。
次いで櫻井さんのところへ。相談所粗品ボールペンで今日のイベントについて書いていた、このボールペン書きやすいんだよ、何か書いてみてとせっちゃんに渡す。
ボールペン渡されたせっちゃん、じゃあワールドカップの日本代表の選手たちの名前を…とボケた後にモブくんの絵をさらさらと描く。かわいかった。

その手を離さないように握って歩いた汗が滴って首筋をつたった。
シャツにじんわり染み込んでいく。
「ったく、あいつどこで降りたんだよ一体…」
シャワシャワと都会のアブラゼミとは違う蝉時雨が入道雲と日差しを強調させていた。
「こりゃ携帯持たせてGPSで追えるようにしといた方が良いな…一時保護者として警察沙汰になるのはごめんだ…」
適当にこの辺だろうと当たりをつけて降りたバス停から次のバス停へと歩いていく。
あいつちゃんと日陰入ってんのかなって今更ながら心配になりながら重くなってきた足を動かす。
初めて出会った時には、これから面白いことが起きていくと、このチャンスを逃してはいけないと
そう思っていた。

ちょっと小屋みたいになったバス停のベンチにその姿を見つけた。