続　先輩とＡＶ「銀がな」
侑がそう喋りかけてきたのは、練習も終わり寮まで帰るその道すがら。前を歩く何人かとの距離は一メートルあるかないか。
「銀さんが」
「またＡＶ寄越してん」
思わず前方を確認した。誰もこちらを向いていない。ふうと小さく息を吐いて、侑に視線を戻した。
「はあ」
普段と変わらない表情で、今日の晩ごはん何かなの流れからどうしてこうなったと言わざるを得ない話題を何故このタイミングで振ったのか。日向には少しもわからなかったが何も返さないのもあれだろうと、何となく出した声は間の抜けた音になって空中に漂った。
「また一緒に見いひん？」
そして今度は言葉もなくただ隣を見上げた。きっとぽかんとアホみたいな顔をしていた。
あの、どうにも形容しづらい夜から一週間。お互いその事には触れず、しかし幸いにもいつもの日常が送れていたから無かったことになったんだと思っていた。

【影日】coffee, tea, or me“欢迎回家，影山大人。”影山才刚在玄关脱完鞋，一抬头就看见爱人穿着一件黑白女仆装从厨房探出头，蕾丝相间的短裙仅能勉强遮掩住臀部，走路时几乎可以看到摩擦的腿根，纯白色的膝上袜又太紧，束带将从巴西白回来的大腿勒出一圈腿肉，头上还戴着黑白猫耳发箍。

几近诱惑的画面让影山喉头一滚，随即又沈下面孔，“你这是在干嘛？”

“影山⋯⋯”日向讪笑，“别生气啦～我真的知道错了～”说实话他心里还真有些委屈，谁知道自己签名签到一半，会被兴奋过头的球迷扑上来亲了脸颊一口，偏偏自家男友正好在场，又恰巧醋劲大得要命，光是安抚他就不知道花了几天，甚至还没什么见效，他只能出这样的奇招。

见影山不语，日向又大著胆子单膝跪在他脚边，牵起他的手背落下一吻，“今天可以破例让你做你喜欢的事哦，”日向低头，眼神透过纤长的眼睫微微上挑，既纯又欲，“coffee, tea, or me”