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    miinaC_shiro

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    miinaC_shiro

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    OCについのメモ

    OCについてまず舞台。
    2つあり、その2つは同じではない。

    一つ目は私のOCの世界はのんびりとした世界。
    過去は国家(インナースロース作品のヘンリースティックミンだと政府軍位置)とテロ国家との戦いがあったが今はだいぶ落ち着いてテロ国家の残党が数名だけいる状態。
    そちらの方は地上組、と言っている。

    二つ目は天使と悪魔がいる世界。
    地獄の手前、煉獄の世界と、天使と悪魔が追放された現実世界の話。
    悪魔側は色々なボディカラーがあるが角は赤固定、天使側はすべて白色のボディと頭に天使の輪という外見である。
    天国と地獄は良好な関係である。
    クルーを殺したり罪を働いたものはその罪によって煉獄で罪を償ってから天国にいくか、そのまま地獄へ直行である。地獄では永遠の苦しみを味わうか、悪魔となって永遠に働くかどちらか。後者は人数が空いて地獄の主から声が掛かった時だけ希望ができる。悪魔として生まれ変わるときはすべて1から、つまり赤子に戻るのだ。
    そちらの方は天国と地獄組、と言っている。


    全員成人済み→親に認められる、一人前になる、孤独になる。それらすべてこの世界では成人判定。
    クルーorインポスターorシェイプシフター→基本皆クルーメイトだが、一部指定されている(カルド、J、ウィン、獄卒長とその弟子ハーデー。寄生生物が乗っ取ったクルーは日に日に大きくなる設定)
    クルーの子たちはゲームと同様インポスターにたまになったりする。
    基本死んでもゲームと同様リスポーン、確実な死は未だ原因不明…

    -------------------------------------------------------------

    【地上組】

    ジェルベーラ ♂(おじさん) 赤色
    みんな大好きジェルベーラおじさん。植物が大好きで植物愛が重たくて狂ってるよ!!
    昔、テロ国家で生まれた戦争孤児。母親と父親は既に他界。まだ言葉も喋ってはいなかったジェルベーラを保護したのは国家軍のいずれジェルベーラの上司になるクルーメイトだった。その時にガーベラの花を持っていたのでジェルベーラと命名。
    男に囲まれてむさくるしい基地で育つが皆優しく厳しかった為、ジェルベーラは突撃第一部隊隊長にまで上り詰めた。
    慈悲は無用。戦場では命令に従順。まるで戦闘マシーンのよう、全てクルーではなくモノのように仕分けていく。国家に歯向かう邪悪なものはすべて排除した。
    ある日戦場にある一凛の花を見て、心を動かされる。
    これからは生を奪う者ではなく、生を与えるものとして生きようと。
    孤児院からポルペッタを引き取り、ある日野垂れ死にそうなチカを救い、仲間外れだったラメットを養女にし、行き場のないスファレを救って家に住まわせ、日々平穏に過ごしている。
    趣味は植物に関わるもの全般、特に最近はポプリやブレンドティーを作るのにハマっている。花屋を持っているが育てている植物たちは娘同然なので売らない。
    暗殺対策の為、毒草なども食べている。その為かジェルベーラの体は毒と抗体が詰まっている。
    待ち受けているのはすべてと和解した後の老衰エンド。


    チカ ♂(おじさん) 灰色
    通称ヤブ医者おじさん。サングラスは必須、素顔を見ると殺されるぞ。
    本名はチカトリーチェ。チカは裕福な家庭で育った、チカと兄は産まれたころから勉強を強いられ、優秀な医者だった両親は同じく医者になって欲しいと強制的にわが子の道を自分通りに進めていた。兄はその通りに育ったが表に出さないだけで自分の意思はしっかりと持っていた。チカはその両親と思い通りになっている(と思っていた)兄に反抗し引きこもりになっていく。ある日、兄から宇宙でとんでもなくすごいプロジェクトがあると聞く。兄の助手としてチカを推薦したがチカはまだ反抗期が続いていた。
    その日のうちに家でを決行。途中野垂れ死にそうになるがジェルベーラに助けてもらう。両親や兄に泥を塗るという目的でヤブをやっているが効果はなし。
    まもなくして自分の医院を持つがめちゃくちゃな事を言うため、よく壁に落書きをされている。店のレビューも死体安置所となっている。
    という適当さだが、本当はものすごく頭がいいのである日持ち込まれてきた死体から一号という命令に従順な個体を作った。チカのラボには一号とチカの他に2体住んでいる。見た目は怖いけれども意外に女の子に人気なおじさん。


    ポルペッタ ♂(若造) オレンジ色
    激マズ料理人。まずいは禁句で、言ったら次の料理にされる。
    ポルペッタは産まれて幼少期までは父と母に囲まれて育った。父はポルペッタと同じく料理人で国一番を争うくらいのベテランのシェフだった。忙しい日々に母は呆れかえってしまい、父とポルペッタを置いて離婚し出て行ってしまう。
    父は料理の基本をポルペッタに教え始めたが、そんな矢先、重要人物が乗ったエアシップにて専用のシェフとして搭乗しないかという誘いが来た。
    もちろん返事はOK、父はポルペッタと一緒に搭乗してしまう。インポスターのいるエアシップに…。
    重要人物も殺され、父親も殺され、ただインポスターにおびえるポルペッタ。運よく助けに来てくれたハチマキをした青色のクルーメイト(実は一号の元となったクルーメイト)と一緒に脱出する。
    そのエアシップは父もろとも海へと沈んだ。
    それからポルペッタは孤児院に一人残されるが、たまたま寄付に訪れたジェルベーラに保護されていった。その後はよく趣味として料理を作っているが味も見た目も最悪。
    その後ネーヴェと出会い、一目惚れし、結婚する。
    相変わらず料理が下手なのでネーヴェをかわいそうに思ったかカルドが料理を教えて上手になるがそれはネーヴェにだけである。最近Jという弟子ができたがあまりの皿の余白の余り具合に頭を抱えている(おしゃれな料理なだけである)

    ネーヴェ ♀(若い) 白色
    言葉が拙いかわいいクルーメイト。インポスター時が特徴的で舌が分厚くてとても美味しそう(ポルペッタ調べ)
    最初こそ記号混じりでしか発音できなかったが、最近はポルペッタのおかげで話せている。
    カジノ経営者のマフィアの父(白)と母(青)との間に産まれる。父は娘たちを溺愛するあまり、自由に育ててしまった。角を付けているのは強く見せるため、父が付けさせている。父の遺伝が強いのか姉妹たちはすべて白色。
    自由奔放に生きるため、ある日ジェルベーラの家に侵入。アライグマのようにゴミ箱をひっくり返して食べ物を漁っていたところジェルベーラに捕まってしまう、そのまま住み着くがポルペッタにお気に入り判定され、なんやかんやあって最近結婚した。


    一号 ♂()  青色
    元死体。国家研究所で数名殺害され、検死の為に色々回されたが犯人が特定できずチカ医院へと運ばれてきた。その頃にはほぼ腐りかけていた。
    ちょうど助手が欲しかったチカは本気を見せる、半分切り落とし(ポルペッタが嬉々として回収していった)、電子回路を組み込み、神経と融合しとてつもなく知能が高いロボットクルーを作ってしまう。バイザーの機械側で感情を表すこともできるし録音と録画機能も満載。Goo●le検索もでき、非常に優秀。チカの命令には従順だがその他の命令に対しては適当にあしらう。
    食べ物は食べない、全てガソリンで栄養を補ってる。
    正体:ポルペッタを助けたハチマキの青クルー。国家研究所では違う姿の警備員、この世界の平和を守るために正体を隠してひっそり活躍していた正義の味方だったが誰かさん(カルド)には敵わなかったみたいだね。その記憶はもう全く覚えてはいない。

    カルド ♂(おじさん) 紫色
    この世界のヴィランズ側の一体。だがそれも一つの正義、この世界の第二の主人公。
    カルドは生前テロ国家のマニアックな武器(古代の鈍器や最新のレーザー銃まで)をも取り扱う屋として働いていた。武器は向けるものでは無く守るもの、カルドにとって武器はそういうものであり、テロ国家組織に目を付けられずに日々を平穏に過ごしていた。しかし、彼は世界の武器ネットワークの中心にいた重要人物であった。
    天国から落ちてきたへっぽこ無能白天使の妻がいた。
    妻は正体を隠して、とりあえず自分を守るものを手に入れなければと思い、カルドの店に立ち寄る。その店の狙撃訓練をカルドから手ほどきしてもらう。そのたびに徐々にお互い惹かれて行き、結婚して子供を儲ける。普通天使に好かれると幸せなバフが付くが妻は天使の中でも稀に産まれる無能だったので何もつかず。ある日、テロ国家組織がカルドの店を訪れる。妻と子を人質に取って。
    「お前の武器と知識を渡し、我々に従え。その条件で妻と子は殺さないでおこう。」
    そうしてテロ国家の一員になってしまい、妻と子を解放してもらうために命令に従う。
    だが、ある日ジェルベーラと対峙してしまう。国家に歯向かうテロ組織として呆気なく撃たれてしまい、カルドとしての命を失う。だが、それを見ていた寄生生物が咄嗟にカルドの体に入り込んで融合する。寄生生物はゆっくりカルドのこの想いやDNAやしぐさ、考え方や口調などすべて取り込んでいった。
    融合している中、その死体を妻と子を連れたテロ国家の一人が確認にきた。死んだのならもう用済みだと言われ、カルドの目の前で妻と子も射殺。
    寄生生物…偽物のカルドとして目覚めた彼が目にしたものは相当ショックなものだった。そのショックから自分の名前を忘れ、復讐に駆られてしまう。
    俺が殺されなければ、妻と子は死ななかった。その想いだけでジェルベーラを追い、ジェルベーラに関する情報を手に入れるべく、国家研究所を襲い、たくさんのクルーを殺した。その中にチカの兄や一号の元のクルーメイト、元国家軍の通信部隊にいたクローバーがいた。クローバーを殺したときに少々…いや、だいぶ拷問して情報を聞き出そうとしたが吐かなかったため、寄生生物が二つに分裂し、クローバーの中に侵入。データを取り出しまたカルドの中に戻って融合したところ、カルドの中身にクローバーの人格もできてしまった。この時点でシェイプシフターとして進化する。
    漸くジェルベーラの元にたどり着いたが悪運すぎて全く殺すこともできない。Jというヤツに好かれ、長年付きまとわれたが漸くバディとして認め、国家研究所で捕まえた寄生生物を埋め込んでいる。ネーヴェには娘の面影を感じ、優しくしているようだ。
    だんだん物腰が柔らかくなっている、奥底で本当はジェルベーラが悪くないと思っているのか…いや、まだそれは考えられていないだろう。
    最期は老衰のジェルベーラと和解して花屋を引き継ぐエンド。シェイプシフターの寿命は長い。

    クローバー ♂(お兄さんとも見えるしおじさんとも見える微妙な年齢) 黒色
    元国家の通信部隊の天才。機械オタクであり、映画オタクでもある。
    産まれも平和な街、裕福な家庭で生まれた。根っからの秀才であった彼は大学を卒業した後、進んで軍隊に入る。
    通信部隊ではジェルベーラの率いる突撃第一部隊などを支えるために様々な指示を出す。徐々にジェルベーラに惹きつけられてファン第一号になったクルーメイト。ひっそりジェルベーラの写真集(と言っても隠し撮りだが)を持っている。
    食事もハンバーガーやドーナツなどカロリーがすごいものを食べるので他と比べてむっちりしている。それに通信部隊は座り仕事でメタボが加速した。
    退役したジェルベーラを追っているところ、カルドに捕まり拷問を受け、死亡。
    その際にカルドから出た寄生生物に蝕まれ、情報を抜き取られている。
    今はクローバーだと思い込んでいる一匹の寄生生物がカルドの中で生きている状態。
    実況が得意でポップコーンを食べながらスポーツ観戦や映画を見ているため最近さらに太ってきた。その事を最近カルドから指摘され怒られている。Jとは最初は仲が悪かったが今は少し仲良し。

    ミーテ ♀(若い) ローズ色
    広い空に憧れた高所恐怖症の女の子。
    平和な村で育ち、モーヴィスという虫型のペットがいる。
    静電気をため込んでしまう性質があり、成長と共にその力も強くなっていった。
    それを診るためにチカのラボに来たが原因は不明、そのままラボに住み着いている。
    一号といい雰囲気になっているが一号は電気が苦手、いつもバチバチにさせられている。小悪魔的な可愛さがあるがインポスターになると電気系統を一瞬でオフにし、リアクターも通信もその他諸々ダメにできる凄腕インポスター。

    ラメット ♀(若い) ライム色
    ミラHQに棄てられていた若きクルーメイト。…正体は半インポスター。
    母親が狂暴なインポスターであり、目の前で母親の処刑を見ている。
    その為、ラメットもインポスターなんじゃないかと皆近づかなかった。仲間外れにされたラメットはミラHQのグリーンハウスで過ごすのが一番落ち着いた。唯一の友達はグリーンハウスの植物やお花だった。他から見つからないように、植物に擬態するように葉っぱを頭に飾った。そこでは度々、母親を思い出して泣いている。
    もう誰も信じないぞと決めたがジェルベーラに拾われて娘として育ててもらっている。
    スファレとは仲良し、なぜか爆ぜない(というのもラメットの心が植物寄りな為)

    スファレ ♀(若い) バナナ色
    呪いがかかったクルーメイト。先祖は有能な警察官。インポスターを次々と撃ち、追放し、英雄だった。……が、インポスターから呪いを受けてしまう。
    お前らもこの苦痛をあじわえ。
    目の前でクルーメイトが爆ぜる呪い。爆ぜたクルーメイトは数分後にリスポーンして戻ってくるが、当然インポスターではないのに疑われるし、危うく追放されかけて先祖は孤独に過ごす。
    だが、その先祖も愛を知り、子供を儲けるとその子供へと呪いは引き継がれた。
    戦争が終わり、国家研究所ではようやく研究らしい研究が行われていた。今まで手が付かなかった原因不明の病気やインポスターについて、遺伝子の研究なども盛んに行われるようになった。スファレのこの呪いも原因解明のため、小さいころからずっと幽閉される。
    誕生日が何回も過ぎた、その度にここまで生きたと安堵する。誕生日ケーキにはいつも大好きなサクランボが乗っていた。自分もサクランボの飾りを乗せて可愛く着飾る。
    だが、もう出られないと分かっているからこそ、自分の人生に絶望したスファレ。
    食事の時に出されるナイフを自分の首に当てた…その時、国家研究所にけたたましく警告音が鳴り響いた。すべての扉が解除される。いつも見回りに来るセキュリティーのクルーも来ない。
    躓きながらもスファレは国家研究所から逃げ出した。食事も摂らずにふらふらと歩き回っていたらジェルベーラと衝突、ジェルベーラは爆ぜるがまた戻ってきた。その爆ぜた瞬間の痛い思いも残ってるはず…怒られると思いバイザーを瞑るが、差し出されたのは優しい手だった。
    ラメットとは仲良しで姉妹みたいな関係。

    J:本名●●●● ♂(若い) 茶色
    ヴィランズ側。
    テロ国家出身。両親は組織の思想に酔狂し、J諸とも自爆する気でいた。
    それを見通した、ジェルべーラの元上司は素早く両親を始末。
    そのまま戦争孤児として、真実を知らぬままJは孤児院に送られる。
    Jは猛勉強し、優秀な科学者となり国家研究所でひっそりと両親を殺したやつを手っ取り早くバレずに暗殺する方法としてありとあらゆる毒を作る。自分自身も抗体を作るためにその毒を飲んだり飴にして舐めているがたまに高熱を出して寝込んでいる。
    趣味は料理、とてもおしゃれな料理を創作するのが日々の楽しみ。普段は科学者としてゴーグルを頭に被っているが、なにもしないときは眼鏡をかける。
    とある日、ある人物(カルド)が国家研究所に侵入し、数名を殺害した事を知る。Jはその人物(カルド)について調べ、目的は違うが同じく自分と復讐を持った者として尊敬し始める。漸く、カルドと出会うことができ何回もバディに誘い、何回目かでようやくバディになってくれた。その時にカルドが国家研究所から持ち出した特殊な寄生生物(宿主の自我を保ちながらも寄生できるDNAを組み替えられた特殊な寄生生物)でインポスターとなる。
    当然カルドは名前を忘れているため、Jはその名前を呼べない。代わりに死神さん、と呼んでいる。今着ている白いスーツはカルドが新調してくれたもの。
    Jもジェルベーラの命を狙い、少しでも近づくために暗殺者としてポルペッタの元へ弟子入り。その時は服を脱ぎ、コック帽のみとなる。よくポルペッタに余計な事をされるため、表に出さないようにキレている。
    インポスターになってからはクルーの肉しか食べない美食家に。Jから出される料理には注意が必要だ。毒が盛られてるかもしれないし、もしかしたら仲間の肉かもしれない…。
    クローバーとは最初は尊敬するカルドの中に寄生する邪魔者だと思っていたが徐々に仲良しに、たまに料理を振舞っている。…もちろん普通のね。
    Jは両親の真実を知ったら暗殺者を辞める、しかしカルドの事も理解できるしジェルベーラの事も理解できる。どっち側にも付かない和解エンド。

    ウィン:Ƿ ♀(寄生生物としてはお姉さん、体としては若い) 黄色
    ウィンはもともと寄生生物だった。国家研究所の遺伝子研究ラボの中でDNAを組み替えられた他の寄生生物と共に過ごしていた。
    だがウィンだけは違った、皆はクルーメイトを都合のいいおもちゃだとか遊びの道具としか見ていなかったが、ウィンだけはクルーメイトが大好きだった。
    それに毎日お世話をしてくれる博士(チカのお兄さん)と呼ばれる青いクルーメイトが大好きだった、優しく触れて来た時に恋をしてしまう。
    博士は特別にウィンに名前を与え(Ƿはルーン文字で、黄色、幸せ、喜びという意味がある)、種族は違うけども愛をゆっくりと育んだ。
    博士は、クルーの世界ではオシャレも必須なんだ、とクマ耳のカチューシャをウィンに着けプレゼントする。ごはんのマナーや、挨拶、なんでもかんでも教えてもらった。
    大好きだよ、とお休みのキスをもらったその夜。
    博士は帰らぬクルーとなった、国家研究所に侵入したカルドに殺されて。
    何とかゲージから抜け出し、大好きな博士に寄り添う。ずっと飲まず食わずで寄生生物としての死を待つのみか、博士の愛したこの世界を生きて愛し続けるのか。
    ふと、遺伝子組み換えをした核がない無精卵があったのを思い出し、ウィンは生きることを決意。その卵に入り、核となり、成長を続け、善きインポスターになって生まれ変わる。
    ウィンはDNAを組み替えられているので力そのものが強い。おしゃれだけれどもそのおしゃれを殴り棄ててまでクルーメイトの為に戦うインポスター。
    ちなみにJの中に入っている寄生生物とはお互い遺伝子を組み替えられているが分裂した兄妹。お互い気づくまでちょっとの時間がかかる。
    最終的にチカのラボにたどり着いてそこで皆に囲まれながら過ごし始める。チカが博士の弟だとは未だ知らないウィン。
    インポスターだとは隠してはない、皆そのままを愛してくれるから。


    【天国と地獄組】


    Σ:シグマ ♀(︎︎若い) 黒色→白色
    元悪魔だが見た目が天使の子。
    欲望だけで楽しく生きている、お金大好き。
    ある日同胞殺しをしてしまった天使(オメガ)と姿を交換している。これも楽しそうだからという理由で、特に理由はない。
    悪魔の中では下級中の下級、精(※精液でもあるがそれに含まれる力のようなもの)を取らないと生きていけない。
    煉獄で罪償いのクルーをつまみ食いをしていたが獄卒長に見つかりお仕置&出禁。
    ≪生前≫ (大罪:強欲)
    シグマは家なき子でいたずらっ子だった。家も親もない子のコミュニティで育つ。
    しかし本気で悪いことや罪深い事はしないような優しい子だった。生きていくために馴染みの店でパンやリンゴを盗み、すぐバレてはその店で無償で働かせてもらっていた。店主もしょうがないなと寛大だった。
    ある日コミュニティの子がお金持ちの家に財宝ほしさに屋敷に火を放つ計画をする。ボヤで済ませる、という言葉に信じられなかったシグマはその子の後を付けた。目の前には炎に包まれた屋敷、財宝をたくさん抱えた子が走りながら屋敷から出てきて少量の財宝と燃えカスのマッチをシグマに渡す。
    お前にやるよ!
    これっぽっちの金と偽りの友情でこんな大罪を擦り付けられたのだ。
    熱い……どうしよう、動けない、逃げないと、でもなんで逃げる?
    戸惑っていると命からがら逃げ出してきた屋敷の主があとから出てきた。煤だらけで皮膚が爛れている。その手には息を引き取ったばかりであろう小さな子供のクルーがいた。
    お前だ!お前のせいだ!お前のせいで俺の妻と子供は!!
    シグマはその声で動いた、ひたすら逃げるしか無かった。
    その炎が屋敷から家へ、家から街へ……その一帯を容赦なく燃やし尽くした。
    その後、シグマはその屋敷の者の証言で死刑台に上がった。真実を隠し、その子を止められなかった罪を背負って。
    煉獄を通り過ぎ、最下層の地獄へと来る。そこでシグマは冤罪だと地獄の主は知る。普通地獄では永遠に苦しむか悪魔になって働き続けるかだがシグマは冤罪だ。天国行きになろうとした所、シグマはこのまま悪魔になって働き続けることを進んで望んだのだ。これも好奇心からである。

    Ω:オメガ ♂(若め) 白色→黒色
    オメガは謎多き天使だった。天使は集まって行動し善い魂を迎えに行くが、オメガはよく単体行動ばかりしていた。口数は少ないがとても優しくて純粋だった。
    天使はそのクルーの生から死の様子を垣間見える。
    それ故、同胞は大きな罪を犯すであろうクルーメイトを最初からいなかったことにしようと提案した。相手はまだ純粋無垢な子供だ。それを追いかけて止めようと軽く押したところ、同胞は転んでしまい、打ち所が悪かったのか血が止まらなくなってしまう。オメガは必死に止めようとするが結局息を引取ってしまった。
    もう天国にも帰れないし、帰ったところで同胞殺しという者は消滅させられるだろう。
    その時、血まみれの姿を悪魔に見られる。
    「天使のくせに殺しなんてやるじゃん!!!」と声を掛けてきた。理由を話すとその黒い悪魔は納得してくれたが次に提案してきたのは姿を交換しようというものだった。追われる心配もないし、オメガは了承した。
    それからは姿を交換した悪魔とお互い身を寄せ合いながら地上で必死に生きている。
    悪魔の魔力の副作用として、日々体が大きくなっている。

    Α:アルファ ♀(若め) 赤色
    クルーメイトがいなくなったポーラスに住む悪魔。シグマと同じくつまみ食いのし過ぎで煉獄から出禁を受けた。
    力はシグマより上で精を摂取しなくても生きていけるが栄養不足みたいなものだ。
    人目を避けていて悪魔の角も自分で変えている。びっくりしたり力がゆるゆるになると角が戻ってくる。
    クルーメイトが好きだが出禁にされたショックでだいぶ落ち込んでクルーと関わらないように自らを縛っているらしい。シグマにごはんやらいろいろ運んでもらってきている。
    よくシグマとどちらが可愛いか喧嘩したり、どちらが年上(アルファの方が上だがシグマからしたら少ししか変わらない程度)か喧嘩したりするが生前故。
    ≪生前≫ (大罪:嫉妬)
    きょうだいの中で1番上で、一体だけ違う父母だった。ある日きょうだいの父が長旅から帰って来て継母と一緒に暮らすがアルファだけは可愛がって貰えなかった。ひたすら家事を命令されてこき使われる召使いのよう。長い月日が経ち、手はボロボロになり、着ていた服は継ぎ接ぎに。
    アルファはきょうだいを羨んだ。‬
    お継母さん、お継父さん、嘘でも可愛いって言ってよ。私も愛してるって言ってよ。私が1番上のお姉ちゃんなのに。……羨ましい、許せない。
    ある日、自分の大切な物をあげる代わりに、願いを叶えてくれるインポスターが各地を回っていると聞いた。
    アルファはなんとからそのインポスターを探し出し、自分の命と引き換えに、家族全員の命をそのインポスターへと差し出すのであった。

    獄卒長(本名Υ:ウプシロン) ♂(若いがおじさん寄り) タン色
    ウプシロンは悪魔として生まれ変わり子供の頃から獄卒長を目指していた。猛勉強して煉獄の成り立ちやその仕事を学び他の悪魔よりも優秀な獄卒だった。
    当時の獄卒長から認めてもらい、次の獄卒長として寄生生物を埋め込まれている。
    寄生生物に自我を飲み込まれることなく、悪魔としての力で抑え込んでいる状態だ。
    何百年か何千年が経っているので日々体は寄生生物によって成長している。
    趣味は拷問、クルーの悲鳴が大好物。
    ちなみに本の読みすぎで眼鏡をかけ、バイザーの下に隈がある。
    ≪生前≫ (大罪:色欲)
    生前の獄卒長は愛妻家で仕事も優秀で子供はいないがとても充実した生活だった。
    ……が、ある日突然妻が自らの命を絶ってしまう。
    原因は周りからの嫉妬で根拠もない噂を立てられ、妻が女どものコミュニティーから追い出されいじめられたのが原因だった。その噂は誰が言ったんだ、発端は誰だ?復讐してやる。
    一体一体、自然に近づき、偽りの愛を囁き、口説き、抱き、真実を聞き出した。
    真実を言うやつは生きていることを後悔するまで吊り下げて拷問した。
    そして、最後の主犯を見つけた時は最も惨たらしい拷問を与えた。
    そして自ら自首し、罪を認めたのであった。
    供述通り、拷問部屋を調べると惨たらしい死体が何体も吊り下げられていた。それを見たクルーメイトの警察官はあまりにも酷い死体にその場で吐いたらしい。
    処刑台に上がったウプシロンは思い残すことはない、と穏やかな顔をしていたそうだ。

    アビィ(本名Δ:デルタ) ♀(若い) 未実装カラー、ポーラスに隠れてる白に近いクルーの色
    アビィは役職名…所謂座の名前である。今は獄卒の中のアビィという座にデルタが就いている…というわけだ。呼ぶときはアビィでもデルタでもどちらでも気にしていない。(現代で言うと●●大臣と呼ぶか名前呼びかということだ)
    主な仕事は罪償いを完了させたクルーメイトの送迎とその書類を書くこと。その時だけ周りの天使たちを怖がらせない為に天使に変装している。
    あとは現世に赴き、罪をこれ以上犯さないように警告しに行くことだ。
    アビィは可愛らしくて他の獄卒よりかはすごく優しい。が、二面性を持つ。
    好きや愛してる、は禁句。生前は愛に振り回された故、ミンチにされる。
    ≪生前≫ ‪ (大罪 :憤怒)
    アビィはお金持ちの1人娘だった。
    繊細で優しくて心も清らかな誰もが羨む綺麗なクルーメイトだった。何回もプロポーズを受けたがどれも地位や名声を手に入れたいだけのクルーメイト達でアビィは1回も頷かなかった。ある日街で出会ったクルーメイトと密かな恋人になる。そのクルーは地位や名声もそんなの気にしないよと、手を取ってくれる優しいクルーメイトだった。
    しかし、父の事業が傾き始め、同じくお金持ちのクルーメイトとの政略結婚をさせられそうに。
    こんなの嫌!と、恋人と家を抜け出す。
    ……が、手が離れる。その恋人も、地位や名声が欲しかっただけだった愚かなクルーメイト。
    裏切られた怒りで護身用のナイフで彼を後ろから何度も刺した。原型が無くなるほどに。
    もう信じるものか、周りも偽りの恋人だらけだ。
    みんな騙される前に私がこの手で……。



    他獄卒のハーデーとフェルノはまたちゃんと登場したらor気力があれば書きます。
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    💖💖💖💖💖💖💖🙏😭💖💖💖
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