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    呪・五悠
    YoI・ヴィク勇

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    ※wj 本誌読んだ人間の現実逃避
    ※ネタバレに近いものは全て敢えて伏字になってます。
    ※※※※※※※※都合のいい夢

    五悠逃避行 5P

    #五悠
    fiveYo

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    reikpic

    DONE診断メーカーで出た結果で書いた、呪専五悠。
    「小さな嘘をついた」で始まり、「今なら伝えられる」で終わる物語。
     小さな嘘をついた。
     特段バレても他愛のないものだ。虎杖にとっては、という但し書きが必要ではあるが。
    「俺だって、キスくらいしたことある」
     どうせ女性経験などないんだろうと茶化されたことに腹を立てた虎杖が、ムッとへの字に曲げて放った言葉だ。
    「は?んだよそれ」
     ご機嫌だった五条の機嫌が急降下して、予想外の反応に虎杖の目が大きく開かれる。
     思っていた反応と違う。と、虎杖は無意識に一歩その場から後ろに後退る。あまりにも五条の感情の発露が激しすぎたせいだ。
    「生意気なこと言ってんなよ」
     また一歩、虎杖が後退ると、トンっと背中に壁があたり逃げ場がないことを伝えてくる。
     五条の長い足がその感情のままに虎杖の腰横の壁に叩きつけられて、みるみるうちに虎杖の顔色が青くなった。
    「んむっ」
     知らず力の入っていた虎杖の唇に、五条は噛み付くようにキスをした。いきなり近づいてきた美貌に思わず目を閉じていた虎杖は、何が起こったのかよくわからないといったふうにぼうっとした顔で、数回瞬きをくり返す。
    「お前はこれがファーストキス」
     異論は認めないとでも言うように、五条はニヤニヤと茶化したときと同じよ 532