「みてママーーー!」
「ん?どうしたの?」
「パパとおそろい!」
「えっ」
「えへへ、かっこいいでしょー!わたしもきしおう!」
「ふッ、流石我が娘だな。だが騎士王の座を与えるにはまだ早いぞ。」
「えー?」
「いいか、騎士王になるためにはドラゴンを倒すんだ!」
「わかったー!」
「……」
「シンラ?」
「ママ?」
「うちの子がかわいいっ……!!」
「ほんと!」
「おい、俺が結んでる時と反応が全然違うじゃねェか。」
「いやだってアーサーはもうタマネギにしか見えないし……」
「失敬な!俺は騎士王だぞ!」
「だぞ!」
「うちの子マジ天使!……えぇ……なんでこんなにかわいいの……?」
「お前ほんと激甘だよな。」
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