Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    mi3anemone

    色々模索の練習中。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 30

    mi3anemone

    ☆quiet follow

    だいぶ前にかいたリオくん。

    Tap to full screen (size:3023x2314).Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    ashn__k

    DONE刑桐が死体を埋めに行く話

    二次創作始めてなので何もかも許されたいです

    支部に加筆修正したものをあげました🙋
    「ヒマか?」

    数年ぶりの電話にも関わらず、淡々と待ち合わせ場所を決めるアイツの声を聞いてようやく手の震えが止まった。


    人間をはねた

    いや、正確に言うと人間の方から当たってきたの方が正しい。

    ここ数ヶ月、誰かにつけられている気がしていた。昔買った恨みか、最近の仕事絡みか。心当たりは幾つかあったが、こちらから動く程でも無い。相手の出方を待てばいい。どっしりと構えていたつもりが、まさかこんなことになるとは。

    仲間が出てきて警察を呼ばれるんじゃないかと思ったがその様子も無い、俺は仕方なく肉の塊と化したそれを引きずってトランクへと押し込んだ。




    「で、ムショに世話になる前に俺に一言挨拶ってことか」

    最後に会ったときと比べて幾分か目つきが鋭くなっているものの、やっぱりアイツは変わっていなかった。メガネを指で押し上げる仕草も懐かしい。

    「ちげぇよ、処理したいんだよ」

    「死体をか?」

    流石生まれも育ちも悪いやつ、話が早い。

    「あるだろ山、こういうときの為に」

    俺の幼なじみ、兼元恋人の刑部斉士はヤクザの血筋だ。今は鬼龍会の息がかかった会社で社長をしているがゆくゆくは継ぐだろ 2597

    ukiistok

    DONE高2の時の刑桐幻覚。刑部さんが旧スタオケに加入して横浜へ通うことで桐ケ谷くんと会う時間が減ってそうだな。たまに会えたときは甘い時間を過ごしていたらいいなという妄想。寛容にご覧ください。
    ブランク――桐ケ谷?全く、久しぶりに学校へ来たかと思えばこれか。
    名前を呼ぶ声と、嫌味たらしい小言が不思議と懐かしい。机に伏したまま、桐ケ谷は近づく足音に耳を澄ませた。
    こいつと二人だけの時間というのは久しぶりな気がした。別に喧嘩をしたわけでもないし、疎遠になったわけでもない。ただ、お互いそれなりに多忙だったのだろう。
    特に刑部は、生徒会や家の事で駆り出されているにも関わらず、近頃は横浜まで足繁く通っていた。刑部にスターライトオーケストラという学生オケから声がかかったのはこの春のことだ。学校経由での誘いだったこともあり、優等生の面を被る刑部は断れなかったのだろう。「せいぜい楽しんでくるさ」と自嘲気味に笑う横顔を見た夜から三ヶ月ほどが経つ。そのオケは界隈でも名が知られていて、週末などはホールで演奏会なども行っているそうだ。どこにそんな時間があるのか全く理解できないが、忙しくしている方が性に合っているのだろう。
    1857