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    @u_oyue

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    ムーサ 秋、友枝さん(R).

    先日抱かれた男性とは違う香りと触り方だ、と思った。

    座った状態で少し息苦しい程抱きしめられ、友枝さんは私に顔を寄せようとし、途中でピタリと止まった。
    その唇は私のそれには重ならず、首筋に降りていき、息がかかったかと思うと軽く食まれた。

    向き合って座ったままぎこちなく着物とシャツを脱がす彼の指先を見る。

    どうも私はこの様な時は相手の顔を見るより、指先や重なった肌を見てしまう。
    それは感じている自分を見られるのが恥ずかしいのもあり、相手の反応を見るのが怖いせいもある。
    たどたどしい両手が左右の胸を揉む。
    さわさわ触れたり、頂を摘まれたり、その手は形を変え、私の胸を堪能するように動いた。
    たまに強く揉まれた場所が痛んだが、それもゆっくり込み上げる快楽の奥に消えてゆく。

    少しづつ息があがり、声が漏れる。
    その度に触れる指と掌はリズミカルに動き、やがて体育座りのように座っていた膝を割られた。
    袴を脱がされた後につぷり、と秘部に指先が入る。ビクリと反応した時に心配そうに止まる指先を自分の指と重ね先を続けて欲しい……と重ねた手で強請った。

    くちゅりくちゅり、と増えた指が体内で動き、それに合わせて愛液が細長い指を濡らしていく。
    私はしがみつき、快感を受けるばかりだったが、友枝さんの起立した部分が目に入り、そっと指を伸ばした。
    軽く触れた瞬間、手を掴まれ動きを止められた。

    「モチヅキさん、入れていい?」

    という一言に軽く頷くとひょい、と向きを変えられ、お尻を両手で掴まれ、蜜で溢れたそこに友枝さんが入ってきた。

    「あっ……」

    入れられた時に耐えられずに声が漏れる。
    両手で口を抑え、声を我慢していると背面座位のまま片手で胸を揉まれ、片手で腰を掴まれガツガツと体内を熱い楔が出入りし、少し前のめりになると結合部が見えた。
    気持ちよさと恥ずかしさで体内がうねるのがわかる。少し性急な行為だけど気持ちよくて嬌声が出てしまう。
    時折背中側から「くっ……」という声が漏れ聞こえ、友枝さんも感じてくれているのだ、と少し嬉しくなり、慣れない動きで両手は口を抑えたまま腰を何度も動かした。
    少しすると小さな呻き声が聞こえ、体内にゆっくり熱が広がっていく。

    座位の状態の自分の尻を持ち上げ、体内から友枝さんの分身を抜くととろり、と太ももを白濁が流れ、手ぬぐいで片付けようとした手を友枝さんに身体ごと抑え込まれ、押し倒される。
    胸元に自分より少し長い黒髪が触れた。

    少し視線をあげ目の前に見えた友枝さんの唇からもう一度いい?という言葉が聞こえ、膝の裏を持ち上げられる。
    私は了承の言葉の代わりに両手を友枝さんの首筋に回して抱きつき、秘所に宛てられた熱がまた私の中に入ってくるのを静かに待った。
    夜はまだ終わりそうにない。

    _____


    小説と構想の意見交換をした後、一緒に食事を取り、そのあと肌を重ねる。

    情事の後に落ちている着物を軽く羽織り、自分と友枝先生の分の麦茶を用意した。

    ふと縁側に目をやると真っ黒い鳥が見える。
    神様の遣いとも不吉の鳥とも言われるあれは……

    「烏がいるな」

    隣で麦茶をぐびり、と飲みながら呟かれた声がする肩に凭れ、小さく跳ねる黒を見る。

    「三千世界の烏を殺し……という都々逸を思い出します」

    「遊女のあれか」

    「私は男性が詠んだ案が好きです。全世界の朝を騒がす烏を全て殺してお前と寝ていたいというものですが……」

    そこまで言うと少しだけ喉を潤し、続けた

    「それほどまで望むような情熱というか想いというのはどのようなものか、と、たまに思うのです」

    自分にはそのような何かを全世界から奪ってまで欲しいという想いがない。
    だからとても尊いものに思える

    肩を借りてるこの人も恋愛を知らない人だ。
    だからこそ、私のこの気持ちは理解しているようにも思えた

    「そうだな、羨ましいが分からないな」

    肩越しに聞こえた声は私の想いと同じ意見を告げる声だった。

    分からないから憧れるのだろうか?
    分かったら同じ想いを詠めるだろうか?

    答えは出ないまま縁側をみると何時しか黒い鳥はそこから姿を消していた。

    ________

    縁側に腰をかけ、2人で西瓜を食べる。
    隣で食べる友枝さんは豪快に食べ、もう3つ目の三角錐に齧り付いていた。
    私はまだ1つ目も半分しか食べていないのに。

    足元にはタライが置かれており、水の入ったそれに4本の足が入れられたている。たまにお互い水を蹴りあげたり手で水を空に放り水遊びを楽しんだ。
    そして飽きたらまた西瓜を食べながらポツポツ語る。
    このように穏やかな日も良いのかもしれない、そう思っていた時に手を強く引っ張られた。

    胸元から見上げる顔に艶の色が見え、軽く抱えられて部屋で押し倒された。


    ちりん


    小さく風鈴が響く。


    ゆっくり脱がされていく着物を見ながら

    「西瓜を食べたばかりだから……あまり激しくしないで……」


    それだけ伝え目を閉じた


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