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    アルリュでリハビリ ソンブルとの戦いが終わって、リトスの神竜王城を復興させるという話になり資材を運ぶのにも海流が変わってしまった。
     千年前には当たり前にあったグラドロンだが、それを知っている人物は一部の竜族と歴史書ぐらいだろう。
     千年前の海図を参考に、新たに書き起こす必要があると判断し比較的、船舶の航行に長けているフィレネが担当しているのだ。
     政治的な話で言えば、イルシオンも航行に長けている方ではあるものの神竜信仰が厚く戦勝国―フィレネはその立場を否定した―に譲った。邪竜の王であるソンブルが各国を危機に陥れた結果であっても、イルシオンは講和条約で多額の賠償金を支払う立場にある。
     四国の均衡は危うく、もしも神竜であるリュールがいなければ今すぐにでもブロディアはイルシオンを攻め落としていた。
     ソラネルで王族や一部の兵が国も関係なく平和を語り合っていたが、どうもそういう人ばかりではないとリュールは戦後思い知らされた。
     そこで、平和と調和の象徴である神竜王城を復興させ、神竜王の戴冠式を行い具体的なイルシオンの復興や恒常的な和平成就に向けて話し合いをしたいのだ。
     そのための一歩として、リュールとそのパートナーであるアルフレッドはグラドロンを含めた海図を完成させ、交易を復活させるのを目標としていた。
     気象学者たちをグラドロンに滞在させるのに、放棄されているグラドロン王城を修復しようと言い出したのはリュールだ。
    「一から造るより元あったものを利用したほうが早いとはいえ、邪竜の営巣地で寝泊まりをするとは」
     居住区はいくらかの崩落があったが、まだ使える部屋も多く内装を新しくすれば老朽化も気にならないくらい快適だ。
     アルフレッドは普段、通路を塞ぐ瓦礫の撤去や、壊れた家具を運ぶ手伝いをしている。
     リュールは、ヴェイルとともにグラドロンで育つ植物を試しているらしい。不思議なことに海に没していたとは思えないくらい土の状態がいい。
     多少の塩分が含まれていても育つ植物をフィレネ本国から持ち込んでいるのを勧めてみようかと、アルフレッドは瓦礫を片しながら考えていた。
     日が沈みかけ、辺りは薄暗くなっている。
     今日の作業はここまでだろう。パートナーとしてリュールの夢を応援し、自身もまたフィレネが目指すところである不戦と平和を両立しようと努力している。
     自分一代では無理でも、何世代もその夢を引き継げる。
     竜族であるリュールはこれから何千年も生きるが、人間はそこまで生きられない。
     それでも、意志を引き継げる。記憶は失われてしまっても、記録は残せるだろう。かつての海図がそうであったように、今行っている事業も無駄ではない。
     そう思うと、明日もまた生きねばという気持ちが湧いてくるのだ。
     ふと、渡り廊下を歩いてどうも雰囲気が違うのに気づく。
     この廊下はこれほどまでに長かっただろうか?
     日が沈み暗くなっているのに、誰一人としてこちらの様子を見に来ないのもおかしな話ではないか。
     視線の先に、見慣れた人影を見てアルフレッドは思わず声をかけた。見間違うはずもない、最愛のパートナーであるリュールだ。
     このグラドロン王城はたびたびこうした幻影を見せるらしい。竜族という強大な生命が散った場所だからなのか、それとも染み付いた怨念のようなものが人々を惑わすのか。
     アルフレッドは幻術の専門家ではない。自身もその術中に嵌ったのであれば、何か対策を考えたほうがいいのかもしれない。
     神竜王としてエレオス大陸を統べるリュールが帰ってこられなくなってしまうのは、誰にとっても困る。
    「リュール様!」
     アルフレッドのよく通る声が廊下に響く。リュールらしき人影は立ち止まり、戸惑っているようにも見えた。
    「……あなたはなにものですか」
     近づいて見れば、その姿は千年前のリュールの戦装束を身にまとっている。赤なのか黒なのか判別がつかないほど暗くなっているが、それでも違うとアルフレッドは足を止めた。
     ここが本当に千年前の世界だとは思えなかった。時を遡るという奇跡はあれっきりのはずだ。
     幻覚、幻影の術の類として何かしらのアクションをしなければ抜け出せない直感もあった。
    「僕はフィレネのアルフレッドだ」
    「きょうだいがもちこんだ、えさですか」
     明らかに人間というのを下に見ている過去のリュールにアルフレッドは不快感を表さなかった。
     侮ってもらった方がいい。少なくともリュールは暴力的ではないし、命じられなければ他者に対して攻撃的にならない。
    「そうなのだけど、道に迷ってしまってね」
    「きょうだいがふえて、ここはどんどんひろくなっていきましたから」
     あんないしますと言われ、アルフレッドは過去のリュールに従った。幻覚にしては現実的な感覚がある。
     風は妙に生ぬるいし、よく磨かれた石壁は氷のように冷たかった。
     建築技術はリトスのものに似ているが、どうもフィレネ、ブロディア、イルシオン、ソルムの何かしらの特徴が混ぜっているように思えた。
     特に中庭にあった薔薇園は緻密な水路と高い造園技術が見え、日中であれば美しく咲き誇る花に胸をときめかせただろう。
     足を止めてアルフレッドは薔薇園を興味深く観察していた。
    「はながすきなのですか?」
     怪訝そうにした過去のリュールから問われる。
    「フィレネの象徴でもあるからね。そりゃあ大好きさ」
     特に薔薇は愛や生の象徴でもある。フィレネの一部やソルム王国北東にある秘境で見られる桜とは違うしぶとさがある。
    「たべられないのに」
    「ものによっては食べられるものもあるよ。ノイバラの赤く完熟した果実を薬として服用している地域もある」
    「ちなみにこうのうは?」
    「瀉下、利尿の作用があるね」
     過去のリュールは大きなため息をつく。フィレネの王族のような出で立ちと振る舞いのため、警戒していたのだがそこまで高位の者ではないと判断した。
     せいぜい、豪商の息子だとか地方貴族の三男ぐらいだろう。
     父ソンブルに命じられた指輪を集めろという目的のために、必要ならば尋問してやろうと思ったが興が冷めてしまった。
     他のきょうだいが生餌として持ち込んだとしても、もっと健康的で肉付きのいい者を食らったほうがいい。無意識的なのかは分からないが病を隠しているのを過去のリュールは察知していた。
    「おーい、兄者! そこで何してんだ」
     異母弟の声に過去のリュールは少し不機嫌そうに応じた。なぜ気分を害されたのか分からない。
    「えさをさんぽさせていました」
    「フィレネの奴か? あいつら草食なのか分かんねえけど、味がうまいのは確かだぜ。なんせ親父殿が好んで口に放り込んでいるのを見ちまったからな」
     はははと無神経に嗤う男にアルフレッドは瞑目した。千年前の戦争で多くの王族が死んだと歴史書で学んだ。
     フィレネ王族の正当性が危ぶまれたのはこの時代だ。他国と違ってフィレネは革命が起きず、王朝が崩壊したこともない。
     邪竜としての本能のまま、人々を殺戮し喰らっていた彼らを責める資格はない。
     しかし、このことが露見すれば神竜王リュールの地位を騒がすスキャンダルになるだろう。アルフレッドは決して語るまいと胸に秘める。
     これが真実かどうかは分からないが、事実になり得るのだ。
    「兄者、そいつを喰う時は俺も呼んでくれ。一口ぐらいいいだろ」
    「ひとくちがおおきいので、あげません」
     そう言っても許してくれるのを弟は知っていた。不出来なきょうだいにさえ餌を明け渡し、庇護する姿をこれまで幾度と見てきた。
     だから今回も譲ってくれるだろうと思った。竜化し頭から丸呑みしようとしたが舌を引っ張られあまりの痛みにひれ伏す。
    「しょぶんしますよ」
     舌を放され弟はひれ伏したまま、首を横に振った。本気で怒っている時の兄に敵うとは思わなかった。
     兄を侮ったきょうだいは皆、再起不能になるまで追い込まれ、最終的には処分されてしまう。
    「さんぽはおしまいです」
     アルフレッドの手を過去のリュールは取り、足早にその場を離れる。
     リュールの自室に辿り着く頃には何度も何度もきょうだいに話しかけられ、アルフレッドは生きた心地がしなかった。
     どうも、過去のリュールが人間を連れているのが珍しいらしい。人間を邪竜は食べるが、過去のリュールも同じく食べたのか疑問に思う。
    「こんやはわたしのへやで、じっとしてください」
    「それはいいけど、どうして君は僕を食べないんだい?」
     部屋の明かりをつけていた過去のリュールは信じられないような表情でアルフレッドを見た。仮面か何かのように表情が変わらないかと思いきや、意外だ。
    「おなかがすいていませんし、においがへんなので」
    「汗臭いってことかな。今日はたくさん作業したからね」
    「そうではなく、どこかぐあいがわるいのでしょう? それもきのうきょうではなく、ながねんくるしんでいるような」
     竜族にも病や怪我はあるが、医者はいない。基本的に寝て治るものだし、治らなければそこまでだ。
     特に邪竜族は切り捨てるのが早い。生きる見込みがない者は見捨てられるし、リュールがいくら気にかけても幼くして亡くなるきょうだいは多かった。
     だからなのか、そうした臭いに過去のリュールは敏感になっていった。
    「寛解はしているんだ。おそらく、日常生活程度なら悪化はしない」
    「にんげんはすぐしにます。じっとしておいたほうがいいですよ」
     竜族からすれば人間が百年生きようと数十年で没しようと同じに見える。この男が明日死のうとも、何十年先で死のうとも同じことだ。
     それなのに、何かと気にかけてしまうような言葉を口にしてしまうのを過去のリュールは悔いた。
    「ははは、心配してくれるのかい? それでも、夢があるからね。ジッとはしていられないんだ」
     ゆめとリュールはオウム返しした。
    「そう、夢。天下泰平なんて簡単に言えるけど、実現は程遠い。それでも、彼なら成し遂げるんじゃないかって期待をしているんだよ」
     大切な人と未来を歩むために約束をしたからねと付け加えた姿は過去のリュールの心を揺さぶった。
     ひ弱で逃げ惑うだけの人間なのに、自分が持っていない夢を持ち、語っている。
    「ところで、リュール様の夢ってなんだい」
    「わたしは、わたしのゆめ、は……」
     深く考えたことはなかった。母が亡くなってから尚更、未来や夢について考えれず、生きたいという願いさえ正しいことなのか判別がつかない。
     父ソンブルの望みを叶えて、それからどうなるのだろう。きょうだいの繋がりを少しでも繋ぎ止めようとして、振り払われて来た。
     末妹のヴェイルでさえ、いつか憎悪と恐怖で殺し合うのではないか。
     終わりのない場所で、何に救いを見出せばいいのか途方に暮れる。竜族の長い寿命が苦しみをもたらす枷になってしまったのはいつの頃だったろう。
    「いや、こういうのは卑怯な気がするからいつかまた訊くよ」
    「かってなことばかり、べらべらとさっさとシャワーをあびてねてください」
    「君って、昔から面倒見がよかったんだね」
     アルフレッドは備え付けのシャワー室に押し込まれ、汗を流す。魔力を応用した技術力はイルシオンのそれと同等か、それ以上だ。
     ヴェイルと出会うまでは歳上の弟のような感覚でいたが、妹と分かってからは兄としての一面を見せてくれた。
     兄としての助言に耳を傾け、花が咲いたように笑ってくれるリュールが恋しいとアルフレッドは思った。
     過去のリュールは危うく心配ではあるが、ある一定のライン以上に近づけない感覚があった。逆鱗に触れて死んでしまうわけにもいかない。
    「リュール様?」
     シャワーを浴びて、本来だったら過去のリュールが着るはずだった寝衣に着替えた。サイズ感的にちょうどいい。
     過去のリュールは疲れてしまったのか、祭壇で横たわっている。
     くちゃくちゃになっている起毛を施した毛織物を広げてかけてやった。その寝顔は自分が知る最愛のリュールと変わらない。
     赤い髪、赤い瞳は今と同色ではない。こうして近くで見るのは初めてのことだ。
     雪山で出遭った時にはそれどころではない。生きるか死ぬか、本気で打ち合ってあっという間に別れを告げたのだから。
    「どこかのおとぎ話みたいに、目覚めたら素っ裸だったらどうしようね。今度こそ、本当にセリーヌから蛮族呼ばわりされてしまうかも」
     裸の王子様。今回の調査団には他国から招いた学者もいるので、他国との関係悪化もあるかもしれない。
     他国との交渉は政治手腕的にも優れているセリーヌに任せるかとアルフレッドは、灯火を消す。暗くなった部屋に差し込む月光が心地よさそうに眠るリュールを照らしていた。
     過去のリュールもリュールなので、浮気ではないはずとアルフレッドはリュールの額に口づけた。
     せめて、今夜だけは穏やかに眠れますようにと祈りを込める。あくびを噛み殺すとアルフレッドはソファーに腰掛ける。
     実母の遺品なのか、鏡に布がかかったままの化粧台。年齢に不釣り合いな玩具が詰め込まれた箱。使い古された机に放り投げられている古書。
     どれもこれもちぐはぐで、リュールの置かれている環境が劣悪なのを示している。
     ああ、でもとアルフレッドは思い返す。本を読んでいる時の彼はとても楽しそうにしていた。
     かつてのリュールも本を読みながら、あれこれ妄想していたのだろうか。明日もこの幻覚から目が覚めなかったら、そうした話をしてもいいのかもしれない。
     失くしてしまった過去を今のリュールに伝えたい。
     そう思いながらアルフレッドは眠りにつく。

     夢の中の自分は海を泳ぐクジラであったり、空を飛ぶ渡り鳥だったりするのが多い。不思議なことにその夢はリュールも同じく見ていると知り、何かの暗示だろうかと首を傾げたものだ。
     アルフレッドは半分だけ目覚めているような悪酔している状態で、この夢について考えた。リュールもどこかへ行ってみたかったのではないだろうか、と。
     竜族として翼を持っていたとしても、彼は羽ばたけなかったのだ。
     指輪を集める旅にも積極的だったのは、彼自身が望んでいたことだったからだろう。母ルミエルの願いだったとしても、夢の一つだったのではないかと今では思う。
     逃げた先に楽園はなかったとしても、向かう先にはきっとあった。
     過去のリュールも歩みたかったのだろうか。
     幻覚の彼はきっと、答えてくれた。しかし、過去の彼を支えるべき人物は己ではないことぐらいアルフレッドにも分かっていた。
     目覚めなくてはとアルフレッドは意識を集中させる。
    「アルフレッド! よかった、目が覚めたんですね」
     目覚めれば見知った赤と青の髪が見えた。帰ってきたのだと直感として分かった。
     窓から差し込む光は淡く、室内は埃だらけになっている。内装も焼け焦げ、備品の数々も破壊されていた。
     奇妙な夢だったのか、グラドロン王城という場所が見せた幻覚だったのか、魔術の心得がないアルフレッドには結論付けられない。
    「疲れて寝てしまったみたいだ」
     衣服は着替えたはずなのに、昨日の汗と泥で汚れた衣服のままだった。
    「本当に心配したんですからね。ヴェイルと一緒に気配を探っても、魔力に隠されてしまっているみたいで掴めなくて」
    「すまないね、ここがそんな危険な場所だと思っていなかった」
    「異形兵も完全に消滅したわけじゃないんです。アルフレッドに何かがあったらどうしようと落ち着いてなんていられなかったんですから」
     この場所を覚えていなくても、何があったのか身体が記憶しているような気がした。アルフレッドを喰らう異形兵の想像を何度もしてしまった。
     そうした恐怖は、ヴェイルが言うに亡くなったきょうだいと重ねてしまっているらしい。
    「大丈夫、僕は死なない。これで命を落とさないよ」
    「アルフレッドの堅強さは知っています」
     心細い表情を隠さないリュールにアルフレッドはソファーから立ち上がり、抱きしめた。
     震えているのは寒さからではない。覚えていなくても奪われた経験が、リュールを苦しめている。
    「夢の話を覚えているかな」
    「母さんの跡を継いで、神竜王となりエレオス大陸に恒久的な平和をもたらす……ですよね」
     このグラドロンの調査や海図はその一歩になるとアルフレッドは頷いた。パートナーとして同じ夢を見たいと初夜の後に誓い合った。
    「人の夢は儚く脆くても、夢は語ってこそ理想になる」
    「みんなから教えてもらいました。諦めなければ夢は叶うと」
     理想と夢って何が違うんでしょうかとリュールは不安そうな声音でアルフレッドに問う。
    「万人が抱く夢が理想だと僕は思う。途方もない道だったとしても、歩み続ける糧となるのが理想だと信じたい」
     時折、アルフレッドから感じる喪失や距離に恐ろしさを隠せなかった。目が覚めたら彼がどこかに行ってしまうのではないかと、声に出したら本当になってしまいそうだった。
    「パートナーとして言わせてもらう。リュールがいたから僕はまだ歩み続けられるんだ」
    「私がもしも、立ち止まってしまった時は――その」
    「一緒に歩くのも、走るのも君がいるからさ。だから、リュールは振り向かなくていい」
     温もりに身体を預けながらリュールは安堵した。人間と竜族の寿命差は埋められない。
     それでも、アルフレッドはリュールの初めての友だちで、唯一無二のパートナーだ。誰かは代わりにならない。
     しばらく抱き合っていた二人だったが、アルフレッドの腹が鳴ったのを合図に笑いだしてしまった。
     昨夜は何も食べていない。リュールも安心したら急に腹が空いてきた。
     未だにアルフレッドの体温が惜しかったが、ゆるりと腕を離す。夢と理想はまだ成し遂げられていない。
    「いやぁ、本当に格好がつかないね」
    「アルフレッドらしいと言えばらしいですけど」
     リュールは屈託のない笑顔を浮かべる。過去のリュールとは全く違う表情に、アルフレッドは自分の顎に人差し指を当てた。
    「過去のリュール様は友だちが出来る自分を想像出来なかったかもしれないね」
    「どうしてそう思うんです?」
     朝日が差し込む廊下を二人は歩んでいく。昨夜と違い、不穏な雰囲気はない。
    「過去には僕がいなかったからさ!」
     思わず頭を掻くリュール。そうか、そうきたかと恥ずかしいような、晴れ晴れしい気持ちになった。
    「今の私と出逢ってくれてありがとうございます」
     自分はそんなアルフレッドが大好きなのだ。世界で一番幸せな気持ちにさせてくれるのは彼だった。
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