藍良がヒロくんとひなたくんとお泊り会する話「お風呂お先にもらいましたァ」
　おれは髪を拭きながら考えた台詞を言いながら、脱衣所の扉を開ける。湿度の違う空気に肌が心地よく冷やされるのを感じた。居間のソファに座っていたヒロくんと、葵ひなた先輩が振り返る。ひなた先輩はヒロくんと目を合わせたあと、立ち上がった。
「じゃー次は俺の番ね～」
　ひなた先輩が自分のベッドの側に行き、ごそごそと寝巻を取り出す。おれがどうしていいか分からないまま突っ立っていたら、ヒロくんが鏡台の椅子に座るよう促してきた。その手にはドライヤーを持っている。
「僕が藍良の髪を乾かしてあげるよ」
「ええー、ヒロくんにやってもらうとバサバサになるからやだァ」
　前に星奏館の旧館でALKALOIDの四人で過ごしていた時、ヒロくんにドライヤーの使い方を教えるついでに乾かしてもらったことがあった。その時はもう髪の流れとかつむじの向きとか完全に無視して風を当てられたから、ひどいクセがついて苦労させられたのだ。

【零凛】Valentine朔間零·朔間凛月
*一些日常 下班之后的二人世界



粉丝们总能在一些路透照片中眼尖地捕捉到各种信息，在第三次发现Knights成员手里的卡其色包装袋时，确定了那是某家知名品牌的黑巧。大家在网上半认真半开玩笑地向品牌方喊话，希望能找他们的小偶像代言。Knights正处于上升期，一些产品代言后实打实的销量提升让他们接二连三地获得了不少合作。

品牌方看网上的讨论度挺高，便找上了Knights，希望双方可以达成合作，如果顺利的话刚好能在情人节前夕进行官宣。该品牌的巧克力朱樱司非常喜欢，常买的是一款纯度很高的黑巧克力，就算难得多吃两块也能减轻一点负罪感。接到这份邀请邮件的时候他眼睛里的星星都快蹦出来了，找前辈们说了之后一致点头通过了。