7月26日後しばらく経って渋面のミッタが連れてきたピンピンしている軍務尚書。フェルナーがどういう事かと聞くとミッタが助からなくても治療するよう指示したところ秘密裏に勧められていたサイボーグ化手術を受けて見事復活したとのこと。地球教の件が閣下の思惑通りだった功績から人事面でこれ以上の昇進を望めない上、完全なるNo.2が生まれてしまうと頭を抱えるミッタに閣下が提案したのはフェルナーとの結婚と引き換えに軍事政治から完全に退く事だった。小官は人身御供ですかというフェルナーの主張は誰も聞いていない。法整備がされてないのでガイノイドだとそこだけお役所仕事感漂う仕様になっている。女性器のある閣下と合法的にセックスできるなら悪くないなと思うフェルナーは閣下の思う壺である。こうしてささやかにライスシャワーを投げつけられる結婚式を挙げ二人は幸せに暮らしたのでした。閣下がどうにもならない事態の駆け込み寺となったのは公然の秘密。