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    うたせ

    絵の下書きやら何やらをぶちこんでます
    (放サモとオリジナル、その他版権詰め)

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    クロガネ先輩

    #放サモ

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    うたせ

    DONE付き合う前は主3くんの諸々に照れまくってたのに、付き合いだしたら、ここぞとばかりに積極的な本居シロウが私はすきだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!(シロ主3脳)
    恋を綴る(シロ主3)「俺が優しい?」
    「うん、東京に来てからも色々と勉強でも面倒見てもらっちゃったし」

    そんなことを君の口から聞く日が来るなんて思わなくて、ただ、ただ、びっくりしてまったのだけれど、もし、それが本当だとするならば、理由はきっと。

    「…そうだな、俺は誰にでも優しいわけじゃないよ、君にそう思って貰えることは嬉しいけど、俺がもし、君の思う通り、優しいんだとしたら、それは君のことが好きだからさ」

    「……っ?!!」

    俺の言葉がどうやら、彼の予想を超えていたようで、急に顔を真っ赤にした彼をそっと抱き締める。

    「…ずるいよ、シロウ。そういう部分でも参謀なんだもんなあ…」
    「君が俺をもっと好きになってくれるなら、狡くて結構さ」

    俺が君のことを好きなように、君も俺を好きになってくれる、そんな理想を叶えるためならば、きっと、今なら何だってできるなんて、昔の自分が見たら、きっと変わって見えるだろう、胸躍らせる本の世界に居た俺が四六時中、ずっと誰かを想って恋をしていると知ったら、ああ。
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    むつき

    DONE頭痛でダウンしているクロードを見舞うサモナーくん +見守るスノウさん
    頭痛持ち 豪奢な装飾が施されたドアへと手を伸ばす。けれどノックするより先に、ドアは内側から開かれた。
    「ようこそおいでくださいました」
     囁くようにして歓迎の言葉をかけてくれたスノウさんは、自分の顔を見つめて目元を和らげてみせた。
     地上一階、建物を入ってすぐのところでガルムに会った。こうして自分が執務室に辿り着くより先に、きっとガルムは忠犬らしくスノウに報告に行ったのだろう。それにこんな立派な施設なのだ。防犯カメラのひとつやふたつ、そしてそのモニターくらい、この執務室のどこかには据え付けてあるに違いない。
    「クロードと約束してたわけじゃないんだけど。ちょうど近くに来る用事があったから、挨拶でもと思って」
     言いながら、でも今日はクロードに会えないだろうと思った。いつものスノウさんなら、うやうやしい一礼と共にすぐに部屋の中へと案内してくれるはずだ。けれどいま自分の目の前に立っているスノウさんは場所を譲ってくれそうには見えなかった。険しい雰囲気というわけじゃない。あくまでも和やかに、そしてきっと何かクロードのための訳があって、彼はそこを塞いでいるんだろうと思った。
    2007