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    Enki_Aquarius

    @Enki_Aquarius

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    Enki_Aquarius

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    原作より年+お兄様の魔法が深雪と全くおんなじだったらなぁ・・・っていう妄想。

     魔法、それがお伽話の産物ではなくなったこの現代。氷のような美しさを持つこの男が居たとしても、なんらおかしくはないのだろう。
     氷のような、というのは比喩のような言い方をして比喩ではない。言い方に迷うのだが、つまるところ彼自身が氷のようなのだ。触ればこちらが凍りだしそうなほど冷たく、吐く息は白い。それからその凍った湖の底を写し取ったような瞳に、薄暗い夜色を散りばめた髪。
     極めつけは、術式補助演算機―CADを組み込んだハイヒール。黒一色の装飾品の中で、唯一青い差し色の目立つハイヒール。
    「司波中尉。配置、完了しました」
     敬礼が崩れそうになるのを必死に堪えながら、全ての下準備が終えたことを告げる。そうすれば美しい上官はゆったりとした動きで振り返り、頷いた。
    「了解です。では、作戦開始の二一〇〇まで待機を」
    「はっ」
     今は夏だと言うのに、それでも吐き出す息が白色なのは、彼の魔法特性故なのだろう。最初こそ不思議だと思っていたが、慣れてしまえば早いもので。
     今にも辺りを凍り付かせようとするその白い息に、囚われた者は少なくない。

    って、な感じのお兄様が書きたいです。
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