聖夜の歌姫
「リーナはどうやら勘違いしたようで」
「ミユキ、お願い!言っちゃダメ!」
慌てて深雪の口を塞ごうとしたが、すでにそんな服装をしている時点で、達也には察されているというもの。抵抗も無駄に終わり、深雪の凛とした声は全ての顛末を告げた。
リーナは肩を震わせ、顔を真っ赤にして達也を睨むが、そんな表情で動揺するわけもなく。
「なんか文句あるの?!?!」
怒りの鉄槌が達也の背に下された。

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