Like A Prayer (仮)それはまるで小さな祈りのように、
何度も何度も繰り返されていた。
(中略)
そんな風にされながら、そぉっと薄く目を開けば、向こうはぎゅっと目を瞑ったままで必死に喰いついてるみてぇだった。それがなんだか可愛いなって思えてきたら、こっちも負けじと喰らいついちまう。
くちゅくちゅって唾液が混ざり合う音に興奮する。身体中がすぐに火照って熱くなる。
早く、もっと、深く抱きしめてやりたい。熱くなってるところで繋がり合って、もっとこいつを感じたい、もっともっと感じさせてやりたい。そんな想いだけで頭ン中がいっぱいになってくる。
「...っは、...ん、って、おい...、こればっかに夢中になってどーすんだよ...っ......」
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