未熟な恋　「アイビー、即位おめでとうございます」
「し、神竜様！？」
招待していたこともあって来ることは知ってはいたがいざリュールが目の前に来ると緊張やら今の自分はリュールと並んでおかしくはないかといった乙女思考が上回ってしまい、アイビーは声を思わずうわずった声を上げた。
「はい、私です」
にこにことアイビーの様子に気づいていないリュールは爽やかな笑みを浮かべる。
「…あ、えと、その…ありがとう。神竜様…今日来てくれて、」
「そんなの当たり前です」
「当たり前なの？」
「はい。アイビーは私の仲間ですし、大切な友人ですし…」
「友人…そう…」
自分から距離をとっていつつも【友人】と言われ少なからずアイビーはショックを受けた。

ラファリュ♂琉尔在战后的间隙拿着干粮和毯子找到了伴侣。夜里索尔姆的大风裹挟着尘沙，在脸上刮着生疼，耳旁是大海扑打着浪花的声音、恐怕今夜会涨潮…虽然有附近的民众帮忙，不过现在还有伤员、神龙军一时无法行动，所以拉法尔自告奋勇地提出了站岗。
他暗暗地对着自己冷笑一声，理由非常清楚，“吾刚好借着这个机会散散心。”…虽然没说出口就是了。

“拉法尔…白天的战斗辛苦你了。不过…”琉尔把东西递给他，拉法尔就咬着干面包一言不发，琉尔拉着他的手，借着月光拉法尔看清了那张脸的表情——担忧、疲惫…可惜自己也被某些事困扰着，而且因为站岗的事没办法好好抚慰神龙。“晚上很冷、你最好盖着这个。”

“…你到底想说什么？”他咬下一块干硬的面包，有些含糊不清地问，语气虽然听着并不温柔，但他并没有赶神龙走的意思。东西不算好吃，只有充饥的作用，而且又不够甜…硬邦邦的，就连吞下去也要花费些许气力。但他还是低下头，细细咀嚼了一下。