結局三日ですっぱ抜かれた〜♪〜♬〜
バトルタワーの執務室から、楽しげな鼻歌が聞こえてくる。
「今日は随分とご機嫌なんですね。」
「…そんなに分かりやすいだろうか。」
「ええ、恐らく本日会った全員からはそう思われるくらいには。」
「えっ。」
そこまで分かりやすかったか!なんて顔を赤くしたり青くしたりと忙しいオーナーに秘書は苦笑しながら、最初に比べて随分と表情豊かになったものだと心の中で密かに安心する。
「まあ、営業に来た方々への対応はきちんとしていましたし、不機嫌を表に出すよりは良いのでは?それと、仕事が楽しいのは分かりますが休憩するのも仕事の一つですよ。」
「…あぁ、分かっているさ。午後は昇級戦もあるしな。しっかりランチを食べて午後に備えるよ。君もそろそろ休憩に入ると良い。」
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