炎紛争と聖杯戦争が重なった世界軸
とあるマスターはこの紛争を聖杯の力で終わらせようとサーヴァントを召喚する。
そこで召喚されるアシュヴァッターマン
共に戦い抜く中、ふたりに主従以上の関係が芽生える。
初めての夜。互いの吐息は熱く体温は熱く想いは熱かった。
戦い続ける中、マスターはある思いに至っていた。その思いをアシュには悟らせぬように。
苦戦を強いられながらもアシュの力の源が“怒り”だと気付いたマスターは戦いの中危険に身を晒し己の身体を故意に傷つける。
自ら危険に近づくマスターに怒るアシュ。
マスターが告げる。
【この戦に怒れ、死地に赴く無知で無力で愚かな私に怒れ、私を守れないお前の不甲斐なさを怒れ】
痕が増えていくマスター、傷だらけの私なぞ…と拒むがそれでもマスターを抱きその痕に優しく口づけるアシュ。【早くこの戦を終わらせなければ】と怒りを沸かす。
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