書きかけ、タイトル未定。トウヤとマサノリのSS「ん、何これ? 随分と可愛らしいもの持ってんじゃん」
ドリンクバーから適当な飲み物を選んで席に戻った伊勢木マサノリはテーブルに乗っていたそれを手に取り「プロフカード? こんなの書いてどうすんの」と首を捻った。
「あ、こら勝手に見るなよ。レクリエーションで使うからって書くように頼まれたんだ」
新弾のパック開封の前に課題を片付けていた江端トウヤはマサノリからそのファンシーな紙片を取り返そうと向いの席に手を伸ばすも、ひらりと躱される。
「ふぅん、学生さんは楽しそうでいいねぇ、っても小学生みたいだけど」
マサノリはちらほらと空欄が目立つまだ書き途中のそれを興味深げに眺めた。医学生の癖に採血が苦手なところが面白い、というかきゅっと目を閉じて恐々と採血をしているトウヤの姿が容易に想像出来る。採血する側になって人に針を刺す行為も苦手そうだ。
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