もっと見せて萌葱色「カイチョーお願い!ボクと一緒に今度の休みの日、洋服を買うのに付き合って!」
生徒会室へ嵐のようにやって来た鹿毛で白いアッシュが入った髪を持つ小柄のウマ娘ことトウカイテイオーが両手を合わせて懇願する。
「テイオー!扉を開ける前にノックをしろと何度も言ってるだろ。それに会長は絶対安静の身なんだ。」
品行方正、容姿端麗、学業優秀の3つを兼ね備えた副会長のエアグルーヴが一喝する。
「構わないよ、エアグルーヴ。首尾一貫した方針で臨めたから直近3ヶ月は急ぎの仕事はないからね。それに、トレーニングが出来ないからと 仕事に嘔心瀝血しすぎている、たまには悠悠閑適するべきだとトレーナー君に こないだ叱られてしまって。彼にまた迷惑至極な思いをさせる訳にもいかないから、喜んで同行するよ。」
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