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    dsd_rl_

    @dsd_rl_

    好きなように描いています😌
    🖤💙🖤と❤️💛と💖が大好き
    できた▶️小説や漫画。で分けてます❣️
    サイト▶︎https://ingkey.lsv.jp/

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    dsd_rl_

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    年越し🖤💙
    あけましておめでとうございます。
    今年も推しカプたくさん書いていきます!!
    ダイシンForever🖤💙🖤💙

    ##disn
    ##小説

    年越しダイシンちゃん「シンジ、眠いか?」
    「んん…だい…じょ……、…」

    大晦日の23時50分すぎ。
    シンジん家で、俺たちは歳を越す瞬間を待っている。
    暖房はもちろん付けていて、すごく暖かい部屋なんだが、自然と俺たちはぴったりとくっつき寄り添って、ひとつの毛布に包まっていた。
    隣にいるシンジは、この時間はいつも眠っているから、俺の肩に寄りかかって、うとうとと今にも眠りそうな感じだ。

    「ふふっ、ダイヤくんの手、あたたかいな」

    そんなシンジが囁くくらいの声で呟くと、より俺の方へと身を預けてきた(可愛い…)。
    そしてシンジは、俺の手を握り、指を絡ませてきて、いわゆる恋人繋ぎをしてくる。
    俺もシンジの温かい手を握り返す。

    「ダイヤくん、今年もいっぱいいっぱいありがとうね」
    「こっちこそ。また来年もよろしくな」
    「うん。…ダイヤくん」
    「ん?」
    「大好きだよ」

    シンジの握る手がさらにギュッと強まる。
    暑さのせいではない理由で顔を赤く染めるシンジは、すごくすごく嬉しそうに微笑んでいた。

    「俺も。ダイスキ」

    目を閉じれば、手のひらや肩やら密着してる所から、シンジの熱をいっそう感じられて、
    大好きな人と一緒に、大事な時を過ごすことができる喜びに感謝した。
    来年も、この先も、ずっとお前と並んでいられたらいいな。

    シン…と静まりきった部屋には、時計のカチカチ音だけが響く。
    俺とシンジは時計の秒針を目で追っていて、それが12の数字を通過した。

    「年、明けたね」
    「だな」

    手汗がにじみ出るくらいには、ずっと握っていた手を、さらにギュッと強く握って。
    よりお互いの熱を、体温を感じられて。
    俺は幸せを噛みしめながら、シンジのまぶたにキスをした。

    「もう、寝てもいいんだぞ」
    「…まだ、こうしていたいな。ダイヤくんと一緒に新年を迎えられた喜びを、感じていたい」

    今にも眠りそうな声色で、シンジは可愛いことを言ってきた。

    「そんなこと言ったら、俺襲いたくなるんだけど」

    思わず俺は冗談を言うが、

    「ふふ、いいよ…素敵な夜にしようね、ダイヤくん…」

    とシンジはいつも以上に甘い声で吐露した。
    そしてそのまま、すぅーすぅーと寝息を立て始める。
    眠り始めても、俺の手は変わらずにぎにぎと離さずにいてくれている。

    「ったく…言いながら寝るんじゃねーよ」

    俺は小さく零しつつも、心地よさそうに眠るシンジの寝顔を見て、すごく嬉しさが込み上げてきた。

    「おやすみ、シンジ…」

    後でまた目が覚めたらベッドで寝るように言うか…なんかを色々考えてくうちに、俺の思考もウトウトとし始めて、
    灯りをつけたまま、いつのまにか俺もぐっすりと眠りについてしまったようだ…。

    ~完~
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