夜雀のある日の散策街に一人で散策するのは久々な気がする。
腹を満たす食べ物を購入しに行くじゃなく、人間が作った洋服を買いに行くでもない、ただただ目的地のない散策。

ここ最近帝都に流行ってる奇病が人間だけではなく動物、植物、無機物にも発症するらしく、一体帝都には何が起きてるんでしょうか。

――夜行生に入社して初めての事件がこれですか……、少し面倒くさいではありませんの。

烏病がかかった人間がまるで烏になったようで体の内側から宝石が出てくる。
実際烏たちの体にある宝石はどんなものなのかは未だ見たことないが、行商人か商売してるキラキラと輝いてる目も魂も吸われるほど美しい宝石ではなかろう。

「烏が攻撃的になってるって」
「そういう報告が多くなってるよ」

⁺ https://twitter.com/No1L6/status/1505832741505748998
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生まれたての頃に自身の能力の制御が上手くできなくて茨の森に迷い込んだ3人の人間を殺した。

カンナガラに神降ろしされた八十神と仲良くなり、後にその縁結びした人間とも仲良くなった。カンナガラの人間と八十神は縁結びしてるが仲が悪い。
知り合って半年後にその人間の縁結びした八十神からの願いで、その人間を危険に晒して事故で亡くなった。
八十神が消滅する前に茨で首を絞めた。

数年が経ち、一人の病弱な少女に出会った。
ｎ週間後に『苦しいのはもう嫌だ。神様は私を殺してくれる？』と頼まれた。
それほど重い病気じゃないし医者がその子の病気を治ってくれるだろう。と思い、その子と約束を交わしたものの手にかけられなかった。