そして今日、とあるサッカー選手の訃報が報じられた4、ゆめ。
何度も何度も何度も。
気が遠くなるくらいに続けた。
死にそうなくらいに泣いた。
隣で眠る蜂楽を見て安心した。
幸せだと笑う蜂楽の顔が、大好きだと抱き締める蜂楽の腕が、俺の元へ駆け寄る蜂楽の足が、血に濡れる。
時に、原型を留めながら。
時に、ぐちゃぐちゃに潰されながら。
「よ、か、…った……ぁ。」
って、呟く。
目を、閉じる。
何が何が何が!!!!!!!!!!!!!!!!!
何が良かっただ!!!!!なにも良くない!!!
潔 世一は決して難しい事を望んでる訳ではない。
潔 世一の願いは最愛の人と一緒に居たいだけ。
しわくちゃになるまで、サッカーが出来なくなるまで、一緒に生きていたいだけ。
たったそれだけ。
それ以上もそれ以下もない。
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