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    dh86_f

    @dh86_f

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    dh86_f

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    没ったrois。
    結婚式の招待状を送るroとroに片思いし続けていたisgの話を書きたかったやつ(ro→←is)女々しい。

    #rois
    kings

    祝福玲王が結婚するそうだ。
    正直呼ばれないと思っていた玲王の結婚式の招待状を見下ろす。
    紙1枚のそれはなんでか重く感じて、潔は机に置いて溜息を吐いた。


    昔、ブルーロックの中にいた頃から、潔は玲王の事が好きだった。
    面倒だし、よく分からない事を考えてる奴だったけど、宝物である凪へ向ける笑顔とは違った優しい笑顔や意外にも優しい一面を知ってしまえばもうダメだった。
    告げる気のない想いは雪のように軽いのに、積もれば積もるほど重たくて抱えきれないほどになっていた。


    例えば、千切と仲良さげに話してる時。

    例えば、凪をおんぶしてる時。

    例えば、こっちを向いた時。


    馬鹿みたいに心臓は正直に跳ねる。
    それを押さえつけて生きてく日々は思ったよりも辛かった。
    サッカーをしている時は問題ない。
    けれど、それ以外の時間はもうボロボロだった。
    終いには夢で玲王と付き合う夢を見てしまう程。







    潔は想いを打ち明ける気は更々なかった。
    例え、玲王が潔と同じ思いを持っていても。

    潔にとっての恋は、温厚な性格をそのまま注ぎ込んだ優しい優しい恋だったから。

    笑顔でいて欲しい。
    幸せでいて欲しい。
    玲王思う理想を、そのままに過ごして欲しい。

    それを叶えられない。
    潔は男で、玲王も男。


    世間には受け入れられない関係
    後ろ指さされる関係。
    子供も、一般的な幸せも与えられない。
    玲王に、何にもあげることができない。


    潔は、玲王から取り上げる事しか出来ないのだ。

    だから潔は黙った。
    だから潔は玲王の想いを無視した。
    鈍感な振りをして、笑った。
    心が玲王を求めても、嫉妬心で狂いそうになっても、応えてやれなくて泣きそうになっても、笑って自分の想いに蓋をし続けた。
    それが正しいんだと自分の心に言い聞かせて、甘くて醜い我儘な恋心は自分だけの秘密にした。


    正しいと、信じた結果が、これ。


    男としての幸せを掴み、永遠を誓う式への招待状を見て、潔は安心と共に、泣きたい気持ちになった。


    今まで図太く、大切に育っていた恋心が音を立てた。


    ばきり。
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    第十三回 お題:バレンタイン すれ違い

    ワンドロに載せられなかった裏設定
    ※上記ワンドロを一読してからご覧下さい
    本来はワンドロ記載後に別で書いてあげる予定でしたが、上手く形にならなさそうなのでせめて考えていた裏設定だけでも備忘録程度に残しておきます。

















    ・司くんが作ったのはオランジェット(砂糖漬けの柑橘類の皮をチョコでコーティングしたもの)
    ・ぬいぐるみたちに上げる分だけ、食べやすいように細かくしてあります

    ・仲がいい人の括りが広く、会えたり会えなかったりするので数は気持ち多めに作っている。
    ・主要人物で上げる予定だったのは、ワンダショとセカイの面々を覗くと冬弥・彰人・瑞希のみ。
    では何故本文に風紀委員の子(杏ちゃん)がいたかというと、瑞希に上げる際、側にいた杏ちゃんにも上げていたから。
    ・ちなみにビビバスのことは知っており、こはねちゃんのことも顔は知らないが別学校にメンバーがいるということも知っていたため、実は杏ちゃん経由でこはねちゃんにも渡していた。理由は、杏ちゃんに上げたら4人中3人にだけあげたことになるのがいやだったため。
    ・四人で合流してから、謙さんも参加し美味しくいただきました。


    ・本文にある通り、「ケーキ作りは初めて 570

    juzi

    DOODLE
    春岚神代类关于司的世界探索的一点想法,其实来源已久。早在第一次进入司的世界时,他就已经想要掰开揉碎这些不属于科学理论与现实规则的幻想产物。司说不行,这里的其他玩偶也不同意,于是也就作罢。要问为什么,司会眯起眼,充分表达对类探求手法的不放心。不过某种意义上,司的不放心并不代表拒绝。但出于司同样对自己的世界并无完全的认识,类也就不会贸然行动,选择静观其变。世界是司的大脑给予的映射,司的大脑像是自由生长的植物,抽枝的树干,你永远不知道下一个叶片会像哪个方向伸展,去往更远的天空,吸引怎样的小鸟前来筑巢。这些幻想的触须从他的身体中抽出,汲取自现实而来的基底掺杂糖果色的光泽,变成一场看似幼稚的梦。将一切化为童话故事里的角色与物品,色彩缤纷的玩具、会唱歌的玩偶、会远航的船。小小的世界从儿时小小的房间里展开,进而推倒墙壁与认知的限制,从童话书展开的边角用蜡笔色彩向外延伸,来到更广阔的新世界,永远生动、永远鲜活、没有边界。你看坐在码头边能感受到阵阵海风,躺在草地上能感受到这个世界鼓动的脉搏,反地球重力,飞在空中的列车与冒出棉花糖云朵的火山。远行的路上是否会遭遇风暴,或是海洋中央一片突兀的干涸的沙漠……这里拥有无限可能,和它的所有者一样无法推测,又吸引你走近观察。
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