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    暁/houhoupoteto

    @houhoupoteto

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    オロイフ、ヌヴィリオ、タル鍾SS置き場

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    暁/houhoupoteto

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    オロイフ/🦇🩺❌

    アイリス

    ※アイテムの勝手な捏造
    ※なんにもわからないファ
    ※唐突なたいちょ

    ##オロイフ

    最近ばあちゃんが花言葉にハマっている。
    イファが仕事中、カクークが休みの日はもっぱら二人でばあちゃんの話を聞きに来ていた。
    その中でカクークが気になった花。
    それを探しに今オシカ・ナタに来ている。

    「うーん、普通の枯れ紫菖しか見当たらないな」
    「きっとある!」
    「ふふ、イファ喜ぶな」
    普通のアヤメであれば稲妻に生息しているようだけど、流石にそこまではいけないから。
    でもここなら枯れてるけど紫のアヤメは咲いていて、ばあちゃんによれば稀に白色が咲くらしい。
    カクークが探している間に、簡単に隊長に挨拶を済ませて僕も捜索に加わった。
    「ん?」
    隊長の足元、珍しく枯れていない紫菖が咲いている。
    ここ一体の空気はひんやりと涼しくて湿度も高めだ。だからなのだろうか。もしかしたらこのあたりの環境変化によって奇跡が起こっているかもしれない。
    「カクーク、こっち」
    「あった?」
    「まだ。でもあるかも」
    心のなかで、眠りを妨げてごめん、と謝りながら隊長の周りを探した。
    「クァッ!」
    椅子の後ろにまわったカクークが鳴いた。そこには白いアヤメ。
    「凄い、カクークやったな。…よし。ちょっと貰っていく」
    そう隊長に告げて持ってきたシャベルで優しく包むように。
    その場で鉢植えに移して割れないようにカゴに入れて。
    「持つ!」
    「うん、落とさないように」
    「何言ってんだ?」
    「ふふ、そうだな」
    カクークが足でそれを大切に掴んで飛び上がる。帰る頃にはイファは仕事が終わっているだろう。どんな反応をするだろうか。カクークのプレゼントなのに僕がなんだか心がふわふわしていた。



    「おう、お前らどこ行ってたんだ?」
    そこにはカルテをまとめるイファの姿。
    「外!」
    「知ってるわ」
    カクークは僕の後ろに隠れていた。一丁前に恥ずかしいらしい。
    「ほら、カクーク」
    「待て」
    「あ?なんだなんかあんのか?」
    イファが気になって身を乗り出してきたがカクークがそれを避けるため僕を中心に追いかけっこが始まった
    「あっずるい!」
    「いつまで逃げるつもりなんだ」
    それを正面で丸く飛び回る姿を捕まえた。
    「目まわった…なんなんだ…」
    「イファは座って、カクークは机に」
    僕は二人を誘導して向かい合わせにさせる
    「イ、…イファ。」
    「ん?どした?」
    なんとなく察しているのかイファの顔がニヤけかけているのには気付かないふりをしよう。
    「あげる!」
    「…花?」
    はらりと包んでいた布が落ちて現れた白いアヤメ。
    「カクークがどうしてもって言うから探すの手伝ったんだ」
    「あっ裏切った!オロルン!バカ!」
    つついてこようとするカクークを抑えて僕の口は止まらない。
    「花言葉ってのがあって、白いアヤメって 『純粋』『思いやり』って意味があるんだ。」
    カクークの攻撃が止まった。理解したらしい。
    「なんだカクーク、俺がいつも優しいからってわざわざ探してくれたのか?ありがとなカクーク」
    ふわ、と笑って。頭をなでる。その姿を見て僕の心も明るくなる。
    「そんなもんだ!」
    「そっか…ふーん、そうかー」
    ニヤニヤが止まらずに撫で回すイファとまんざらでもなく撫で回されるカクーク。
    あぁ、いいな。
    こういうの、なんていうんだろう
    「イファは舞台装置みたいだな」
    「は?」
    あぁ、フォンテーヌの本に書いてあったな。暗闇に光が広がっていく。そんな感じ。
    僕の心を照らしてくれる。…そんな感じ。
    暖かい。
    「大好きだ」
    「へ?」
    話においていかれてついてこられないイファをよそに、僕はついイファにつられて笑顔になってしまう。
    「今度僕も探してこよう。君にプレゼントするよ」
    「なんなんださっきから全く意味わかんねぇ…」
    ちょっと、悔しいな。カクークにならえばよかったかな。まぁイファは本当の意味は知らないままなんだろうけど、それでいいんだ。
    「な、カクーク」
    「な!オロルン!」

    白いアイリスのもう一つの花言葉
    『あなたを大切にします』
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    Replies from the creator

    暁/houhoupoteto

    DONEオロイフ/🦇🩺
    『やきもち!』

    ※ハモワノレ中の捏造、❌まだいない
    ※カッコいい🩺が書けません
    ※原作中ストーリー破綻は気にしないで下さい(お願い)(詳しいこと記憶から抜け落ちてしまいました)
    拝啓 ばあちゃん。
    フォンテーヌで発見したことがあるので報告です。
    俺達は一人でいるとモテるらしい。

    …なんてコーヒーを口に含みながら考える。
    「苦っ」
    別に好きでコーヒーを選んだわけじゃない。メニューをみたらよく分からないおしゃれそうな名前が連なっていてどんなものなのか想像ができなかったから、知ってるものを注文しただけ。
    ナタならテーブルに使うであろう調味料が置いてあるから特に考えずに「ストレートで」とか頼んだけど何も置いてなくて砂糖入れられなくてしょうが無く苦いコーヒーを少しずつすすっている。

    初めての海外、知らない街、青い空、雰囲気のいいカフェ
    いい気持ちになりたいところだがカクークはパレメルモニアって所で取り調べ受けてて気が気じゃないしオロルンはなんかの作戦に付き合ってていねぇし内心ソワソワして仕方ないが、そもそもそのソワソワを表に出した所でオロルンもカクークもいないから相手してくれるやつがいない。
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