Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    kageniya

    @kageniya

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 40

    kageniya

    ☆quiet follow

    Tap to full screen (size:1191x1684).Repost is prohibited
    ☺👍
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    pomi710

    DONE前にツイッターで上げた遊牧民パロ。
    乙嫁とか大好きなのです!
    吟遊詩人×羊飼い
    前前前世くらいのイメージ。
    放牧民の朝は早い。貯めておいた水で顔と口を洗い、モモの一日は始まる。足と手の指でも足りない数の羊と一匹の犬を連れ、細長いしなる棒を持ち、何も無い草原を草を求め歩き続ける。もうじき一番寒い時期が来る。それまで出来るだけ沢山の草を羊たちに食べさせなくてはいけない、大切な財産であり、食料だから。モモはひたすらに草原を歩く。たまに見かける木の実を啄み朝食をとった。腹は膨れないが、栄養にはなるだろう。保存用にと少し多めにも採った。そして、また歩く。脇に外れそうな羊をたまに棒で戻してやるが、犬が優秀なためそこまで大きく外れる羊は出なかった。そんな毎日を物心ついた頃から過ごしている。心が沈むことはなかったが、浮き上がることもない。只ひたすら、同じことの繰り返し。この辺りはまだ草が残っている、今日はここで食事をさせよう。そう考えていると、微かに聞いたことのない音が耳に届いた。それは僅かだったがその一瞬でモモの視界がガラリと変わった。胸が熱くなり身体の中が踊る様で、草原の緑は見たことをないほどに鮮やかに映り、日の光は輝いて自分を照らしているかの様に見えた。この音はなんなのだろうか、モモの中にそれを現す言 1729

    MzkLk_TW

    MOURNINGまっさらのひみつ (ユキモモ)
    以前フォロワーさんらと話していたLOVE/LESSパロ…というか耳の設定だけ拝借したはなし。

    耳あり時空だと同棲時代がますます甘苦しい泥沼になりそうでモモちゃんが切ないね。
     耳のないアイドルってどう思う?
     自分の心臓が大きく一度、跳ねたのがわかった。
     即座に、なんてことないふりをした。どうゆうことー、と殊更明るい調子を装って、ジョッキを揺らして酔っ払いの真似事をしながらどうか、きっとほんのコンマ一瞬、こわばった顔を見られていませんようにと願った。
     耳が落ちる、とは。
     耳を持たないということ。とは。
     自分ではない知らない誰かに身体の奥深くまで愛されたことを堂々と白昼に晒して、そんな生々しいパーソナルデータを周囲に見せつけて、それで笑っていられるのかと言外に言われた気がした。
     アルコールが揮発して満ちた部屋の中に自分の吐息から嘘が溶け出して、異臭を放つような錯覚。誰も気づかないで。落ち着きなく、ぬるくなったビールで唇を湿らす。口の中が乾いていく。喉が引きつって、うまく笑えているか分からなくなる。
     みんなから愛されたいと願いながら、みんなに愛してほしいと訴えておきながら、もうたった一人の誰かの腕に抱かれてしまったオレの真実に気づかれたくなくて怯えている。
     ――嘘。
     本当はもっと怖いものがあるよ。
     可愛いねと微笑んで指差すその耳が本物じゃない 2762

    pomi710

    Happy New Year全然えっちではありません(笑)
    付き合ってもいないユキモモの話!
    おかしなおかしな搾乳の話ですが、搾乳もしてはいません😂がミルクはちょっと出ます……!
    あと気持ちバンモモ風味ありますが、全然絡んでませんので固定派の方もご安心ください!
    モモちゃんもーもー牧場へようこそ ……キー、起きてー!ねぇってば!もう時間だって!
    「ん…………あとごふん……」
     僕は、ぼんやりと聞こえたモモの声にいつものごとく甘えるように答えた。モモのことだ、きっと三十分は余裕を持って起こしに来ているはずだから、あと三十分は眠れるはず。そう思って、少し眩しく感じる瞼裏の視界を暗くするため布団にもぐる様に寝返りを打つ。
     だけどモモの声は止むことはない。まぁこれもいつものことだ。僕はあまり気にせず、微睡む意識をもう一度深く落とそうしとした、が。
    ユーキー!もう搾乳の時間になっちゃう! オレ我慢できないよ、起きて!
    「……んー…………ん? さく、にゅう……? 」
     聞き慣れない単語に、薄っすらと目を開けると、そこには青空が広がっていた。朝日の眩しさに眉をしかめる。だが、影が出来たことで目はすぐに開くことが出来るようになった。
    6609