監フロ🦐🦈、下ネタだよ
ヤッてる最中に🦈の口に親指を突っ込んで
「先輩噛まないでね?痛いから」
って言って無理やり口を開かせた状態にする🦐。🦈は🦐を傷つけたくないから頑張って口を開いてるんだけど、🦐はお構い無しに激しくする。反射的に口を閉じたりすると、鋭い歯が🦐の指の薄皮を傷つけて口の中に血の匂いがするの。それに🦈は小エビちゃんのこと傷つけちゃったって思ってボロボロに泣きながら喘いでるんだ。
「やっ、あ、やぁっこへび、ひゃ」
口が閉じれないから呂律も回らなくて、唾液を飲みこむこともできずに
小エビちゃんやだ、親指抜いて、やだ
って泣きながら、喘ぎながら訴えるんだ。でも🦐は絶対に🦈の口から親指を抜かない。🦈の口端から溢れ出た赤く染った唾液を舐めて
「血の味すんね」
って囁くんよ。その言葉に🦐を傷つけてしまった罪悪感をさらに抱く🦈。顔を涙と唾液でグチャグチャにしながら
やだ、助けて、いじめないで、やだ
って🦐に許しを乞うように喘ぐしかない。
「フロイドが口を閉じたら、俺の親指切れちゃうかもね。別にいいんだよ?フロイドになら俺の指あげるよ」
って🦈に言ってまるで噛めとでも言わんばかりに激しくする🦐。
実は人魚の本能の強さを本で見た🦐。
「フロイド先輩ってどんくらいウツボの本能が残ってんだろ?」
って疑問に思ってしまった。そこで1番本能的になると言われている交尾中に試してみることにしたの。
最初はウツボだから噛むかな?って思って🦈の口に指を入れると
やだやだ、抜いて、噛みたくない、小エビちゃんのこと傷つけたくない
って顔を歪めて言ってくるものだから可愛くなっちゃって被虐心に火がついちゃった。
こんなに嫌がってるんだから逆に噛ませたらどうなるんだ?
そう思ってわざと激しくすると指に鈍い痛みが走る。
あぁ、歯が掠ったな。血出たわ。
🦈もそれの気づき涙をボロボロ流して喘ぐ。
正直に言って可愛かった。そこからはタガが外れてしまってさらに激しくしてしまって……
被虐心が目覚めた🦐と本能に抗って🦐を傷つけたくないと頑張る🦈。
翌日、機嫌が治らない🦈を頑張って宥める🦐が居る。でも多分またやる。可愛かったから。あと興奮した。
「小エビちゃんのバカヤダって言ったもん」
そう言ってスンスンと鼻を鳴らす🦈。布団にこもって出てこない。
「ごめんね、フロイド。止まんなくてつい……」
申し訳なさそうに眉を下げ、布団越しに🦈を撫でる。
「フロイド?顔見せて」
「ヤダ」
何度声をかけても頭まで布団をかぶり絶対に顔を見せようとしない。それほど拗ねているのだ。
これはしばらく機嫌治らないだろうな。嫌がることしたの俺だし、しょうがねぇわ。でもまぁ、顔さえ見れればこっちのもんだな。
ため息をついてから🦈に話しかける。
「……俺、下いってご飯の準備してきますね。フロイドもお腹すいたら降りておいで」
そう言って布団をひと撫でしてから部屋から出た。
キッチンに行き軽く食べれそうなものを用意する。自分も適当にご飯をつまみ、時計を見るとまだ数分しか経っていない。
うーん、まだ10分ちょっとしかたってないけどもう出てきただろ。降りては来ないだろうから上に行くか。
できたご飯をお盆に乗せて、できるだけ足音をたてないように2階に上がる。足早に寝室の前まで行くとドアを勢いよく開けた。
ベッドの上には目を赤くし鼻をすすりながら自分の名前を🦈がいる。
よし、顔出したな。
ベッド脇のローテーブルにお盆を置き🦈の目線を合わせる。
「フロイド?」
「こえびちゃ……なんで置いてくの、」
ズビッと鼻をすすり、目をうるませながら震えた声で言う。
「ごめんね、フロイド。」
あやす様に背中を擦りながら赤くなった目元にキスをする。
「小エビちゃん、手ぇ……」
「ん〜?手がどうした?」
「オレ、小エビちゃんの指、噛んじゃった、血ぃ出て、」
そう言ってまた涙を浮かべる🦈。
「大丈夫だよ、フロイド。泣かないで。」
「ごめん、指、ごめんねぇ」
ちょっとやりすぎたなぁと苦笑いしながらさらに強く抱き締めた。
「謝んないで、ごめんね、やりすぎちゃったね」
「……小エビちゃん痛い?」
「痛くないよ。傷浅かったし」
泣かないでとキスをする。
「……小エビちゃん、もうオレに噛ませない?」
「……ごめんね」
「小エビちゃん?」
「ご飯食べよっか、持ってきたから」
「小エビちゃん」
「……ごめんって」
「もうしないって言って」
「…………」
懲りていない🦐に眉を上げて怒る🦈。
「オレ、小エビちゃんのこと噛みたくねぇのッ…………なんでわかんねぇの、バカぁ」
引っ込んでいた涙がまた溢れてきた。
「……俺が自分からやったことだよ。泣かないで」
「やなの。オレは小エビちゃんのこと傷つけたくないの」
「フロイド」
🦈の頬を挟み顔をあげさせる。
「なんで噛まなかったの?」
「はァ?!傷つけたくねぇって言ったばっかじゃん」
「ウツボってさ噛むじゃん」
「……当たり前じゃん」
「交尾中って人魚が1番本能的になる時なんでしょ?」
「……」
「なんで噛まなかったの?」
「……だって、」
「優しいね、フロイドは。俺の事傷つけたくなかったから頑張って本能に抗ってくれたんだね」
「そんなののためにあんなことしたわけ?」
「ごめんね。でも嬉しかったよ」
「……オレが噛んでたらどうしたわけ?指を無くなるかもしんねぇのに」
「それでもいいよ。フロイドになら食いちぎられても良かった」
「……バカじゃねぇの」
「うん、馬鹿かも」
「ほんとバカ」
「ごめんね、フロイドは優しいね」
「オレはもうヤだかんね」
「うんうん、これからは抑えるよ」
「小エビちゃん抑えるって何やんないってちゃんと言って」
「ご飯食べよっか、腹減ったでしょ」
「小エビちゃんちょっと」
叫ぶ🦈の口に用意したご飯を運んで黙らせる。
「小エビちゃングッ、」
モグモグ
「ちょっングッ、」
モグモグ
「美味しい?良かった、これ求愛給餌ってやつ?」
その言葉に赤くなりながら咀嚼する🦈。可愛いねと言いながら、次々とご飯を🦈に運ぶ。
こうして、全く懲りていない🦐は🦈を丸め込むことに成功した。次は泣かせない程度に上手くやろうと心に決めて恋人の口端についた食べカスを拭ってキスをした。