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    AKtyan5560

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    AKtyan5560

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    逆行転生四季の後輩同期×四季
    四季は後輩同期の彼等と仲良く、最後死ぬ時に彼等に囲まれ死んだ。伝えぬ恋心を抱き気づいたら逆行していた。羅刹に入り彼等と仲良くなり穏やかな日常を過ごす。実は彼等は記憶が戻っていて早く四季に気づい欲しかった  

    紫苑+馨+猫咲+印南×四季
    後輩同期×四季
    大我+四季

    ※後輩同期が重い
    ※大我はたい+しき
    ※色々注意なんでも許せる方向け

    #ゆうしき
    #しおしき
    #かおしき
    #はぐしき

    俺達の秘密に早く気づいて「四季ィ…四季…!」 
    「四季君…四季君!」
    「少年……四季…!」 
    「おい、目覚ませよ!なぁ!」
    「四季ィ!!!起きろ!!!」
    四季を一際目に掛け可愛がっていた四季の先輩である彼等が、叫ぶ様に紫苑の腕の中で脱力する四季を囲う。桃太郎と鬼の戦争が終結し、戦わなくて良くなる中で立役者の四季が街中を歩いていた時に一人の桃太郎から攻撃された。隠密系の能力であった桃太郎に、腹を刺された時には遅く、偶然四季と買い物に行く約束をしていた彼等の元に待ち合わせに着くと言う所であった為に、気づいた彼等が駆け寄ると倒れる四季を見つめ目を見開き囲ったのだ。
    紫苑の服に血が染み込む事など気にせず、馨が必死に患部を圧迫するも止血は追い付かずに血は流れて行く。猫咲が地下施設の花魁坂に連絡を取る中で、四季の顔色は悪くなる一方であり彼等は焦っていた。印南と大我が必死に声を掛けるが、四季は彼等がここまで尽しても自分はもう遅いだろうと悟り、血を吐きながら彼等に伝える。
    「みんな…きいて…」
    「四季!喋るな、俺の腕で死んだら許さねぇぞ!!」
    「四季君…今京夜先輩が来るから待ってて!」
    「お前死んだら許さねぇからな!地獄の底まで迎えに行ってやる!」
    「少年…!少年…!死ぬな…死んだら私はどうしたら…」
    「お前がァ死ぬのは許さねェぞ!!また新作の菓子食ってねぇぞォ!!!」
    四季は彼等の必死な姿に笑みを浮かべ手を伸ばす。馨と紫苑がその手を取り彼等と仲良くなり、可愛がって貰った自覚がありそして恋をしていた。四季は口から血を吐き出しながら告げた。
    「ありがとう…ごめん…俺…みんなが……」
    瞬間四季の身体が事切れ目を瞑る。彼等は叫ぶ様に四季を呼ぶが目を覚まさず、一ノ瀬四季の生涯は生を閉じた。

    ────はずだった
    四季が目を覚ますと畳の上に寝ていた。見慣れた木目の天井が目に入り、此処が自分の住んでいた家である事を知る。体を起こし見回すと、父親が新聞を読んでいる姿が目に入り四季は目を見張った。額に皺があり、着物を着た姿は変わらず此方を見る父親が呆れた様に大声で言ってきた。
    「何してんだぁ。明日から夏休みだろォ。楽しみにしてたんじゃねぇのか」
    「………夏休み」
    「なんだ?忘れたのか…そんな所まで馬鹿になっちまったか」
    四季は目の前で生きている父親に涙を潤ませ、生きている父親に歓喜が沸き上がり、グズグズと泣き出した四季に父親が驚き声を掛けるが泣いている四季には届かない。親父が生きている、あの日死なせてしまった父親が目の前で生きて元気そうに話している。四季は決意した。絶対に強くなり父を死なせないと、零れてくる涙を擦り落ち着きを取り戻し、ふと目に入ったカレンダーの日付が気になった。四季が小学校を卒業した日寄りも何年も早く、未だ四季が幼稚園に通う時寄りも早い歳に、ここはパラレルワールドなのだと知る。
    四季の産まれた歳が早く、漫画か何かで読んだ転生で逆行なのかと思うと胸の内で叫び声を上げた。だが父親を死なせない様に強くなれる絶好の機会だと思い、戦いの中で合った事も変えられるのではと思った。強くなるには師事した方が良い、目の前には桃太郎として活動していた父親、四季は決意をし叫ぶ様に声を上げた。
    「親父!俺を強くなりたい!!」
    「強く、組手でもするのかぁ?」
    「俺知ってるんだ!桃太郎も鬼も全部」
    「はぁ…!?なんで、それを」
    四季の決意を固めた様な、幾多もの死線を潜り抜けた雰囲気に息子の何かが変わり本気の決意が伝わった剛志は、湧き上がる戦場に居る様な雰囲気に当てられ笑みを深める。
    「俺の稽古は厳しいぞ?」
    「どんな稽古でも俺は耐えられるぞ!」
    「ならお前を鍛えてやる」
    それから四季の強くなる為の旅路が始まった。

    高校生になった四季は血蝕解放での銃の扱いも慣れ、血を形成する速度も瞬間的に出来る他に体捌きも身に付けたが、羅刹学園から声が掛かり通う事を決めた事に父親は十分じゃないかと言うが、四季は仲間の強さを知っている為に通う事を決めた。
    フェリーに乗り込み父親に手を振ると感慨深いものがあり、フェリーには見知らぬ者ばかりで羅刹学園に付き渡された制服に着替え教室に入ると驚く事に見知った五人の顔が見えた。
    彼等を見ていたが気付かれぬ内に視線を外し、空いてる席に座る。成るべく彼等と合わぬ席に座る中で観察するが軈て教師が入って来た所でレクレーションになり四季の意識は逸れた。
    そんな四季の様子を彼等が観察する様に見ていた事を、四季は知らない。

    学園に入り三ヶ月が経ち四季は紫苑に馨の猫咲に印南に大我と仲良くなった四季は、毎日彼等に囲まれ過ごしていた。血の能力も入学から上位の彼等に周りのクラスメイトは、大我と印南以外は絶対に内に入らせない気難しい彼等が、四季の前では幸せそうな柔らかい表情を浮かべる事に全てを悟り、このクラスでは彼等に恋をする者等出ない程に分かりやすい態度に四季だけが気づいて居なかった。
    四季の同室は偶然にも紫苑になり、女の部屋に入り浸るだろうと一人部屋を満喫しようと思い、同時に寂しさが湧き上がっていた四季だが意外にも紫苑は女の部屋に泊まること無く過ごしていた。馨を筆頭に猫咲や印南に大我も部屋に入り浸り、四季は恋をしていた彼等と楽しく過ごしながら、あくまでも前の彼等では無いために割り切っていたが、然し彼等と過ごし絆され湧き上がる感情に蓋をしたのだ。

    校舎裏の人が来ない陽当たりの良いスポットを見つけた四季に誘われ、彼等の溜まり場になったその場は秘密基地の様な扱いになっていた。
    その日も馨と紫苑に挟まれ、馨の肩に頭を乗せ眠る四季を前から印南と猫咲が見ながら、大我が紫苑の横に座る。円で囲う様に座る彼等に安心する様に寝息をたて眠る四季に紫苑が笑みを浮かべた儘呟いた。
    「本当にいつ気づくのかねぇ」
    その紫苑の言葉に馨が楽しげに笑みを浮かべ呟く。
    「だけどまだこの状況楽しみたいだろう」
    猫咲が後ろ手に背を背後に傾かせ、足を伸ばしながら呟いた。
    「えー俺は早く気づいて欲しいけどなぁ」
    印南が血を吐きだし何時もの表情で話す。
    「私も少年には気づいて欲しいが、少年のペースと言うものも大切にしたい…ゲホッ」
    大我が四季を起こさぬ範囲で語彙を荒く語った。
    「四季のペースは大切にするべきだァ。四季が起きた時の為のハーブティー準備しねぇとな!」
    「煩ぇ四季が起きんだろ。もう少しボリューム下げろ」
    「大我さぁ。四季くん起きるから喋らないでくれないかなぁ」
    大我は彼等の何時もの文句を無視し、四季が起きた時の為に準備を始める。そう彼等は"記憶があった"のだ。前の世界の自身達が生まれてから四季と出会い、幸せな時を過ごし、四季が死に灰色になった人生を生きた記憶が頭に存在していた。
    「思い出した時には驚いたけど、同時に何処か存在していた胸の虚空も消えたよね」
    「四季に会う為に俺は生まれ直したんだと思うと、今世は女の子も大切だけど四季の事が一番だから女の子は優先は出来ないよね」
    「少年に会う迄幸せで、だが何処か存在した虚しい気持ちに彼と会った途端に埋まる胸に悦びを感じたのも当然だ」
    「此奴を別に認める訳じゃねぇが、会いたかったのは事実だし思い出した事は悪くねぇ」
    「そんな事言いながら猫は嬉しい癖に」
    「………うっせぇ!」
    彼等が戯れる様子に四季に、ブランケットを掛けた大我が満足げに頷くと呟いた。
    「此奴に会えたのは奇跡みたいなもんだからなァ。この時間を二度と潰したくねぇ」
    大我の言葉に、四人の表情が引き締まり空気が張り詰めまるで戦場に居る様なその空気は、彼等が四季を失う事を二度としたくない証であった。
    「もう二度とあんな思いはごめんだ」
    「生きてるのに生きてない思いなんて二度としたくないよ」
    「少年を失うのは死と同義だ」
    「あんな思い…したくねぇ」
    彼等の悲痛な思いは四季が死んでから退屈な日々を過ごし、大切な者を失いながらも生きる事を強いられた拷問の様な日々を思い出し場が静まる。暫く無言が続き誰も言葉を発する事がない重苦しい空気が続きながら、もぞもぞと肩が動き目を覚ました四季が辺りを見渡し妙な空気に、呆然としながら呟く。
    「どったのこの空気」
    四季の言葉に彼等の空気は一気に散布し、穏やかな空気が戻って来た。
    「なんでもねぇよ」
    「おはよう四季君なんか飲む?」
    「紅茶にレモネードに緑茶もあるぞ!!」
    四季は大我手製のレモネードを貰い一気に飲んでいく様子に、この日常を二度と失いたくないと彼らは決心する。飲み終わり二杯目を貰う四季が呟く様に言った。
    「皆にも飲ませたかったな……」
    四季は時折過去の自分達に思いを馳せる。それはこの時空には存在しない、前世の彼等を思い寂しそうに呟くのだ。自分達は此処にいるのに、過去の自分を思う四季に嫉妬に焦がれる程の想いを抱きながら、彼等は四季へ早く気づいてくれないかと想いを抱く。
    彼等が話すのにはまだ早いのだ。四季と教室で目が合った瞬間、全てを思い出した自分達は欠けたピースが漸くはまった様な感覚を抱き四季が生きている事に歓喜した。それから自身達の能力と今の自分達の能力の乖離に悩まされ、必死に能力を伸ばし漸く四季を守る程には能力が戻ったのだ。
    だから早く気づいてくれないかと願う。四季と共に暮らす世界を得るために。
    「四季ィ俺にもちょーだい」
    「え!これは俺のだからやらねぇよ!」
    「えーけちー」
    「四季君僕も欲しいな」
    「じゃあ俺もぉ」
    「ゲホッ…私も欲しいな…」
    「お前らァ!!コップ回すから受け取れぇ!!」
    四季を揶揄う彼等を大我が収束すると言う何時もの光景に、彼等と過ごす時間が大切でもう無くしたくないなと四季は思うのだ。二度目だとしても彼等の架け替えの無い時間は奪われたくない。例えそれが死だろうと四季は今度こそ長生きすると決めたのだ。その為に鬼神の力を使わず強くなる様に訓練もする程に、最初は父親を守るだけのそれが、大切な物が増え全てを守りたくなった。だからこそ決意する。全てを守ってやると胸に刻む。
    この幸せな光景を無くさない為に。

    四季は羅刹学園からの実習で来た地区で大規模な桃の襲撃があり第一線で駆り出されていた。然し数が多く体に多くの傷が出来て、あちらこちらから血を流しながらやっとの思いで立っていた。桃の攻撃を避けだが足を滑らせた事で攻撃が目の前に迫る。死ぬなと頭に走馬灯が過ぎる中、彼等とまた生きられない事を後悔し目を瞑る。瞬間誰かの背中に庇われるのが目に見えた。
    痛みが何時までも来ない事に目を開くと、三人の背中が見え安心し目を見開く。彼等の紫苑に印南に猫先の背中が何故か大人の彼等に重なって見えた。
    「四季大丈夫か〜」
    「これだからお守りは嫌なんだ」
    「少年…無事なら安心した。後は任せておけ」
    目の前に立つ彼等の技は今の彼等が使う物寄り更に未来の彼等の完成させられた技であり、目の前に立つ彼等の姿が完全に昔の彼等と重なる。
    思い出していたのかと漠然と考えが浮かんだ四季は、彼等が使う武器で敵を蹴散らして行く様子を呆然と眺めていた。大我のバリアに守られ、その前に印南の襖が構え紫苑が赤い馬を出している様子が見える。猫咲が変化し敵を翻弄し、無線には馨の桃太郎が迫る人数の声が聞こえて来た。彼等は全てを知り、四季に歩調を合わせゆっくりと時間を進めていたのだ。
    何時の間にか周りの桃太郎の倒れ付す光景が広がり、紫苑が手を叩きながら嫌々げに呟いた。
    「四季に手を出すなんざ、殺される覚悟をしてから来い」
    「此奴が負ける事はねぇけどな、死にそうになるまで追い詰めるのは別だ。そんな奴らは全て殺す」
    「少年が戦うのは構わない。此処は戦場だ。然し死にそうになる程に追い詰めるなら別だ。死を持って地獄に落とそう」
    彼等の言葉に馨と大我が駆け寄り、四季の肩に手を載せる。四季の片腕ずつに馨と大我が腕を回し、一斉に四季に歩調を合わせ、前を行く紫苑と印南と猫咲に、共に歩く馨と大我に四季は唖然とした泣き出しそうな顔で呟いた。
    「なんで…思い出してたの…」
    四季の言葉に振り向いた彼等が意地悪げな揶揄う様な笑みを浮かべ呟いた。
    「今更気づいたの〜?遅いよぉ」
    「お前頭迄トロイのかよ。遅せぇよ」
    「少年やっと気づいたのか…気づいた事にGoodを贈ろう…ゲホッ」
    「四季くん遅いよ。けどやっと気づいた事嬉しいな」
    「お前遅ぇぞぉ!!待ちくたびれたぜ!!」
    馨が優しい笑みを浮かべ、大我が厳しい表情だが優しい雰囲気に、彼等の柔らかい笑みを浮かべる様子に四季は歓喜と安堵に複雑な感情が混じり合い叫んだ。
    「バカバカバカ!!バーカ!!なんで言わなかったんだよ!!」
    「えー言わない方が良いし…気づいて欲しかったんだよ」
    「馬鹿馬鹿煩ぇよ…………気づいて欲しかったんだよ……言わせんな」
    「少年その理由を聞くのは野暮ってものだ。唯一つ言うなら……意地だな…」
    「その方がおもし……まあ意地だよ」
    「俺らから言うのはなんか違ぇからなァ!」
    四季は彼等の言葉に溢れる思いで前世の彼等も今世の彼等にも恋をし、好きになった思いが溢れ出しそうになった事に気づいた彼等が、決心した様に笑いながら一斉に声が重なり告げた。
    「「「「「四季好きだ」」」」」
    彼等の言葉に等々涙が決壊した四季は、目から零れる大粒の涙を流しながら大きな声で返す。
    「おれも…ずき…!!」
    彼等は四季を囲みぐしゃぐしゃと頭を撫で背を叩いたりとそれぞれに構い出す。四季は反抗しながらも幸せなこの状況に浸りながら、生まれて来た事が報われた様な思いを抱き、彼等と共の時間を生きようと決意するのだ。

    四季を愛し彼の全てが欲しい、食べてしまいたい程に愛する彼等は四季の笑顔を見て目を細め鋭く光る視線を四季に向けた。彼を幸せにし誰にも渡さぬ様に自分達で囲う程に愛する彼等は、漸く手に入れた四季をこの手に抱きしめ隠すのだ。狂おしい程に愛おしいこの子供に愛を注いで。

    この日四季は彼等と恋人になり、共に生涯を過ごし幸せな日々への一歩を踏み出したのだ。
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    AKtyan5560

    DOODLE四季が生理男子で生理日を攻が管理して知っているなら、危険日も知っているから孕まされちゃう四季はいるよねと言う話
    四季の生理中の世話をする攻めが危険日に孕ませて、妊娠を喜び合う迄のオムニバス短編集。主に同じテーマの作品の四季受けの話が沢山入っています

    主に世界線は全部が違います

    ラインナップ
    むだしき きょうしき ますしき
    しおしき かおしき ゆうしき はぐしき
    じんしき
    危険日予測注意報四季は生理が来る体質である。男であるが生理が来て妊娠出来る男性はこの世界には多く、四季はその体質であった。今朝生理が来てしまい腹を抱えながらトイレから出て来た四季は、ベッドへと寝転がる。すると四季の恋人の彼が部屋に来た。

    ─────ドアを開け部屋に来た彼は

    花魁坂京夜の場合
    花魁坂京夜は四季の生理周期を把握している。生理男子の四季は、生理の時期になると腹を抱えベッドから動けなくなる程に重く、3日間はその様に過ごしている。
    昨日の朝眠る四季の脇に体温計を入れ測ると、何時も寄り体温が高かった為に、生理予測カレンダーに記入すると直近明日からマークが付いていた。京夜の予測では明日から来るだろうと予想を付けた生理は、確かに今日の朝に四季が腹を痛そうに抱えトイレにへと入ったのに、京夜は予想が当たった事に事前に用意をしておいた粥を持ってくるのだ。
    22288

    AKtyan5560

    DOODLE四季が紫苑の元教え子だったら話
    紫苑は最後に生き残った教え子の四季に依存していた。恋人であり、最後の教え子の四季に死ぬなと約束をするが死んでしまう。然し四季は何故か転生し無陀野の生徒になった。そんな中杉並に行く事になり、四季を見た紫苑は強く抱き締めてきたのだ

    ※死ネタからの転生
    ※四季が紫苑の生徒だったif
    ※紫苑が激重
    ※四季愛され描写
    二度目のタトゥーは存在しない『紫苑先生!』

    『俺戦闘部隊に行ったら紫苑先生みたいに強くなるんだ!』

    『私は援護部隊だけど紫苑先生に会いに来るね』

    『紫苑先生大好きだよ!』

    目を瞑れば思い浮かぶ生徒達の顔、紫苑の脳裏に焼き付く生徒達は既に天へと登り一人も居ない。

    『紫苑先生!!また来ちまった!!』

    否一人だけは存在していた。紫苑の生徒で死せずに生き残っている生徒がいたのだ。一人だけ、たった一人の紫苑の生徒が未だ死ぬ事も無く幸せそうに笑顔で生きている。

    『紫苑先生!大好きだぜ!!』

    その生徒の名は一ノ瀬四季。鬼神の子である炎鬼である、何時死んでもおかしくない、紫苑の教え子で恋人である。

    四季は最近情緒不安定な紫苑を見て、理由を察し何も出来ない自分に不甲斐なさを感じていた。四季の同期は既に誰もいない。皆正義感が強く、自身を犠牲にし天に登ってしまった彼等は、四季のみを残し全員あの世の住人になった。既にこの世には居ない彼等は、紫苑の教え子は四季の世代以外も全員死に、既に四季しか残っていない。
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    AKtyan5560

    DOODLE今週号本誌の四季を実験台にしたモブ共に助けに来た大人達が怒り狂い、会社の社員全員を殺し社員の親族諸元殺す話

    無陀野達は助けに来ると、四季が実験で身体中を傷つけられていた。その光景を見た彼等は怒り狂い、気絶した四季を猫咲に任せ、各々に社員全員を殺し尽くすのだ

    無陀野→真澄→印南→紫苑で視点が進みます

    ※本誌ネタバレあり
    ※大人組が全員激重
    ※大人組全員と体の関係がある四季の表記
    ※主にしおしき
    愛し子を傷つける塵芥に制裁を身体のあらゆる所が切り刻まれ、もう意識が飛びそうだ。足はボロボロで、胸にも深い傷を付けられ、腹は切られ弄り回される。身体中自身の血で染まり、四季は少なくとも必死で意識を無くさんと抵抗し、絶対にこの様な極悪人の塵共に負けてやるかと決めていた。

    だからこそ意識を必死に保ち、頭を必死に動かし興奮する頭は、彼等四季の仲間や大人達の顔を浮かべ必死に尊厳を守っている。然し最早限界が近かった。

    そんな時扉が開き誰かが入って来た。扉の方面を見ると無陀野を初め、真澄、紫苑、印南、猫咲が立ち驚いた様に目を見開いている。
    四季には聞こえぬが、紫苑の耳元で無線が響いた。

    『こちら馨、状況を説明して欲しい』

    「………四季が鋸で切り刻まれている」
    5402

    AKtyan5560

    DOODLE攻め視点
    紫苑と京夜はそれぞれの殺人鬼の道具に選ばれ、毎日殺せと囁く想いに耐えて来た。その想いを消化するには殺人鬼の道具で殺さない範囲で危なくない使い方をし、その危なくない行為を受け止めてくれる者が必要であった

    四季視点
    四季は彼等の焦燥する想いに気づいており、彼等の行為を受け止める事を決めるのだ。四季はその彼等の想いを受け止める唯一の行為に、嬉しさを感じ、共に縄で絞められる事と注射器を打たれる
    呪いは俺が全部受け止めるから笑ってよ漫画断裁分離のクライムエッジのパロディです。分かりにくいと思うので用語説明最初に載せます

    権利者
    凶悪殺人鬼を先祖に持ち、その先祖が使っていた呪われた道具に当代に選ばれた者。道具は遺品と呼ばれ、遺品には先祖が宿り、選ばれた者は頭に殺せと毎日囁きが響きやがて廃人になる者もいる。
    代償と呼ばれる擬似行為をしてくれる者がいれば、頭の囁きはマシになり最後まで人生を送れる者も多い

    代償
    呪いの道具に選ばれた権利者の行為を受け止める者。危険性が無い物の場合のみ受け止める事が出来る。注射器等、縄で絞める等である。殺されない範囲で受け止める行為を権利者がした場合、権利者の殺せと言う声や殺人衝動がマシになる

    醜聞
    彼等殺人鬼の子孫と呪いの道具を管理する組織
    8859

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    DOODLE狼と獣人の印南と虎の獣人の紫苑が兎の四季にキスをする話
    獣人が存在する世界観で、虎の紫苑に狼の印南は羅刹に用があり来ており、恋人の四季が目の前から走り寄り楽しく話すのを愛しく見ていた。人気の無い所へと誘導した彼等は兎の四季を喰らう様にキスを貪るのだった。

    紫苑+印南×四季のサンド

    ※紫苑と印南が激重
    ※ひたすらキスをしているだけ
    愛しの兎をいただきます羅刹学園の廊下を歩いていた四季は、目の周りから印南と紫苑が歩いて来るのが見え満面の笑みで駆け寄った。血を口元から流し軽く手を上げる狼の印南と、笑みを携えながら煙草を咥え手を上げる虎の紫苑に、兎の四季は垂れた耳を後ろに倒し尻尾を左右に勢い良く振りながら、満面の笑みで嬉しげに駆け寄る。その姿が二人は可愛く食べたいと思いながら、自身の恋人が愛しいと思いながら駆け寄る四季を見ていた。
    「幽さん!紫苑さん!」
    「久しぶりだな少年。その元気さがGood…ガハッ」
    「四季ィ久々だなぁ〜今日も可愛くて紫苑さん嬉しい〜」
    四季が目の前まで走り来て、頭を撫でる紫苑と肩に手を置く印南に四季は耳を後ろに倒し、幸せそうな笑みを浮かべ笑う姿に、二人はこの少年を絶対に失いたくは無いなと思い食べ尽くしたいと思いで見ていたのだ。
    2849

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    DOODLE攻め視点
    紫苑と京夜はそれぞれの殺人鬼の道具に選ばれ、毎日殺せと囁く想いに耐えて来た。その想いを消化するには殺人鬼の道具で殺さない範囲で危なくない使い方をし、その危なくない行為を受け止めてくれる者が必要であった

    四季視点
    四季は彼等の焦燥する想いに気づいており、彼等の行為を受け止める事を決めるのだ。四季はその彼等の想いを受け止める唯一の行為に、嬉しさを感じ、共に縄で絞められる事と注射器を打たれる
    呪いは俺が全部受け止めるから笑ってよ漫画断裁分離のクライムエッジのパロディです。分かりにくいと思うので用語説明最初に載せます

    権利者
    凶悪殺人鬼を先祖に持ち、その先祖が使っていた呪われた道具に当代に選ばれた者。道具は遺品と呼ばれ、遺品には先祖が宿り、選ばれた者は頭に殺せと毎日囁きが響きやがて廃人になる者もいる。
    代償と呼ばれる擬似行為をしてくれる者がいれば、頭の囁きはマシになり最後まで人生を送れる者も多い

    代償
    呪いの道具に選ばれた権利者の行為を受け止める者。危険性が無い物の場合のみ受け止める事が出来る。注射器等、縄で絞める等である。殺されない範囲で受け止める行為を権利者がした場合、権利者の殺せと言う声や殺人衝動がマシになる

    醜聞
    彼等殺人鬼の子孫と呪いの道具を管理する組織
    8859

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    DOODLE紫が四を三ヶ月間監禁する話
    杉並別部隊に所属する四が久々に戦闘部隊に来ると、紫に部屋に連れ込まれ同棲する準備が出来た事を伝えられる。紫は四に手刀を落とし、共に暮らす部屋へと監禁をしたのだ
    ※四が卒業後医療部隊にいる
    ※事後表現
    ※紫が煙草吸う
    ※紫の過去の女が喋る
    ※紫の四への盗撮盗聴

    紅色の薔薇花言葉
    「死ぬ程恋焦がれています」
    29本の薔薇花言葉
    「永遠の愛」
    愛の鳥籠光が消えた部屋は闇が広がり暗く、スマホの灯りだけが広がり一人の男を照らす。上半身半裸の男がベットボードに座り足を伸ばし一つの画面に執着し、サングラスの奥から覗く瞳は鋭く細められ執着が見隠れしていた。
    男が覗く画面には、一人の青年がスマホのゲームに集中する場面が映り、途中で睡魔が襲って来たのか眠気に目を擦りスマホを閉じベットへと入る。青年が眠る姿を男は見詰め続け青年の深い呼吸で眠る姿を見て画面へと低く愛執の乗った声で呟く。

    「……やっと寝たか〜おやすみさん四季」

    そう呟くと男はベットへと入り、目を瞑る。脳裏には先程見ていた青年の恋人が浮んでおり、男は青年が眠る姿に胸に浮かぶ愛慕を抱き、意識が闇に落ちて往く事に逆らう事無く眠りに付くのだった。
    5657

    AKtyan5560

    DOODLE後輩同期と四季がキスしているだけ
    後輩同期四人全員で付き合っている四季が、馨に紫苑と猫咲に印南がそれぞれ時系列に彼等が一人ずつ四季と会いキスする話から、最後は全員にサンドされキスをする

    ※後輩同期×四季
    ※ただキスしてるだけ
    ※攻めの台詞に♡が付いてる
    甘いキスの愛を降らせる四季は羅刹学園の廊下を歩いていた。休日の誰も居ない廊下は静けさを保ち、何処か寂しげな思いが広がる胸で四季の四人の恋人達を思い浮かべる。並木度馨、朽森紫苑、印南幽、猫咲波久礼は鬼機関の中でも上位に位置する優秀である隊長と副隊長であり、同期である彼等は四季の恋人であった。彼等は四季を猫可愛がりし、特に馨と紫苑はそれが躊躇に出ている。四季は彼等が大好きで、最近会えない彼等に思いを馳せ無意識に唇を触れていた。

    そんな中歩いている中で、目の前から誰かが歩いて来るのが見える。その人は四季の大好きな人で恋人の彼で合った。

    その恋人は─────



    ‪‪✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    並木度馨の場合

    馨は羅刹に届ける書類があると真澄に言われ、馨に書類を運ぶ仕事を任せた真澄は、安易に四季に会ってこいとの事で馨に羅刹に行かせたのだろうと思うと、素直では無い隊長に内心温かい気持ちになる。
    7498

    AKtyan5560

    DOODLEしおしきDom/Subユニバース
    紫と遠距離恋愛な為にプレイができなかった四が体調が良くなく、杉並に実習で来た四を部屋に連れ去り甘いプレイの時間を過ごす話

    ※四が弱る体調不良表現
    ※紫の愛が重い

    上位Dom紫と上位Sub四です
    他所見は許さない梅雨も終わり本格的な暑さに、晴れ渡る青空は雲一つ無く広がる。現在無陀野学期は各地に別れ実習に来ていた。複数無陀野が上げた地区に希望した生徒を振り分け、現在四季は希望した杉並へと来ていたのだ。
    杉並の地下に入り、案内に導かれ皇后崎や矢颪に遊摺部と話しながら歩いていた四季は何処か何時もの調子では無く、体調悪いのを仲間も察するが四季はそれに気づくも心配させぬ様に笑っていた。空元気だと解る様子に、思い当たる彼等は四季がSubであり、常に会える訳では無いから遠距離の恋人のパートナーに会えず、プレイが出来ずに体調を崩して居ることを悟り何も出来ず見ている事しか出来ずに歯痒い思いをしている。四季の他は女子も含め全員Domであるが四季の恋人は上位のDomであり、四季自身上位のSubである事の他に、パートナーがいる者に手を出す者は居ずに、四季の恋人が四季を溺愛し、それはそれは重すぎる感情を抱いている事からプレイしたら殺すと四季の居ない所で集められ宣言された事で彼等は四季を見守っていたのだ。
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    AKtyan5560

    DOODLE逆行転生四季の後輩同期×四季
    四季は後輩同期の彼等と仲良く、最後死ぬ時に彼等に囲まれ死んだ。伝えぬ恋心を抱き気づいたら逆行していた。羅刹に入り彼等と仲良くなり穏やかな日常を過ごす。実は彼等は記憶が戻っていて早く四季に気づい欲しかった  

    紫苑+馨+猫咲+印南×四季
    後輩同期×四季
    大我+四季

    ※後輩同期が重い
    ※大我はたい+しき
    ※色々注意なんでも許せる方向け
    俺達の秘密に早く気づいて「四季ィ…四季…!」 
    「四季君…四季君!」
    「少年……四季…!」 
    「おい、目覚ませよ!なぁ!」
    「四季ィ!!!起きろ!!!」
    四季を一際目に掛け可愛がっていた四季の先輩である彼等が、叫ぶ様に紫苑の腕の中で脱力する四季を囲う。桃太郎と鬼の戦争が終結し、戦わなくて良くなる中で立役者の四季が街中を歩いていた時に一人の桃太郎から攻撃された。隠密系の能力であった桃太郎に、腹を刺された時には遅く、偶然四季と買い物に行く約束をしていた彼等の元に待ち合わせに着くと言う所であった為に、気づいた彼等が駆け寄ると倒れる四季を見つめ目を見開き囲ったのだ。
    紫苑の服に血が染み込む事など気にせず、馨が必死に患部を圧迫するも止血は追い付かずに血は流れて行く。猫咲が地下施設の花魁坂に連絡を取る中で、四季の顔色は悪くなる一方であり彼等は焦っていた。印南と大我が必死に声を掛けるが、四季は彼等がここまで尽しても自分はもう遅いだろうと悟り、血を吐きながら彼等に伝える。
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