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    AKtyan5560

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    AKtyan5560

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    後輩同期と四季がキスしているだけ
    後輩同期四人全員で付き合っている四季が、馨に紫苑と猫咲に印南がそれぞれ時系列に彼等が一人ずつ四季と会いキスする話から、最後は全員にサンドされキスをする

    ※後輩同期×四季
    ※ただキスしてるだけ
    ※攻めの台詞に♡が付いてる

    #ゆうしき
    #かおしき
    #しおしき
    #はぐしき

    甘いキスの愛を降らせる四季は羅刹学園の廊下を歩いていた。休日の誰も居ない廊下は静けさを保ち、何処か寂しげな思いが広がる胸で四季の四人の恋人達を思い浮かべる。並木度馨、朽森紫苑、印南幽、猫咲波久礼は鬼機関の中でも上位に位置する優秀である隊長と副隊長であり、同期である彼等は四季の恋人であった。彼等は四季を猫可愛がりし、特に馨と紫苑はそれが躊躇に出ている。四季は彼等が大好きで、最近会えない彼等に思いを馳せ無意識に唇を触れていた。

    そんな中歩いている中で、目の前から誰かが歩いて来るのが見える。その人は四季の大好きな人で恋人の彼で合った。

    その恋人は─────



    ‪‪✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    並木度馨の場合

    馨は羅刹に届ける書類があると真澄に言われ、馨に書類を運ぶ仕事を任せた真澄は、安易に四季に会ってこいとの事で馨に羅刹に行かせたのだろうと思うと、素直では無い隊長に内心温かい気持ちになる。
    書類も渡し廊下を歩き四季を探し校内を歩き回る。他の三人には悪いが此処は馨一人の為に抜け駆けさせて貰おうと、目の前の四季の元まで歩みを進めると、静かに俯き唇に触れていた四季に馨は笑みを深め声を掛けた。

    「四季くん」

    瞬間輝く満面の笑みを浮かべた四季は、馨に駆け寄り思い切り横に振る尻尾が見えた様な気になりながら、目の前まで走って来た四季に向き合う。

    「馨さん!久しぶり!」

    「久しぶりだね。相変わらず元気そうで嬉しいよ」

    「おう!元気だぜ」

    馨が自然と四季の頭を撫でる行為に、幸せそうに笑みを浮かべ安心した様に笑う四季が日々会ったことを話し出す。馨はそれを聞きながら頭を撫で、四季の話を頷き相槌を挟みながら聞いていたが段々と心地良くなって来たのか話が時折止まる四季に、馨は完全に身を委ねる四季に安堵と悪戯をしたくなり耳元に唇を寄せた。
    吐息が掛かる様に低く掠れた甘さを含んだ声で問いかける。

    「……ねぇ四季くん。キスしない?」

    「……え、なんで………」

    「…さっき無意識に唇触ってたでしょう?キスしたいんだな〜と思ってね」

    「……全部見抜いてるんだな…流石馨さん」

    四季が馨を見つめると口を真一文字に閉じ目を瞑るのに、馨は可愛いなと思いながら触れるだけのキスを落とす。堅い唇に何度か啄む様に、優しくキスを降らせ、段々と安堵して来る様子に薄く唇が開いた所で馨は舌をぬるりと入れる。
    隠れる舌を誘い出す様に上顎を強く押し、少しずつ様子を伺う様に出て来た舌を即座に絡め取り弱い所を攻めていく。
    四季の弱い所を刺激する舌が生き物の様に絡み合い、馨がねっとりと執拗に四季の舌を責めていく。絡み合う舌が水音を立て、ぐじゅりぐじゅと絡み合い四季の蕩けた顔を見て馨は愉しげに、顔を上に向け覆いかぶさる様に唾を送り込み飲む様に促す。こくりと飲み込んだのを見て、舌を話し繋がる舌に水糸が切れる様子を見ると、蕩けた四季の腰に手を回し耳元に声を掛けた。

    「これ以上は怒られちゃうからまた今度にしようか……彼奴らを怒らせると面倒臭いからね」

    歩き出す馨はゲストルームを目指し、覚束無い足取りの四季を連れたって少しは悪戯をしても良いだろうと思いながら、羅刹の静かな廊下を歩んで行くのだ。


    ‪✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    朽森紫苑の場合

    紫苑は羅刹から呼出を受け、必要な書類を取りに来いとの声に本来は隊長が行く仕事では無いが、四季の様子を見たい為に最近は桃の目立った動きも無い事で行く事を志願した。
    書類の報告の記入も終わり、四季を探すのに校内を歩んでいると目の前から四季が歩いて来て立ち止まり唇に触れている様子が見えた。口角を上げ愉しげに笑んだ紫苑が歩きだす。
    四季に気付かれぬ様に背後に周り肩に腕を回すと、驚いた様に四季が紫苑の方を向いた。その姿が可愛くて揶揄たくなる気持ちが止まらない。

    「なになに〜紫苑さんが居なくて寂しかったぁ〜?」

    「うわ!なに、紫苑さん!?え!!いつ来たの!?!?」

    「今四季を見つけたとこだよ。なに〜四季くんは寂しかったのかなぁ?」

    「さ、寂しくねぇし!!」

    「えー本当かな〜」

    四季が吠える様に紫苑に文句を叫ぶ様子を愉しく眺めながら、紫苑は徐々手を出すかと四季の顎を上げる。途端静かになる四季の唇を親指で横に撫で甘さを含んだ瞳で見詰める紫苑に、四季が困惑した様に見詰め返す。

    「………なに」

    「分かってる癖に」

    「……知らないもん」

    「可愛いねぇ。しらばっくれるなら紫苑さん意地悪しちゃおうかなー」

    親指を柔く押してゆく紫苑に、四季は視線を逸らすが嘘を付けない性格な為に耐えられず言葉にしてしまう。

    「………したい」

    「……ん?」

    「キスしたい!!」

    「じゃあしちゃおうかな〜………自分から言えて良い子だね」

    茶化す様な態度から、後半は耳元で甘く囁く様に呟くと息を掛け耳裏にキスを一つ落とすと、四季の添えていた親指で唇を割る。素直に舌を出す四季に紫苑が舌を絡めると、激しく責め立てる様に四季の舌を責めていく紫苑に、四季の背筋に甘い快楽が走る。
    絡め合う舌が、四季の弱い所を的確に次々と攻めていき、経験が豊富な紫苑に毎回腰砕けになるまでキスをされる四季は悔しく、いつか見返そうと決めていた。
    紫苑の唇が四季の唇を塞ぎ、咥内を荒らす様に絡めて行く。歯列を擦り裏顎を押しては撫で、四季を翻弄し絡める舌はねちっこく馨とは違うが何処か似てる性質に、四季は毎回翻弄されていた。
    激しく絡み合う舌が四季の咥内を蹂躙し、息が出来なくなり胸元を叩くが紫苑が離れず、漸く離れ息を吸えた時には酸欠一歩手前であった。四季は紫苑の胸を叩き怒ってゆく。その様子が紫苑は可愛く柔らかい笑みを浮かべ見ていた。

    「ばかばかばか!!なんですぐ離してくれないんだよ!!」

    「えーもう少し四季を堪能したかったからー」

    「ばか!反省しろ!ばーか!!」

    「はいはい、落ち着きましょうね〜四季ちゃん」

    紫苑の余裕に支えられないと立てない四季は、紫苑に抱き上げられ腕に臀を乗せる様に抱き締められると、歩き出す紫苑に急いで首に腕を絡める。

    「危ないから捕まってろよ」

    「ちょ、まって……」

    「待たないこっちは嫌になるほど我慢したんだ。味見するくらい許されるだろう」

    「う"ー危ないって!!紫苑さん!!」

    四季を無視して歩き出す紫苑は、同期には悪いが最後までしない為に味見するくらいに抱くのは許されるだろうと思い、四季をゲストルームに連れて行く。羅刹に泊まる気でいた紫苑は、廊下を踏み締め楽しむ為の部屋に四季を連れ込むのだ。


    ✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    猫咲波久礼の場合

    猫咲は現在羅刹に非常勤講師の仕事で来ており、その仕事が漸く終わり四季を探し始めた。別の教師に変装し、四季のクラスの予定を盗み見た猫咲は、今日は四季の休養日だと言う事を知っている。
    仕事も終わり廊下を歩むと、窓の外を見詰めながら無意識に唇を触る四季を見て笑みを浮かべ、前髪を下ろした儘近寄った。

    「四季くん。久しぶり」

    「波久礼さん!!」

    「元気そうだね良かった」

    「波久礼さんは今日何しに来たの?」

    「非常勤講師の仕事だよ」

    四季が楽しそうに話す様子を聞き、猫咲が何時の間にか猫モードになっているのに気付かない四季を、馬鹿な子程可愛いと言う事を思い出し猫咲は頭を鷲掴む。

    「いだだだだ…どうしたの…あれ!何時の間にか前髪パイセンじゃなくなってる!!?」

    「口の聞き方には気をつけろよクソガキ。何時までも優しく話聞くわけ無いだろ。無い頭でも少し考えれば分かることだろうが、このスカスカが」

    「酷い!けどなんか安心した。波久礼さんはこうでなくちゃ」

    「………クソッ、調子狂うな……」

    猫咲は四季の唇をそっと撫でると、四季が静かになり目をうろうろと彷徨わせる。猫咲はその様子に機嫌を良くし四季へと言葉を告げる。

    「口開けろ」

    その言葉に四季が決心した様に口を薄く開けると、噛み付く様に猫咲が唇を合わせる。
    食べられそうな程に激しい怒涛に咥内を荒らして行く猫咲に、四季は必死で着いていこうと拙い舌を動かす。だが猫咲の方が何歩も先も上手で、四季の拙い舌を絡め取る様に弱い所を責めていき、水音を立て激しく絡み合う舌は四季の体力も奪ってゆく。
    強い快楽から猫咲の服に縋る様に必死に捕まると、足を割り間に入れた足で支える猫咲が悪戯する様に足を動かし、四季の足の合間を刺激して来た。
    四季はもう立つことも出来ずに猫咲の胸元を弱々しく掴み、教授される舌を受け入れているだけになる。激しく絡み合う口付けは、猫咲が満足するまで続き、離れた頃には四季は息も絶え絶えだった。
    猫咲が口を開けた儘余韻に浸り蕩けて立てない四季を姫抱きにし歩き出す。

    「ゲストルーム行くぞ」

    それだけ言うと歩き出す猫咲に逆らわない様にと四季は首元に腕を絡めた。
    猫咲は最後までしたら煩い奴等を思い浮かべ、猫咲対印南紫苑の戦闘になるのは分が悪い為に、仕方なく味見で済まそうと決めた。
    蕩けた四季が余韻に浸り呆然とする様子に、舌舐りをすると音をたて誰も居ない廊下を歩み出した。


    ‪✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    印南幽の場合

    印南は自身だけが呼ばれた非常勤講師の仕事が終わり、珍しく猫咲が居ない事に疑問を思いつつ稀にはそういう事もあるだろうと、久しぶりに四季を独占出来る事に喜び探していた。
    廊下を歩み立ち止まる四季を見つけ、呆然と立ち尽くし無意識に唇に触れる四季を見つけ薄く笑みを浮かべる。
    四季の元まで歩くと、あと数歩と言う所で気づいた四季が顔を上げ満面の笑みを浮かべた。

    「印南さん!!」

    「少年久しぶりだな。元気だったか」

    「元気元気。印南さんこそ元気そうだな!」

    「私はいつも元気だ、その少年の日々の明るさにグッド…ゲホッ」

    「血吐いてんだけど!?」

    慣れた様に印南の口元を拭く四季の行為を享受し、拭き終わると楽しそうに四季が日々の出来事を話し出すのを印南は静かに聞きやる。
    四季が暫く話し満足したのか口を閉じたのを見て、印南は四季の本心を聞き出した。

    「所で少年キスしたいのか?」

    「ブッ……え、なんで…俺言ったけ?」

    印南が与えた炭酸飲料を飲んでいた四季が勢い良く吹き出し、咳き込むのを落ち着くまで見守ると印南は四季の頬を撫で直球に言葉を投げかけた。

    「少年キスしよう」

    「え、まって、ちょっ…印南さ…ぁむ…」

    印南に唇を塞がれた四季は、血の味がする咥内に舌がゆっくりと優しく絡められる様子に同じく拙く舌を絡め、その四季の舌を味わう様に段々と速くなる舌使いに翻弄される。
    印南とのキスは、最初は四季の舌を優しく気遣う様に絡めるが、戦闘狂の性質が出るのか段々と激しく深くなる舌使いに四季はギャップで毎回胸が甘く締め付けられる様な思いを受けていた。
    印南が咥内を激しく掻き回す度に、四季の舌を翻弄する様に絡める舌は嵐の様で、歯列を擦り裏顎を強く押し、舌を絡め取る行為はまるで肉食獣に捕食される様な気持ちになり、四季は甘く痺れる腰が砕け立って居られなくなるのを、印南に支えられ立っていた。
    絡み合う舌が激しくぐちゅぐちゅと水音をたて絡み合い、印南の逆流してきた血が四季の咥内に入る。飲めと合図する様に四季の咥内を塞ぎ飲むまで離さない印南の癖に、四季は飲み込むとまた離し絡め合う舌は激しく翻弄され咥内に甘い血の味が広がる。最初は鉄の味のその味は、今は甘く感じる四季の特別な飲み物であった。
    激しく絡み合う舌が離れ、水糸が引き合う舌に四季が腰から滑り落ちそうになるのを印南が支え歩き出す。

    「少年、歩けるか」

    「な…なんとか」

    「……そうかならベッドに行こう」

    印南はゲストルームを目指し止まる予定で取ってあった部屋へと目指す。同期との同盟の約束で絶対に四季を一人で最後まで抱かないと盟約を果たしている為に、最後までは出来ないが四季を食らいつくさなければ少々荒らし味見するのは良いだろうと、呆然と蕩けた表情を浮かべる四季の腰を撫で廊下をゆったりと歩むのだ。

    ‪✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    馨 紫苑 猫咲 印南 全員の場合


    その日は同期四人の休みが偶然重なり四季に羅刹まで会いに来ていた。二人の休みが重なるなら分かるが、全員の為校長の粋な計らいだろうと、彼等は四季を探す為に廊下を歩んでいる。
    廊下の突き当たりの窓辺から外を見詰める四季が無意識に唇を撫でていた。彼等はそんな四季の様子に笑みを深め優しげな大人を装い、甘い瞳を細め近づく。あくまでも子供を驚かせ、警戒されてはいけないのだ。

    「四季ィ」

    「紫苑さん!馨さんに、印南さんに、波久礼さんも!どうしたの皆休み?」

    「偶然休みが重なってね。四季くんに逢いに来たんだ」

    「少年息災だったか」

    「まだガキンチョだな。まあ元気そうじゃん」

    「ガキじゃねぇし!!そくさい?かは分からねぇけど元気だぜ!」

    「なら安心した」

    四季が駆け寄り楽しく最近会ったことを話すのを彼等は聞き、四季は段々と彼等に四方八方に囲まれている事に気付かない。唯楽しく話していると、馨が突然話しかけて来たのに四季は目を瞬く。

    「四季くんキスしようか」

    「へ?………」

    「誰からするぅ?」

    「紫苑は煙草吸ってるから後」

    「ひどーい。けど確かにそうだな。なら印南は最後ね」

    「ゲホッ、私が最後なのは何時もなので享受しよう」

    「じゃあ馨か俺だなァ。ここは公平に行こうぜ」

    「……そうだね。公平に行こうか…負けないよ」

    馨と猫咲がじゃんけんをし始め、あいこが被り中々決まらない行為に紫苑が後ろから四季を抱き締め、その隣から印南が四季の頭を撫でていたが漸く決まり馨が先になった。
    静かにガッツポーズをして喜ぶ馨を四季は初めて見たと思い、何事も無かった様に爽やかな笑みを浮かべる馨が四季の前に来る。その隣に囲む様に構える猫咲は苦虫を噛み潰したよう様な顔をしていた。

    「じゃあ四季くん始めようか」

    その合図に四季は薄らと唇を開け、ゆっくりと舌を捩じ込む馨が咥内を味わう様に撫でて行く。潜む舌を誘う様に舌先だけを何度か合わせ、四季がそろりと出てきた所を即座に絡め取りねっとりと絡め出す。
    味わう様に舌を絡める速さは段々と上がり、激しく絡み合う舌は四季の快楽を高め馨が更に深め様とした所で、紫苑が四季を背後に引き無理矢理離した。

    「はい終わり。やりすぎ」

    「邪魔するなよ。もう少しやりたかったのに」

    「お前はいつも長すぎなんだよ。次は俺だ」

    猫咲が四季の唇を噛み付く様に完全に塞ぎ、合わさる唇で食べてしまう様に四季の舌を貪った。
    激しく絡み合う舌は、段々と快楽を生み奥まで食べ尽くさんとする舌は咥内を荒らす様に激しく絡み付くし、四季の舌を荒らし尽くす。
    内頬を撫で、上顎を押し横に強く撫でると、舌を軽く噛み、また息も漏らさぬ様に合わさる唇で絡める舌は心地良い。隙間から入る息でさえ快楽を生み、鼻で頑張って息をする四季を猫咲は愛しく感じていた。
    更に貪ろうとしていた所を印南が四季の肩を掴み離し、猫咲は突然離れた温もりに睨む印南を見て舌打ちをする。

    「やりすぎだ」

    「………チッ、わぁったよ。離れれば良いんだろ」

    そう言う猫咲は四季から離れようとしないが、紫苑が四季の顔を背後から横に向かせ、愉しげに告げた。

    「次は俺♡」

    紫苑が四季の蕩けている間、後頭部に回る手が鷲掴む様に紫苑と四季の距離を縮め、舌を捩じ込み激しくだがねっとりと確実に弱い所を絡め取る様な舌使いに、四季は快楽に溺れて行った。
    絡め合う舌が激しく然しゆったりと四季の舌を貪り、確実に四季の幾つもある弱い所を責め立てる様に絡める舌は、四季の既に砕けた腰に甘い痺れを走り続けさせ、ガクガクと痙攣する腰に紫苑が腕を回す。
    絡め合う舌が混じり合い、深く合わさる舌を更に深め様とした所で馨が紫苑から奪う様に四季を離した。

    「やりすぎ。四季くん砕けてるでしょ」

    「………チッ…お前らがやったんだろ」

    「だとしてもこれ以上はダメだ」

    「……はぁ…分かったよ」

    「分かれば良いんだよ」

    紫苑が四季の頬から手を離したのに、印南が四季を自身の方に向かせると、笑みを浮かべ囁く。

    「次は私の番だ。少年」

    四季の既に蕩けて閉まらない口元に舌を噛み付く様に捩じ込み、激しく咥内を荒らして行く。
    今日の印南の気分は激しい気分なのかと、四季は蕩けた頭の片隅で思いながら、必死に舌を絡めるが拙い舌では翻弄されていく。
    食らいつくされる様に貪られる舌は激しく絡み、血の味が混じる咥内に四季はもっと欲しいと甘える様に舌を絡める。
    その様子が可愛いと思った印南は逆流する血を四季の咥内に入れ、舌に刷り込む様に血を絡めていき、口の中に広がる錆鉄の味に四季は必死に溜まる血を絡め少しづつ飲み込むと、印南が更に深めようとした所で猫咲が四季を勢い良く奪う様に離した。

    「お前やりすぎ。もう少し加減しろ」

    「加減はしたつもりだが、そう見えるなら謝ろう」

    「心にも無いことを言うんじゃねぇよ。お前はいつも加減なんてしねぇだろう」

    「違いない」

    「開き直んな脳筋が」

    蕩けて腰が砕けガクガクと立てない四季を馨と紫苑が支え、言い合う彼等に馨が一石を投じる。

    「徐々四季くん抱かないとこのまま一日終わるよ」

    「俺達だけでヤれるなら良いんだけどね〜」

    「馬鹿ンなことさせっかよ。盟約は守れよ」

    「確かに不毛な争いをして終わるのは良くない。少年をベッドに連れて行こう」

    「じゃあ決まりだね」

    馨が四季を抱き上げ、四人は歩み出すとゲストルームへと向かう。キングサイズのベッドが最近導入されたゲストルームは、毎回ベッドが狭いとクレームを入れ続けた彼等に校長が溜め息を付き導入した、彼等専用の様な部屋であった。
    何やかんや鬼機関に甘い校長を利用し、自分達の四季を連れ込む部屋を手に入れた彼等は、そこを目指し歩み出す。四季とどんなプレイをしようか話しながら歩む足取りは軽く、彼等の背中が小さくなるのを木々だけが見ていた。
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    AKtyan5560

    DOODLE四季目線
    四季は戦争終結後、鬼神の力の本能から問い掛ける様に生きる理由を問われていた。生きる理由が見つからない四季は、各地を旅し鬼神の子に一人ずつ生きる理由を問う旅に出る
    攻め目線
    一方四季を心配する無陀野初め四季を愛する者達は、四季を心配し理由を聞こうとするが失敗に終わる日々に苦労していた。ある日校長が理由を最初に聞き休暇を出した事に八当りからの攻撃をする。彼等は四季を各自協力し探し出す
    胸がいっぱいの幸せを目の前に雫が落ちる様に闇が広がる。仲間が四季の周りに集い、恩師の担任に保険医も四季を見守る様に微笑み、杉並の隊長や練馬の隊長達も四季の頭を撫で悪態を着いていた。花畑が広がる青空の下、四季は彼等に駆け寄ろうと走り出すと瞬間崖が隔てられ、奈落へと落ちて行く。仲間が伸ばす手を取ることが出来ず、伸ばそうとする手は途中で止まり何時も四季は奈落へと落ちて行く所で目が覚めるのだ。辺りに響く叫び声が響き、誰の声だと思い呆然とした頭で自分の声かと気づく。最近の四季は毎日同じ夢を見て目覚めるのだ。

    起き上がりは最悪で飛び起きた体は汗で湿っており、膝を抱えて抱き締める身体は震える程寒く毎晩人肌が恋しくなる。然し四季には恋人等居ない為にその体温を受け取る事は出来ない。毎晩恐怖と寒気で震える体を抱きしめ、既に寝る事等出来ない頭は冴えてしまい。起き上がり珈琲を飲もうかとキッチンに行きお湯を沸かす。
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    AKtyan5560

    DOODLE後輩同期と四季がキスしているだけ
    後輩同期四人全員で付き合っている四季が、馨に紫苑と猫咲に印南がそれぞれ時系列に彼等が一人ずつ四季と会いキスする話から、最後は全員にサンドされキスをする

    ※後輩同期×四季
    ※ただキスしてるだけ
    ※攻めの台詞に♡が付いてる
    甘いキスの愛を降らせる四季は羅刹学園の廊下を歩いていた。休日の誰も居ない廊下は静けさを保ち、何処か寂しげな思いが広がる胸で四季の四人の恋人達を思い浮かべる。並木度馨、朽森紫苑、印南幽、猫咲波久礼は鬼機関の中でも上位に位置する優秀である隊長と副隊長であり、同期である彼等は四季の恋人であった。彼等は四季を猫可愛がりし、特に馨と紫苑はそれが躊躇に出ている。四季は彼等が大好きで、最近会えない彼等に思いを馳せ無意識に唇を触れていた。

    そんな中歩いている中で、目の前から誰かが歩いて来るのが見える。その人は四季の大好きな人で恋人の彼で合った。

    その恋人は─────



    ‪‪✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    並木度馨の場合

    馨は羅刹に届ける書類があると真澄に言われ、馨に書類を運ぶ仕事を任せた真澄は、安易に四季に会ってこいとの事で馨に羅刹に行かせたのだろうと思うと、素直では無い隊長に内心温かい気持ちになる。
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    AKtyan5560

    DOODLE逆行転生四季の後輩同期×四季
    四季は後輩同期の彼等と仲良く、最後死ぬ時に彼等に囲まれ死んだ。伝えぬ恋心を抱き気づいたら逆行していた。羅刹に入り彼等と仲良くなり穏やかな日常を過ごす。実は彼等は記憶が戻っていて早く四季に気づい欲しかった  

    紫苑+馨+猫咲+印南×四季
    後輩同期×四季
    大我+四季

    ※後輩同期が重い
    ※大我はたい+しき
    ※色々注意なんでも許せる方向け
    俺達の秘密に早く気づいて「四季ィ…四季…!」 
    「四季君…四季君!」
    「少年……四季…!」 
    「おい、目覚ませよ!なぁ!」
    「四季ィ!!!起きろ!!!」
    四季を一際目に掛け可愛がっていた四季の先輩である彼等が、叫ぶ様に紫苑の腕の中で脱力する四季を囲う。桃太郎と鬼の戦争が終結し、戦わなくて良くなる中で立役者の四季が街中を歩いていた時に一人の桃太郎から攻撃された。隠密系の能力であった桃太郎に、腹を刺された時には遅く、偶然四季と買い物に行く約束をしていた彼等の元に待ち合わせに着くと言う所であった為に、気づいた彼等が駆け寄ると倒れる四季を見つめ目を見開き囲ったのだ。
    紫苑の服に血が染み込む事など気にせず、馨が必死に患部を圧迫するも止血は追い付かずに血は流れて行く。猫咲が地下施設の花魁坂に連絡を取る中で、四季の顔色は悪くなる一方であり彼等は焦っていた。印南と大我が必死に声を掛けるが、四季は彼等がここまで尽しても自分はもう遅いだろうと悟り、血を吐きながら彼等に伝える。
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    AKtyan5560

    DOODLE狼と獣人の印南と虎の獣人の紫苑が兎の四季にキスをする話
    獣人が存在する世界観で、虎の紫苑に狼の印南は羅刹に用があり来ており、恋人の四季が目の前から走り寄り楽しく話すのを愛しく見ていた。人気の無い所へと誘導した彼等は兎の四季を喰らう様にキスを貪るのだった。

    紫苑+印南×四季のサンド

    ※紫苑と印南が激重
    ※ひたすらキスをしているだけ
    愛しの兎をいただきます羅刹学園の廊下を歩いていた四季は、目の周りから印南と紫苑が歩いて来るのが見え満面の笑みで駆け寄った。血を口元から流し軽く手を上げる狼の印南と、笑みを携えながら煙草を咥え手を上げる虎の紫苑に、兎の四季は垂れた耳を後ろに倒し尻尾を左右に勢い良く振りながら、満面の笑みで嬉しげに駆け寄る。その姿が二人は可愛く食べたいと思いながら、自身の恋人が愛しいと思いながら駆け寄る四季を見ていた。
    「幽さん!紫苑さん!」
    「久しぶりだな少年。その元気さがGood…ガハッ」
    「四季ィ久々だなぁ〜今日も可愛くて紫苑さん嬉しい〜」
    四季が目の前まで走り来て、頭を撫でる紫苑と肩に手を置く印南に四季は耳を後ろに倒し、幸せそうな笑みを浮かべ笑う姿に、二人はこの少年を絶対に失いたくは無いなと思い食べ尽くしたいと思いで見ていたのだ。
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    DOODLEしおしきDom/Subユニバース
    紫と遠距離恋愛な為にプレイができなかった四が体調が良くなく、杉並に実習で来た四を部屋に連れ去り甘いプレイの時間を過ごす話

    ※四が弱る体調不良表現
    ※紫の愛が重い

    上位Dom紫と上位Sub四です
    他所見は許さない梅雨も終わり本格的な暑さに、晴れ渡る青空は雲一つ無く広がる。現在無陀野学期は各地に別れ実習に来ていた。複数無陀野が上げた地区に希望した生徒を振り分け、現在四季は希望した杉並へと来ていたのだ。
    杉並の地下に入り、案内に導かれ皇后崎や矢颪に遊摺部と話しながら歩いていた四季は何処か何時もの調子では無く、体調悪いのを仲間も察するが四季はそれに気づくも心配させぬ様に笑っていた。空元気だと解る様子に、思い当たる彼等は四季がSubであり、常に会える訳では無いから遠距離の恋人のパートナーに会えず、プレイが出来ずに体調を崩して居ることを悟り何も出来ず見ている事しか出来ずに歯痒い思いをしている。四季の他は女子も含め全員Domであるが四季の恋人は上位のDomであり、四季自身上位のSubである事の他に、パートナーがいる者に手を出す者は居ずに、四季の恋人が四季を溺愛し、それはそれは重すぎる感情を抱いている事からプレイしたら殺すと四季の居ない所で集められ宣言された事で彼等は四季を見守っていたのだ。
    3255

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    紫苑+印南×四季のサンド

    ※紫苑と印南が激重
    ※ひたすらキスをしているだけ
    愛しの兎をいただきます羅刹学園の廊下を歩いていた四季は、目の周りから印南と紫苑が歩いて来るのが見え満面の笑みで駆け寄った。血を口元から流し軽く手を上げる狼の印南と、笑みを携えながら煙草を咥え手を上げる虎の紫苑に、兎の四季は垂れた耳を後ろに倒し尻尾を左右に勢い良く振りながら、満面の笑みで嬉しげに駆け寄る。その姿が二人は可愛く食べたいと思いながら、自身の恋人が愛しいと思いながら駆け寄る四季を見ていた。
    「幽さん!紫苑さん!」
    「久しぶりだな少年。その元気さがGood…ガハッ」
    「四季ィ久々だなぁ〜今日も可愛くて紫苑さん嬉しい〜」
    四季が目の前まで走り来て、頭を撫でる紫苑と肩に手を置く印南に四季は耳を後ろに倒し、幸せそうな笑みを浮かべ笑う姿に、二人はこの少年を絶対に失いたくは無いなと思い食べ尽くしたいと思いで見ていたのだ。
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    DOODLE本気で怒った紫苑さんに四季くんが追い詰められちゃう
    紫苑さんを本気で怒らせた四季くんの話
    四季は紫苑に溺愛されるが、女を全て切るもモテる紫苑に内心焦る。だがそんな時紫苑が女の肩を抱いてるのを見てしまい。誤解と知らず避けてしまう。暫くし、本気で怒気した紫苑が四季を捕まえるべく血を使い追い詰める

    ※ブチ切れ紫苑
    ※四季に攻撃する紫苑
    ※可哀想な四季くん
    ※軽いお仕置表現
    九尾虎の尾を踏んではいけない地面に靴音が擦れる音が響く。
    ゆったりとした足取りで、必死に走る四季の後ろから攻撃を放つ彼は、距離が開いても瞬間 素早い速さで追い詰められ四季の隣に顔を出す。攻撃を繰り出される度に必死に避け逃げ続ける四季に、紫苑は追い詰める様にゆったりと歩いたと思うと、瞬間距離を詰めるを繰り返す。まるでお前等何時でも狩れると言う様に、じわりと追い詰める彼の怒りは計り知れない。四季は男を激怒させた事を早々に後悔していた。
    本来四季の恋人は大人で杉並の隊長をしている忙しい人だ。最近では少しは真面目に働いているらしく、四季に捨てられない為に女遊びも辞めた彼は、四季と毎晩決まった時間帯に電話をかけ弾む会話に四季は楽しく話している。紫苑と会った時は優しく蕩ける様な甘い蜜を与える様に甘やかす紫苑は、四季を毎晩激しく抱くのだ。
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    DOODLE逆行転生四季の後輩同期×四季
    四季は後輩同期の彼等と仲良く、最後死ぬ時に彼等に囲まれ死んだ。伝えぬ恋心を抱き気づいたら逆行していた。羅刹に入り彼等と仲良くなり穏やかな日常を過ごす。実は彼等は記憶が戻っていて早く四季に気づい欲しかった  

    紫苑+馨+猫咲+印南×四季
    後輩同期×四季
    大我+四季

    ※後輩同期が重い
    ※大我はたい+しき
    ※色々注意なんでも許せる方向け
    俺達の秘密に早く気づいて「四季ィ…四季…!」 
    「四季君…四季君!」
    「少年……四季…!」 
    「おい、目覚ませよ!なぁ!」
    「四季ィ!!!起きろ!!!」
    四季を一際目に掛け可愛がっていた四季の先輩である彼等が、叫ぶ様に紫苑の腕の中で脱力する四季を囲う。桃太郎と鬼の戦争が終結し、戦わなくて良くなる中で立役者の四季が街中を歩いていた時に一人の桃太郎から攻撃された。隠密系の能力であった桃太郎に、腹を刺された時には遅く、偶然四季と買い物に行く約束をしていた彼等の元に待ち合わせに着くと言う所であった為に、気づいた彼等が駆け寄ると倒れる四季を見つめ目を見開き囲ったのだ。
    紫苑の服に血が染み込む事など気にせず、馨が必死に患部を圧迫するも止血は追い付かずに血は流れて行く。猫咲が地下施設の花魁坂に連絡を取る中で、四季の顔色は悪くなる一方であり彼等は焦っていた。印南と大我が必死に声を掛けるが、四季は彼等がここまで尽しても自分はもう遅いだろうと悟り、血を吐きながら彼等に伝える。
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    AKtyan5560

    DOODLE後輩同期と四季がキスしているだけ
    後輩同期四人全員で付き合っている四季が、馨に紫苑と猫咲に印南がそれぞれ時系列に彼等が一人ずつ四季と会いキスする話から、最後は全員にサンドされキスをする

    ※後輩同期×四季
    ※ただキスしてるだけ
    ※攻めの台詞に♡が付いてる
    甘いキスの愛を降らせる四季は羅刹学園の廊下を歩いていた。休日の誰も居ない廊下は静けさを保ち、何処か寂しげな思いが広がる胸で四季の四人の恋人達を思い浮かべる。並木度馨、朽森紫苑、印南幽、猫咲波久礼は鬼機関の中でも上位に位置する優秀である隊長と副隊長であり、同期である彼等は四季の恋人であった。彼等は四季を猫可愛がりし、特に馨と紫苑はそれが躊躇に出ている。四季は彼等が大好きで、最近会えない彼等に思いを馳せ無意識に唇を触れていた。

    そんな中歩いている中で、目の前から誰かが歩いて来るのが見える。その人は四季の大好きな人で恋人の彼で合った。

    その恋人は─────



    ‪‪✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    並木度馨の場合

    馨は羅刹に届ける書類があると真澄に言われ、馨に書類を運ぶ仕事を任せた真澄は、安易に四季に会ってこいとの事で馨に羅刹に行かせたのだろうと思うと、素直では無い隊長に内心温かい気持ちになる。
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    AKtyan5560

    DOODLE紫が四を三ヶ月間監禁する話
    杉並別部隊に所属する四が久々に戦闘部隊に来ると、紫に部屋に連れ込まれ同棲する準備が出来た事を伝えられる。紫は四に手刀を落とし、共に暮らす部屋へと監禁をしたのだ
    ※四が卒業後医療部隊にいる
    ※事後表現
    ※紫が煙草吸う
    ※紫の過去の女が喋る
    ※紫の四への盗撮盗聴

    紅色の薔薇花言葉
    「死ぬ程恋焦がれています」
    29本の薔薇花言葉
    「永遠の愛」
    愛の鳥籠光が消えた部屋は闇が広がり暗く、スマホの灯りだけが広がり一人の男を照らす。上半身半裸の男がベットボードに座り足を伸ばし一つの画面に執着し、サングラスの奥から覗く瞳は鋭く細められ執着が見隠れしていた。
    男が覗く画面には、一人の青年がスマホのゲームに集中する場面が映り、途中で睡魔が襲って来たのか眠気に目を擦りスマホを閉じベットへと入る。青年が眠る姿を男は見詰め続け青年の深い呼吸で眠る姿を見て画面へと低く愛執の乗った声で呟く。

    「……やっと寝たか〜おやすみさん四季」

    そう呟くと男はベットへと入り、目を瞑る。脳裏には先程見ていた青年の恋人が浮んでおり、男は青年が眠る姿に胸に浮かぶ愛慕を抱き、意識が闇に落ちて往く事に逆らう事無く眠りに付くのだった。
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