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    AKtyan5560

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    AKtyan5560

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    鴎外に誘拐された敦君が逃げ出して、探してた福沢社長に保護された後に鴎外と福沢社長の敦君を巡ったバトルが始まります

    ※監禁表現あり

    白華は怪物に狙われる夕陽が明るく照らす逢魔時に、廊下を走る音が辺りに響き渡る。荒く息を吐く必死な呼吸使い、汗が身体中から吹き出し逃げる事だけが頭に浮かび警報を鳴らす。敦は逃げていた。
    探偵社の依頼が終わり帰り道を珍しく一人で歩いていた。何処に寄る事も思い付かずに、探偵社に依頼が完了した事を報告に行こうとした時、辺りは突然敵に囲まれたのだ。
    「なんだ突然!何しに来たんだ」
    敵が周りを囲み銃を向ける中で、異能で手足を虎に変化し構えると、カツコツと靴音が響き渡り波が割れる様に人が出て来る。
    「やぁやぁ突然ごめんね、少年」
    敦は目の前にいる探偵社の宿敵である首領を見て怒りを顕にする。突然街中で襲撃をした上に、一般人を巻き込む行為に怒りを感じながら睨み返す。
    「何しに来た…首領自ら何の用だ」
    鴎外は口角を上げると人好きのする顔で敦に取引を持ち掛ける。
    「いやいや、君に良い条件があってね!三食昼寝付きで高時給の職場があるんだけど、どうかな?」
    「そんなのに騙されるか!!」
    敦は顔を歪め敵の首領が何を考えているか分からずに、攻撃を繰り出すと鴎外は笑みを浮かべた儘で目を瞑り呟き、そして目を開け言葉を放つ。
    「仕方ない。交渉断絶だ」
    瞬間、敦の腹の鳩尾部分に衝撃を受け息が止まり目の前が暗くなる。最後に鴎外の愉しそうな笑顔が敦に見えた気がした。

    敦は目を覚まし横を向くと起きるとそこはベットの上だった。未だ覚醒する事無い意識に部屋は高級そうな家具が配置良く置いてある。古い洋館を思わせる家具の配置に、貴族が住みそうな部屋だった。
    だが敵の本拠地に居る事を思い出し勢い良く起き上がる。
    「起きたようだね」
    「…………森、鴎外」
    読んでいた本を閉じ緩慢に顔を上げると、相変わらずの笑みを携えた儘敦を見つめる。敦には何が面白いのか分からなく、無言が辺りを支配した。
    「君が手に入って良かったよ」
    「何が言いたい」
    鴎外の言葉が理解出来ない敦は、相変わらずの警戒を携えた儘聞き返す。
    「いや、別に私は君を一目見た時から欲しくてね。あの福沢の元に居るって聞いた時珍しくも激昂したよ」
    鴎外が語る言葉が分からない。何故敦に拘るのかを、敦は無言で鴎外の話を聞いていた。
    「宿敵の手にあるって知った時、福沢殿から奪う事を決意したんだ。欲しい物は必ず手に入れないと気が済まない質でね」
    そこで言葉を切った鴎外は、突然口元を歪め、目を狂気に開くと愉しげに語り出す。
    「だから君を手に入れるのに苦労したよ!ギルドの邪魔に、探偵社の妨害、上手くいかなくてね……やっと手に入った」
    頬に手を当て敦を見つめる鴎外の目は歪み、敦の身体を恐怖が支配する。体が震え室内にいるのに寒気が起こり、呼吸が出来なくなった。
    「君はこれから此処で暮らすんだ」
    敵からの突然の死刑宣告に敦の頭は絶望が支配した。
    それから敦は毎日何をされること無く鴎外の手から三食食べさせられ、夜は隣に眠り、服を用意された。贅沢な生活を送るが恐怖は消えること無く敦は逃げる隙を伺っている。
    部屋に監視カメラを設置され逃げれば直ぐに捕まる事が目に見えており、外を通る部下の情報だけが頼りだった。

    ある日の鴎外が仕事な為珍しく居ない夜、外を通る部下が突然の殲滅任務にアジトが手薄になっている事に、今しか無いと決意しする。
    部下の足音が聞こえなくなり、繋がれていた鎖を虎化をし壊すと急いで廊下を走りエレベーターに乗り込む。
    途中の階に付き、攻撃を向ける敵を戦闘不能にすると一階に付き外に駆け出す。前に進み息が上がるのを構わず急いで進み探偵社を目指すと誰かに衝突した。
    「君は─────」

    時は数時間遡り、鴎外が会合から帰り敦の部屋を目指すと突然部下からの報告で停めたられた上に敦不足で不機嫌になる。報告で鴎外の敦に会いに行く時間を奪った部下に不機嫌を隠す事無く尋ねる。
    「何かな。私は忙しいんだがね」
    「報告失礼します!中島敦が逃げました!」
    その瞬間辺りは闇に染まり、鴎外の中の怒りが爆発した。あの特別な青年が逃げ、溺愛して何でも欲しい物は与えて来たのに逃げたのだ。頭を怒りが支配し身体が震え出し何も考えられなくなる。
    「…………探せ…今すぐ探せ!!!」
    形振り構わず叫び部下が走り去るのに、鴎外は携帯を取り出し中原に掛けた。絶対に逃がさないと執着を込めながら。
    「────あぁ、そうだ。今直ぐ探し出すんだ。これは命令だよ」

    時は現在になり、敦がぶつかった相手は今迄敦を探し続けていた福沢諭吉だった。
    「君は、敦君…!」
    「社長!!会えて良かった!俺、おれ……」
    「無理して話さなくて良い。君を探偵社総出で探していた。そして何があった?」
    敦は監禁されていた事を話すと、福沢の表情は変わること無くだが、殺気が身体から漏れていた。まるで大切な恋人を奪われた者の様に。
    「そうか……君が無事で良かった。………私の華が手元に戻り」
    「え?」
    「何でもない」
    後半の声が小さく敦には聞こえないが、福沢は手に華が戻って来たことに改めて守る事を決意する中、途端銃声が鳴り響いた。
    福沢の前には鴎外が大勢の部下を連れ佇んでいた。その中には中原や芥川を初めとした手練を全員連れて居るが、福沢の周りにはいつの間にか異能探偵社が全員控えポートマフィアを睨んでいる。お互い殺気を出し睨み合い異能力戦争時のような空気が肌を震わす。
    「やぁ、久しぶりだね。今日はここ迄散歩かい?」
    「丁度星が綺麗でな。なに、散歩するにはもってこいの日だ」
    「へぇ、空は落雷が鳴ってるけどね。所で福沢殿の手の中に居る者を解放して欲しいな。私の妻なんだ」
    「貴殿に妻が居たとはとは知らなかったが、生憎探偵社総出で探していた大切な社員で、私の華を誘拐したのは其方では無いか?」
    空気が震え雷がお互いの憤怒を表すように大きく音が辺りに響き渡る。
    「なら、奪うしか無いな福沢殿」
    「生憎貴君に渡すつもりは無いがこうなってしまっては仕方がない」
    瞬間落雷が落ちる激音が辺りに響き渡り、二人の戦いが始まる。
    部下達は辺りが更地になりそうな戦いを見つめ敦を構いながら、通行人を逃がしてゆく。辺りから建物が消えて行くのを眺めポートマフィアと異能探偵社は語り始めた。
    異能探偵社社長とポートマフィア首領の戦いは決着が着くのだろうか。敦は誰の手に渡るのだろうか。それは異能探偵社社員とポートマフィア幹部だけが知ることだった。
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    AKtyan5560

    DOODLE四季目線
    四季は戦争終結後、鬼神の力の本能から問い掛ける様に生きる理由を問われていた。生きる理由が見つからない四季は、各地を旅し鬼神の子に一人ずつ生きる理由を問う旅に出る
    攻め目線
    一方四季を心配する無陀野初め四季を愛する者達は、四季を心配し理由を聞こうとするが失敗に終わる日々に苦労していた。ある日校長が理由を最初に聞き休暇を出した事に八当りからの攻撃をする。彼等は四季を各自協力し探し出す
    胸がいっぱいの幸せを目の前に雫が落ちる様に闇が広がる。仲間が四季の周りに集い、恩師の担任に保険医も四季を見守る様に微笑み、杉並の隊長や練馬の隊長達も四季の頭を撫で悪態を着いていた。花畑が広がる青空の下、四季は彼等に駆け寄ろうと走り出すと瞬間崖が隔てられ、奈落へと落ちて行く。仲間が伸ばす手を取ることが出来ず、伸ばそうとする手は途中で止まり何時も四季は奈落へと落ちて行く所で目が覚めるのだ。辺りに響く叫び声が響き、誰の声だと思い呆然とした頭で自分の声かと気づく。最近の四季は毎日同じ夢を見て目覚めるのだ。

    起き上がりは最悪で飛び起きた体は汗で湿っており、膝を抱えて抱き締める身体は震える程寒く毎晩人肌が恋しくなる。然し四季には恋人等居ない為にその体温を受け取る事は出来ない。毎晩恐怖と寒気で震える体を抱きしめ、既に寝る事等出来ない頭は冴えてしまい。起き上がり珈琲を飲もうかとキッチンに行きお湯を沸かす。
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    AKtyan5560

    DOODLE後輩同期と四季がキスしているだけ
    後輩同期四人全員で付き合っている四季が、馨に紫苑と猫咲に印南がそれぞれ時系列に彼等が一人ずつ四季と会いキスする話から、最後は全員にサンドされキスをする

    ※後輩同期×四季
    ※ただキスしてるだけ
    ※攻めの台詞に♡が付いてる
    甘いキスの愛を降らせる四季は羅刹学園の廊下を歩いていた。休日の誰も居ない廊下は静けさを保ち、何処か寂しげな思いが広がる胸で四季の四人の恋人達を思い浮かべる。並木度馨、朽森紫苑、印南幽、猫咲波久礼は鬼機関の中でも上位に位置する優秀である隊長と副隊長であり、同期である彼等は四季の恋人であった。彼等は四季を猫可愛がりし、特に馨と紫苑はそれが躊躇に出ている。四季は彼等が大好きで、最近会えない彼等に思いを馳せ無意識に唇を触れていた。

    そんな中歩いている中で、目の前から誰かが歩いて来るのが見える。その人は四季の大好きな人で恋人の彼で合った。

    その恋人は─────



    ‪‪✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    並木度馨の場合

    馨は羅刹に届ける書類があると真澄に言われ、馨に書類を運ぶ仕事を任せた真澄は、安易に四季に会ってこいとの事で馨に羅刹に行かせたのだろうと思うと、素直では無い隊長に内心温かい気持ちになる。
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    AKtyan5560

    DOODLE逆行転生四季の後輩同期×四季
    四季は後輩同期の彼等と仲良く、最後死ぬ時に彼等に囲まれ死んだ。伝えぬ恋心を抱き気づいたら逆行していた。羅刹に入り彼等と仲良くなり穏やかな日常を過ごす。実は彼等は記憶が戻っていて早く四季に気づい欲しかった  

    紫苑+馨+猫咲+印南×四季
    後輩同期×四季
    大我+四季

    ※後輩同期が重い
    ※大我はたい+しき
    ※色々注意なんでも許せる方向け
    俺達の秘密に早く気づいて「四季ィ…四季…!」 
    「四季君…四季君!」
    「少年……四季…!」 
    「おい、目覚ませよ!なぁ!」
    「四季ィ!!!起きろ!!!」
    四季を一際目に掛け可愛がっていた四季の先輩である彼等が、叫ぶ様に紫苑の腕の中で脱力する四季を囲う。桃太郎と鬼の戦争が終結し、戦わなくて良くなる中で立役者の四季が街中を歩いていた時に一人の桃太郎から攻撃された。隠密系の能力であった桃太郎に、腹を刺された時には遅く、偶然四季と買い物に行く約束をしていた彼等の元に待ち合わせに着くと言う所であった為に、気づいた彼等が駆け寄ると倒れる四季を見つめ目を見開き囲ったのだ。
    紫苑の服に血が染み込む事など気にせず、馨が必死に患部を圧迫するも止血は追い付かずに血は流れて行く。猫咲が地下施設の花魁坂に連絡を取る中で、四季の顔色は悪くなる一方であり彼等は焦っていた。印南と大我が必死に声を掛けるが、四季は彼等がここまで尽しても自分はもう遅いだろうと悟り、血を吐きながら彼等に伝える。
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    AKtyan5560

    DOODLE狼と獣人の印南と虎の獣人の紫苑が兎の四季にキスをする話
    獣人が存在する世界観で、虎の紫苑に狼の印南は羅刹に用があり来ており、恋人の四季が目の前から走り寄り楽しく話すのを愛しく見ていた。人気の無い所へと誘導した彼等は兎の四季を喰らう様にキスを貪るのだった。

    紫苑+印南×四季のサンド

    ※紫苑と印南が激重
    ※ひたすらキスをしているだけ
    愛しの兎をいただきます羅刹学園の廊下を歩いていた四季は、目の周りから印南と紫苑が歩いて来るのが見え満面の笑みで駆け寄った。血を口元から流し軽く手を上げる狼の印南と、笑みを携えながら煙草を咥え手を上げる虎の紫苑に、兎の四季は垂れた耳を後ろに倒し尻尾を左右に勢い良く振りながら、満面の笑みで嬉しげに駆け寄る。その姿が二人は可愛く食べたいと思いながら、自身の恋人が愛しいと思いながら駆け寄る四季を見ていた。
    「幽さん!紫苑さん!」
    「久しぶりだな少年。その元気さがGood…ガハッ」
    「四季ィ久々だなぁ〜今日も可愛くて紫苑さん嬉しい〜」
    四季が目の前まで走り来て、頭を撫でる紫苑と肩に手を置く印南に四季は耳を後ろに倒し、幸せそうな笑みを浮かべ笑う姿に、二人はこの少年を絶対に失いたくは無いなと思い食べ尽くしたいと思いで見ていたのだ。
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