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    AKtyan5560

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    AKtyan5560

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    オメガバース刃穹です
    穹のフェロモンは周りが感知出来なく、記憶が無くなる前に番が居たと言われ自分でもそう思っていた。番が誰か分からずに思いを馳せる中、羅浮で出会った敵の刃が自分の番であり、探し求めていた相手だったのだが穹はそんな彼に拐われる。

    ※穹が元星ハンif
    ※軽いR15表現

    フォロワー様が書いた刃穹が最高過ぎて自分も書きました

    花瓶には彼岸花と灰牡丹「あの子は今どうしるのかしらね。ねぇ刃ちゃん」
    刃と呼ばれた男は自身が乗る名も無き船の窓から、広大な宇宙の星々を眺めていた。男は女に鋭く睨み付け、その瞳には怨念が篭る様に様々な感情を表すが、次の瞬間その瞳を逸らすと何事も無かったかの様に呟く。
    「知らん」
    「あら番なのに薄情ねぇ」
    女の言葉に男は広大な宇宙を見詰めながら告げた。その背中は何処と無く哀愁が漂う。
    「多方ゴミでも漁っているのだろう」
    「拗ねないでよ刃ちゃん聞いて」
    女の言葉を聞いた刃は、彼女に真剣な瞳を向けると飼い主の指示を待つような忠犬の様に傍に寄った。
    「次は羅浮よ。あの子に会ったら好きにして良いと、エリオも言っているわ」
    刃は一つ目を瞑り瞬間凶悪な笑みを浮かべ笑んだ。その笑みは獲物を逃さない狩り中の肉食獣のようだ。
    「あぁ、悠久で待った再開だ。食らい骨まで残さずしゃぶり尽くしてやろう」
    「その調子よ刃ちゃん」
    女は楽しげに笑みを浮かべ刃の髪を撫でる。刃はやっとの思いで会える番に、様々な思いを馳せていた。次は彼を逃がさない様にと。

    穹は列車のソファに座りゲームをしていると、突然くしゃみをしたのに周りが驚き隣に座る丹恒となのが話しかけてくる。
    「どうした珍しいな風邪か?」
    「穹!大丈夫?パムから温かいスープ貰おうか?」
    丹恒となのの慌てように穹は断りを入れると、何か訴えかけるような感に思いを任せ思考に耽る。
    「多分、番かも」
    「番ぃ?」
    「誰かも分からない奴か」
    二人の言葉に穹は頷くと笑みを自然と笑みを零しているのを、穹だけが気付いていない。
    「覚えていないけど俺の本能が叫んでる」
    「なにそれ」
    なのがそう呟き、丹恒は考える様に俯くと、穹の方を見て不思議そうに呟いた。
    「抑々何故お前は番だと思ったんだ」
    穹はその疑問にソファを顎に乗せ唸り出す。その様子に何故分からないのだと、なのは思ったのだ。
    「うーん……感」
    「感それだけか?」
    「うんそれだけ」
    丹恒の問に穹はそう呟き、丹恒は疲れた様に頷いた。
    「部屋に戻る」
    「えー!丹恒!」
    「またなー」
    自室に戻る丹恒に、なのも戻り穹は何故そう思ったか考えるが記憶が無い自分には何も分からないのだ。だがら感としか言えない。自分はこの感に生頼救われているのだ、そう思う穹は何故自分はオメガで本来なら周りにヒートを撒く筈なのに、誰にも分からないのだろう。
    そういう病気はあるかとヘルタに聞いたが事例は無い上に、番が居るのかと言われた時に穹の中では腑に落ちる様に疑問が解消されたのだ。だが自分の番は誰なのかと思うと不安で、何故離れる羽目になったのか離れると分かっていて何故番になったのか何も分からない。だが一つだけ言えるのは番が居る事実だけだろう。自分の番はどんな人なのだろう。疑問は尽きない。
    だが、それを考えるより自分の旅路のが大切だと思考した穹は瞬時に頭を切り替え、その疑問を彼方へと飛ばしたのだ。

    羅浮でカフカに会った時感じたのは予感、そして対峙して次の瞬間出てきた人物に穹は視線を奪われた。
    黒髪に鋭く吊り上がる瞳は、穹を捉えて離さない。穹はその男から目を離せ無く、本能が彼を求め傍に行こうとするのを何とか耐えている。
    気を抜けば体が男に付いていきそうになるのを、縛り耐える穹に男が告げた。
    「何を立っている。此方へ来い穹」
    男の言葉は甘く脳に響き、穹は瞬時に気づいた。彼が自分の番だと男が自分を求めその瞳に激情を宿しているのを、穹は唯見詰めていた。
    「あんたが俺の番?」
    「そんな弱い繋がりなどでは無い。もっと血より濃いそうだ呪いだ」
    穹はその言葉に男の元へ歩き、男を見詰め、数秒数分経つような空気が流れると呟く。
    「良いよアンタに付いて行く」
    後から仲間の声が掛かる。心配する様に叫ぶ仲間に穹は手を挙げ、優しく笑った。
    「ちょっと行ってくるね!」
    穹の言葉は帰って来ると告げる様に刃に抱えられ、建物を飛び降り消えて行った。

    刃に連れられた所は何処かの小型船の一つ。シンプルなモノトーンの室内に、ベットがひとつ。その上に穹が降ろされると上着に手を賭けられ慌て出す。
    「待って!まだ、ダメだ」
    「何故だ。俺は悠久の時を待った。其れこそお前にも止めることは出来ないほどにな」
    穹は脱がされていく衣服に、過ぎる不安に何か策は無いかと張り巡らせるが、生頼自分はそういうのが苦手なのだと白旗を挙げざる得ない。けれど、どうにかならないかと思い男を見つめると、その激情を宿す瞳に焦燥を見つけた時に自然と呟いたのだ。
    「いいよ。抱いても」
    刃の行動が止まり穹と初めて目を合わせる。どんな心変わりだと見つめる刃に、穹は優しい微笑みで告げた。
    「だって刃が悲しそうだったから」
    刃は過去の小さい穹と重なる面影に、彼は何も変わってないのだと安心が宿る。
    「お前に言われなくとも抱いている」
    刃のその言葉にクスクスと笑う穹に、刃はズボンをバサりと脱がせると穹の肌を撫で告げた。
    「覚悟は出来てるな」
    「あぁとっくに」
    刃が貪るように唇を重ね合わせ、お互い空いた時間を埋める様に抱きしめ合う。
    まだ時間はある。カフカに言われた通りなら後数日はある筈だと、刃は思いを秘めながら穹を貪り尽くす。
    時はまだ長い、この子供に自分を再び刻みこもう。もう二度と忘れる事が無いように、と刃は思考し穹から唇を離すと凶悪な笑みを浮かべた。
    刃の部屋にある花瓶の灰牡丹だけが、彼等の行為の記録を見ていた。

    後日穹が帰って来た時には腰を抑えながら、刃に付き添われ来た事に列車の皆が怒り狂いその場は戦場になった。
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    AKtyan5560

    DOODLE四季目線
    四季は戦争終結後、鬼神の力の本能から問い掛ける様に生きる理由を問われていた。生きる理由が見つからない四季は、各地を旅し鬼神の子に一人ずつ生きる理由を問う旅に出る
    攻め目線
    一方四季を心配する無陀野初め四季を愛する者達は、四季を心配し理由を聞こうとするが失敗に終わる日々に苦労していた。ある日校長が理由を最初に聞き休暇を出した事に八当りからの攻撃をする。彼等は四季を各自協力し探し出す
    胸がいっぱいの幸せを目の前に雫が落ちる様に闇が広がる。仲間が四季の周りに集い、恩師の担任に保険医も四季を見守る様に微笑み、杉並の隊長や練馬の隊長達も四季の頭を撫で悪態を着いていた。花畑が広がる青空の下、四季は彼等に駆け寄ろうと走り出すと瞬間崖が隔てられ、奈落へと落ちて行く。仲間が伸ばす手を取ることが出来ず、伸ばそうとする手は途中で止まり何時も四季は奈落へと落ちて行く所で目が覚めるのだ。辺りに響く叫び声が響き、誰の声だと思い呆然とした頭で自分の声かと気づく。最近の四季は毎日同じ夢を見て目覚めるのだ。

    起き上がりは最悪で飛び起きた体は汗で湿っており、膝を抱えて抱き締める身体は震える程寒く毎晩人肌が恋しくなる。然し四季には恋人等居ない為にその体温を受け取る事は出来ない。毎晩恐怖と寒気で震える体を抱きしめ、既に寝る事等出来ない頭は冴えてしまい。起き上がり珈琲を飲もうかとキッチンに行きお湯を沸かす。
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    AKtyan5560

    DOODLE後輩同期と四季がキスしているだけ
    後輩同期四人全員で付き合っている四季が、馨に紫苑と猫咲に印南がそれぞれ時系列に彼等が一人ずつ四季と会いキスする話から、最後は全員にサンドされキスをする

    ※後輩同期×四季
    ※ただキスしてるだけ
    ※攻めの台詞に♡が付いてる
    甘いキスの愛を降らせる四季は羅刹学園の廊下を歩いていた。休日の誰も居ない廊下は静けさを保ち、何処か寂しげな思いが広がる胸で四季の四人の恋人達を思い浮かべる。並木度馨、朽森紫苑、印南幽、猫咲波久礼は鬼機関の中でも上位に位置する優秀である隊長と副隊長であり、同期である彼等は四季の恋人であった。彼等は四季を猫可愛がりし、特に馨と紫苑はそれが躊躇に出ている。四季は彼等が大好きで、最近会えない彼等に思いを馳せ無意識に唇を触れていた。

    そんな中歩いている中で、目の前から誰かが歩いて来るのが見える。その人は四季の大好きな人で恋人の彼で合った。

    その恋人は─────



    ‪‪✕‬月‪✕‬‪✕‬日
    並木度馨の場合

    馨は羅刹に届ける書類があると真澄に言われ、馨に書類を運ぶ仕事を任せた真澄は、安易に四季に会ってこいとの事で馨に羅刹に行かせたのだろうと思うと、素直では無い隊長に内心温かい気持ちになる。
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    AKtyan5560

    DOODLE逆行転生四季の後輩同期×四季
    四季は後輩同期の彼等と仲良く、最後死ぬ時に彼等に囲まれ死んだ。伝えぬ恋心を抱き気づいたら逆行していた。羅刹に入り彼等と仲良くなり穏やかな日常を過ごす。実は彼等は記憶が戻っていて早く四季に気づい欲しかった  

    紫苑+馨+猫咲+印南×四季
    後輩同期×四季
    大我+四季

    ※後輩同期が重い
    ※大我はたい+しき
    ※色々注意なんでも許せる方向け
    俺達の秘密に早く気づいて「四季ィ…四季…!」 
    「四季君…四季君!」
    「少年……四季…!」 
    「おい、目覚ませよ!なぁ!」
    「四季ィ!!!起きろ!!!」
    四季を一際目に掛け可愛がっていた四季の先輩である彼等が、叫ぶ様に紫苑の腕の中で脱力する四季を囲う。桃太郎と鬼の戦争が終結し、戦わなくて良くなる中で立役者の四季が街中を歩いていた時に一人の桃太郎から攻撃された。隠密系の能力であった桃太郎に、腹を刺された時には遅く、偶然四季と買い物に行く約束をしていた彼等の元に待ち合わせに着くと言う所であった為に、気づいた彼等が駆け寄ると倒れる四季を見つめ目を見開き囲ったのだ。
    紫苑の服に血が染み込む事など気にせず、馨が必死に患部を圧迫するも止血は追い付かずに血は流れて行く。猫咲が地下施設の花魁坂に連絡を取る中で、四季の顔色は悪くなる一方であり彼等は焦っていた。印南と大我が必死に声を掛けるが、四季は彼等がここまで尽しても自分はもう遅いだろうと悟り、血を吐きながら彼等に伝える。
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    AKtyan5560

    DOODLE狼と獣人の印南と虎の獣人の紫苑が兎の四季にキスをする話
    獣人が存在する世界観で、虎の紫苑に狼の印南は羅刹に用があり来ており、恋人の四季が目の前から走り寄り楽しく話すのを愛しく見ていた。人気の無い所へと誘導した彼等は兎の四季を喰らう様にキスを貪るのだった。

    紫苑+印南×四季のサンド

    ※紫苑と印南が激重
    ※ひたすらキスをしているだけ
    愛しの兎をいただきます羅刹学園の廊下を歩いていた四季は、目の周りから印南と紫苑が歩いて来るのが見え満面の笑みで駆け寄った。血を口元から流し軽く手を上げる狼の印南と、笑みを携えながら煙草を咥え手を上げる虎の紫苑に、兎の四季は垂れた耳を後ろに倒し尻尾を左右に勢い良く振りながら、満面の笑みで嬉しげに駆け寄る。その姿が二人は可愛く食べたいと思いながら、自身の恋人が愛しいと思いながら駆け寄る四季を見ていた。
    「幽さん!紫苑さん!」
    「久しぶりだな少年。その元気さがGood…ガハッ」
    「四季ィ久々だなぁ〜今日も可愛くて紫苑さん嬉しい〜」
    四季が目の前まで走り来て、頭を撫でる紫苑と肩に手を置く印南に四季は耳を後ろに倒し、幸せそうな笑みを浮かべ笑う姿に、二人はこの少年を絶対に失いたくは無いなと思い食べ尽くしたいと思いで見ていたのだ。
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