ネタバレ⚠️まさか自分が本にこんな夢中になるとは思ってもなかった。
私の場合小説好きになるのは大体この流れ、映画→小説 チャーリーとチョコレート工場を観て、ロアルド・ダールの存在を知り、ハリーポッターを観て原作本を読んだりすることが多かった。
しかし、今回の場合いつもとは異なる。
学校の図書室で面白そうな外国本がないかなと、探していたら、”ダレン・シャン 若きヴァンパイアと奇妙なサーカス”という本を見つけた。
このタイトルに惹かれ、ゴーストハウスとこの”ダレン・シャン 若きヴァンパイアと奇妙なサーカス”を借りた。
一応言っとくが、これは2巻目である。
つまり、1巻を読まずに2巻を借りたということ。
話についていけるかと聞かれたら、一応ついて行くことが出来る。何せ2巻目の最初のページに1巻目のことが書かれていたからだ。
*ダレン・シャンというのはこのシリーズの主人公でもあり、作者でもある。
2巻の感想(ネタバレ⚠️)
序盤はシルク・ド・フリーク(日本で言う見世物小屋)に入団し、自分をヴァンパイアにさせたクレプスリーの手伝いをする。
まずここで言いたいのは、クレプスリーの手伝いをするというのが本当羨ましくて堪らない。
そこ変わっておくれ、ダレン・シャン…。
そこでエブラという蛇少年と、あるきっかけで出会った人間のサムと友達になる。また環境戦士とも友達になる。中盤まではとても微笑ましいが、ダレン・シャンの友達の1人、環境戦士アーヴィーがウルフマン(狼人間)の檻を壊しかけ、ウルフマンを逃がす。
たまたまその場に人がいたことに気付いたダレンはその人を追いかける。ここのたまたまその場に居た人というのは、サム。シルク・ド・フリークに入団する為、こっそりと訪れていたサムはウルフマンに狙われた。
サムとダレンは懸命に戦ったが、サムだけはらわたを喰われ、亡くなる。
人間の血を飲むのに抵抗があったダレンは、サムの魂を引き継ぐ為、サムの血を飲み干す。
サムの魂を引き継いだ後、ダレンの好物はオニオンのピルクルになる。(サムはオニオンのピルクルが好物だった)
因みにウルフマンの檻を壊しかけたアーヴィーは、壊そうとした時に腕を喰われて叫んで逃げます。
ここの時ダレンが必死にやめろと言っていたのに、壊そうとしたアーヴィーの自業自得だと思った。そして腕を喰われる場面が少し細く書かれているので、中々グロい仕上がりだと思う。
小説の中でクレプスリーが血を飲まないダレンに、無理矢理血を飲まそうとする所がある。
もうそこが完全にダレンのことを心配しているというのが分かるし、母性あるよな?クレプスリーと思ったし、ダレンを半ヴァンパイアにさせたクレプスリーがダレンに優しく接してるのがもうさ、いい人(?)というのが分かった。
人間味のあるクレプスリーが好きです。
とりあえず読んだことない人は読んでくれ…。