Bon appétit　宿儺様の舌は肥えている。
　巌のように大きな体格に相応な、という意味じゃなく

「不味い」

　食に並々ならぬこだわりがあって、良し悪し好き嫌いがハッキリしてるってこと。
　本日宿儺様に召し上がって頂いたお夜食は、五香粉が香るダージーパイ。しっかりと下味をつけたムネ肉に衣をつけ香ばしくカリッと揚げたものだ。それと、スネ肉のソルロンタン。肉と骨を煮込んで作るシンプルなスープ料理。太い脛を骨ごとぶつ切りにし、二時間ほど煮詰めたから骨髄まで煮出され、スープはとろりと白濁している。筋肉のなかでも特に発達していて脂肪が殆どなく引き締まっている赤身はじっくり煮込むことでホロホロにした。けれど──

「好みじゃない味だった？　それとも火入れが失敗してる…？」

宿虎宿虎
by山兔
正午高挂天空中的金乌斜射的光，狠狠地甩在悠仁脸上，迷糊中随手拿个抱枕遮掩住刺眼的阳光，显然没用。

当地信奉着一位神明，小镇每日必不可少的便是祈祷，说来也准，前些日子镇子几周没见一点雨滴，刚举行祈雨仪式，众人瞧见神像面前跪着位粉发少年，灼热的阳光打在小麦色肤色呈现出少年时期应有的活力，少年嘴里念叨着什么，下一秒便被身旁一个长相神似的人拖走。

两面宿傩是当地小有名气的小混混，自然不信神，这个亲弟弟还总和他唱反调，自从弟弟小时说什么在寺庙那边碰到个雪白发色的小“女孩”，他口中的女孩似乎听起来极难接近，用弟弟的话举例子就是高中冷清学姐，总给人一股难以靠近，接触的那类人。

“哥”虎杖悠仁委屈的指了指下身阴茎，几个小时前打赌输了惩罚，他怎么也没想到会是在他看来如此变态的事，一个未成年的处，被自己哥哥如此羞辱 。