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    すみれもち・ω・

    @53love_kawaii
    没になった絵や途中でやめた絵をおもに投稿します。
    変な絵ばっかりです。
    最近小説書くのもハマってます。たまに投稿するかも。

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    バレンタインの話。(大遅刻)
    庵53のつもりだけどちょっとQ53ぽいかも…

    バレンタインデー 二月十四日、今日はバレンタインデーだ。
    「はいこれ。義理だからね!勘違いしないでよ!
    バカシンジ」
    「ありがとう、アスカ」
    朝起きるとアスカからチョコをもらった。
    よく見ると手作りのようだった。
    すぐに食べるともったいない気がしたので
    とりあえず部屋に置いておき、学校に行った。
    「おはよう、碇くん」
    「おはよう綾波」
    「これ…今日、チョコをあげる日と聞いたから」
    「え!作ってくれたの?」
    「うん、赤木博士に作り方教えてもらった」
    「嬉しいよ。ありがとう」
    もらったチョコをカバンにしまい、席に着く。
    「さっすが、センセーモテモテやなぁ」
    「あの綾波からもらえるなんて…碇はすごいなぁ」
    「いやぁ…同じパイロット同士なだけだよ」
    その日は下校までに他の女子何人からか
    チョコをもらった。
    「やっぱり、センセーモテモテやないかい!」
    「これまでもらったチョコの数より今日碇が
    もらったチョコの方が多そうだ…」
    「そんなことないよ…」
    「そんな遠慮せんでええねん!
    もっと胸はっとらええねん!ほな、
    今日も帰ろかー」
    「ごめん、今日用事あるんだよね」
    「なんや、残念やなぁ」
    「じゃあな、碇」
    「うん、またね」
    ネルフに向かう。シンクロテストもそうだが、
    今日渚カヲルが学校に来ていなかったのが
    気になっていた。
    ケージに向かう途中渚カヲルの姿が見えた。
    「あ、カヲル君!」
    「シンジくん」
    「今日、学校どうしたの?」
    「ちょっと…いろいろあって行けなかったんだ」
    「そっか…」
    「あ、そうだシンジくん。これどうぞ」
    「え、チョコ?」
    バレンタインの日に男からチョコをもらうのは
    初めてだった。
    「ありがとう。カヲル君」
    「1つ、やりたいことがあるんだけどいいかい?」
    「なーに?カヲル君」
    「僕が君に食べさせてもいいかな?」
    「えっ!つ、つまり…その…ぁ、あーんする…
    ってこと?」
    「そうだね」
    「は、はずかしいよ//」
    「シンジくんから味の感想を聞きたいんだ」
    「そ、それなら自分で食べるよっ」
    「僕が食べさせた方がよりおいしくなると
    思うんだ」
    「…わ、わかったよ」
    その場でカヲルからもらったチョコをあける。
    あけるととてもいいチョコのにおいがした。
    「わぁ…おいしそう」
    「はい、あーん」
    目をぎゅっとつむり、口をあける。
    口の中に甘いチョコがとろける。
    「ん!おいしい!」
    「ありがとう。シンジくんにそう言ってもらえるととても嬉しいよ」
    「どうやって作ったの?」
    「ふふ、それは秘密だよ」
    人生の中でこんなにおいしいチョコは
    初めてだった。今すぐ全て食べてしまいたかったが時計を見るとシンクロテストの時間が迫っていた。
    「後で、全部食べるね。本当にありがとう!
    ホワイトデー必ずお返しするね」
    「楽しみにしているよ」
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    💘💘💖💖👏👏☺🍫🍫🍫
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