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    ぺたぺたぺーたー

    @X2cfHDiRVK2rbTH
    変なお絵かきおいてくます

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    #アルラス
    arras.

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    uirou6286

    MAIKING❄️が子供の頃の思い出に浸ってほんのり苦しむ話。題目 『 子ども心を忘れないで 』





    穏やかな風吹く『自由の都』モンド城は今日も晴天である。
    城下では買い物日和であると散財する者もいれば、否、冒険日和であると城門を駆け抜け行く者の姿もあった。平和なモンドの門兵は「暇だ」と大口を開けて欠伸をし、通り抜けていく冒険者へ呑気に手を振って見送っていった。



    そんな昼下がり、勿論中には長閑な日常からはみ出しものにされて仕事に勤しむ者たちもいる。
    西風騎士団の執務室ではガイアが一人、高く積み上げられた書類の塔と向き合って黙々と作業を進めていた。

    「ガイア隊長、失礼します。」

    執務室の扉を軽くノックして入ってきたのは彼の部下の一人だ。
    その手には、また幾枚もの書類の束が握られている。

    「見回りご苦労、報告書はそこに置いておいてくれ。
     ああ、ついでにそこの書類を後でジンの所まで持って行ってくれないか。」

    ガイアは不平不満ひとつ洩らさず、目線は次の書類に向けたまま数時間前に完成した書類の束を指差した。
    彼の肩書きは『騎兵隊長』という事務仕事とはかけ離れた職種であったが、それ以前に『庶務長』を務めていただけあって、書類処理能力の手 5052

    置き場

    MEMOアンバーの色濃い血の流れに夢を見ているのと、こういう邂逅があってから酌み交わす酔夢で茶葉を堪能する鍾離がいてもいいんじゃないか、という思いつき捏造妄想メモ
    CP要素はありません。

    ※アンバーのキャラストに触れてます。未読だとわかりにくいです。
    ※あくまで妄言/小説ではない
    「ねえ、エウルア。俺が国だ!って言う人は、オウサマってこと?」
    「...は?何よ急に。」

    昨夜、期間限定でバーテンダーをしていた旅人に作ってもらった酔い覚ましのドリンクも1杯では効果も虚しく。まだ少し頭がぼんやりとしているエウルアが鹿狩りで昼食をとっていたアンバーの向かいに座るや否や、謎解きのような質問を投げかけられ少し困惑した。
    そもそも、彼女たちの生きている現在この世界は神が統治する世界であり(自国は神が去って時が経つが。)国王という存在はおとぎ話の中か神であると同義でしかない。

    「じゃあ、あの人、神様の幽霊だったのかなあ〜。」

    アンバーはすぐ人と馴染むが、自分からものの経緯を説明することが得意ではなく、主語が抜けたり突飛な発言をすることは珍しくない。そんな彼女と親交のあるエウルアが特に気にするようなことではなかったが、アンバーにしてはややこしい話になりそうだ、と思った。
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