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    ふきのとー

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    自作語り

    「俺のポールスターを付けただけだ」
    駄弁り

    俺のポールスターを付けただけだ 駄弁り この度は「俺のポールスターを付けただけだ」をご覧くださり誠にありがとうございます。

     という体で行きますが
     ただただこの作品について駄弁っているだけですので、未読の方も宜しければお楽しみください。
     楽しめるか?

     本当にぐだぐたしてます。
     作品解説や製作についてというより、とある方への熱烈なファンレターみたいになってます。

     大丈夫ですか?
     大丈夫でしたらどうぞお進みください☺️



     さて
     この話を書くきっかけは2021年9月頃

     私が密かに熱烈に追っかけ(フォロー)させて頂いている方のツイートからでした。

    「高校生になった二人が卒業式の後にラブホにいく」
    「高校まで付き合ってないだろうと思ってたけど普通に続いた」

     このようなワードと共に、ホテルを前にした二人のイラストが添えられていて……

     一気に一話目の話が頭のなかで組み上がりました。

    「どなたかください」
     と書いてあったので、

    「え?!本当に書いていいのかな?大丈夫かな??!不審がられないかな??」

     その方の出される文章&アイデアは羨望&嫉妬するほど素晴らしくて素晴らしいて……完全に虜になっていたのですが、果たしてこの方のネタで書いていいのかな!?でも(頭のなかで)出来ちゃったし、私自身も読みたい…!
     よし、連絡してみてダメだったら自分だけで楽しもう。

     と緊張しながら、普段の仕事メールでもしないほどの最上級の大人文章でドキドキしながらDMにてお伺いを立てました。

     結果はご存じの通りです。

     快く承諾してくださり今に至ります。

     よくやったよ自分。
     本当によくやった。
     何度思い返してもその時の行動を誉めてやりたい。


     そうして出来上がった一話
    「そうして俺たちは(略)」

    (実際のところ、8割くらい書き上げてこら連絡しました。書かせてください、とお願いしておきながらいつまでも出来なかったら格好悪かったので)

     思った以上のご感想と反応をいただけて感涙。
     それもすべて原案者様のアイデアが素晴らしかったからです。
     ホテルを前にしたときのセリフはまんまです。

    「ここがラブホか~すげー!」
    「けっこう普通だな」

     この観点の違い!
     でも共にここに来ている!
     この二人はこうなんだ~!!きゃ~゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
     …はっ、失礼いたしました。(語れと言うならばいくらでも語れます)
     そういう私自身も悶えたところをちゃんと乗せたくて。
     今でもこの台詞を読むと、かのイラストが脳裏に甦ります。


     続いて二話目
    「そろそろ会話はいらないだろう」

     この二話目にも、原案者様…もう先生呼びでいいですかね。先生のアイデアを頂いております。
    指に噛みついて指輪をつけるシーンです。
    あのネタもすっごい好きでどうしても織り込みたく。

     フランス行きはオリジナルです。
     フタバさんの元婚約者がフランスの機関でどーたらというのを覚えており、アブトなら向こうからスカウトが来そうだなと。そして彼は飛び乗るだろうな、と。
     人一倍向上心が強いと思っていますので。
     そうしたらこうなりました。(雑)

     ホテルのベッドの上でそういう雰囲気にならず、イチャイチャというよりワチャワチャしてる感じが出せてたでしょうか。

     この作品はこれでもかと見直しました。
     せっかくネタを快く提供してくださった先生に恥をかかせてはならない、と投稿ボタンを押すまで緊張してたと思います。

     話の展開を初稿から何度も再考しました。
     第一声でどのように読み手の関心を引き寄せればいいのか。何度もこねくりまわしました。
     なのでこの話の始まりは気に入ってます。

     私的にはこれで終わりでもいいかなとか思っていましたら(やりきって満足してた)「ふぇす2」に参加することになり、何を出そうか皆様にお伺いしてみたところ、このお話の続きを読みたいとのお声を幾つも頂きました。(感謝感涙)
     さらに先生から「成田空港で見送るシーンはどうですか」との助言を頂き(本当に天才すぎる)、最後の章が完成いたしました。

     ここまでお読みくださった方ならお分かりになられると思いますが、この話の骨組みは先生のアイデアからです。

     先生!ありがとうございました!!

     (引かれてないかが心配)


     さて
     全くぼかしてもいなかったので既にお気づきの方もいたかもしれませんが、このポールスターでは一貫としてテーマ?にしていた曲があります。

     アンジェラ・アキさんの「手紙」です。

     音楽の授業とかで取り入られてるらしいですし、恐らく一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。いやどうかな…
     あちこちに、多少整合性なくとも昔の自分へと語りかけるようなシーンを盛り込んだのはそういう訳でして。

     きっと誰であれ、これからが不安で心配で辛くて逃げ出したいとか帰りたいとか思ったことはあるのではないでしょうか。
     それを年月が経ってから振り替えると、そこを通りすぎてきたからこそ得ている今があります。

     ご存じの通り、シンとアブトも例に漏れず。

     きっと皆さまも同様に。

     そして今も悩んだりすることはあるでしょう。
    悩みは辛いですが、未来の自分から見たら乗り越えていけるものだと信じて一つずつやっていくしかありません。
     乗り越えられなくとも、それはそれで別の道へと繋がってるはずです。

     拙作の二人も、過去の自分へと語りかけつつ、今の心配も抱えながら、前へ進んでいく。
     愛やら絆やらの強さを二人で確かめあって、改めて自信(自身)を手にして世界(人生)を航っていく。

     そんな流れにしたかったのですが、うまくまとめられたかは謎です。


     ちなみに途中からもうひとつテーマ曲?を交えていました。
     同じくアンジェラ・アキさんの「This Love」です。
    (良い歌ですよ~最後の章はめちゃくちゃ影響受けてます。BGMにしながら読むと泣きます。私は)
     歌詞を一文だけ抜粋させて頂きます。

     信じる力が愛を自由にする

     唐突ですが昔聞いた規則の話を。
     手のなかにヒヨコがいたとします。
     ヒヨコが暴れるなら締め付けは強くなりますが、暴れない逃げないという信頼があったら緩くなります。
    (校則についての例え話でしたが、なるほどなぁと印象深く)

     二人は散々確かめ愛、失礼、確かめあい、絆の品も交わしてより愛を強固にしました。
     ラストシーンで、心の奥底から「何があっても俺たちは大丈夫だ」という信じることができたからこそ、次のステージへ二人は進んでいく。
     進んでいってほしい。
     みたいな気持ちを込め込めしました。

     想いを色々込めすぎたせいで、自分の作品で泣く状態に陥り、感情的になりすぎてるせいで冷静に文章読み返せてません。(特に最後の章)
     はい。言い訳です。
     変なところがあっても「あ、まともに推敲できなかったな」くらいで流してくださるとありがたいです。



     最後に暴露話を

     ありがたくもご感想いただいた中で、三パターンも書いてて混乱しませんでしたか?と頂きましたが、しませんでした。
     最後にシンアブバージョンのアップを間違えたというポカはやらかしましたが。

     なぜならば


     えちシーン載せる気無かったので(暴)


     言いたいことも書きたいとこもソコじゃなかったので当初は一本のみで、そういうところはボカシにぼかしつつ、熱い時間があったんだなぁ的なことで乗り切ろうとしてたら、先んじてチェックしてくださった女神様からお言葉を賜りました

    「無くちゃダメでしょ」
    「やっぱり?(笑)」

     そこからシーンを差し込む形で、えちを追加したので、全体的に見たら流れの整合性が取れていないと思います。
     最後まで書ききってから書き加えましたからね
     でも皆さまからの反応からやってよかったと心から安堵しております。

     女神様ありがとう(土下座)

     あとはいつもながら自分だけが楽しい遊び的なものをあちこちに入れております。
     一章の小学生の頃の二人の台詞を、最中に入れ換えるような形で言わせてたり。
     アブトの背中のキスマークをバージョンによって例える花を変えてたり。


     完成まで一年かかりましたが、一年前に急いで終わらせなくて良かったと心から思います。
     本編を踏まえ、先生をはじめとする皆さま方の交流があったからこそ、この形で作り上げることができました。
     拙いところばかりですが、現時点での全力で取り組みました。
     そこまで取り組めたのも、やはりここまでお読みくださる方々や交流してくださった方々、シンカリオンZの大きすぎる魅力のお陰です。

     これらの僥倖に甘えず、今後も何かしらの形でシンカリオンを楽しんでいきたいと思っております。

     ここまでありがとうございました。
     またお会いできましたら幸いです。




              2022.10.8 ふきのとう

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