テンスの飲酒事情とその他の補足ブレイド:
ストライクさん結婚まんがでもそうでしたが、彼のお住まいを描写する時は他のロボとの経済基盤と文化レベルの差異があからさまになるのが楽しいです。
お城住まいで城主にもかわいがられているのでね……。
飲んでるのはワイン風のロボットオイル。今日のためにワインセラーから持ち出してきた高級なやつです。
最終的に永遠にしゃべってるからという理由でミュートされてしまってますが、怖いのは彼が開始10分でその措置を取られていた=まだシラフに近い状態で永遠にしゃべり続けてたこと。
今回のイラストは久々の飲み会でみんな楽しみにしていたというシチュエーション設定なので、よっぽど喋りたかったんですね……
ポンプ:
飲んでるのは銀色のやつ。ストライクさんとおそろいです。
あんまり描く機会がなかったのですが、ポンプさんとストライクさんは仕事に関わることを除けば趣味嗜好がわりと共通している、という設定があります。
ちょっとおじさん趣味なんですよね。
3時間後も正気を保っているように見えますが彼が特別お酒に強いという訳でもなくて、彼の旧式の機体はロボットに酩酊をもたらす成分との相性が悪く、酔いがほぼ表に現れないというだけです。多分判断力や身体能力はしっかり低下している。
あと彼はいつも自然体なので酔っても豹変する要素がないというのもある。
コマンド:
かんぱーいの時すでにほっぺが赤いのですが、多分乾杯前に我慢できずにちょっと飲んじゃってます。
実はアプリの操作慣れしてないひとたちが中々準備できなくて、全員の音声が載って全員の画面が表示されるまでにすごく時間がかかってたという設定だったのでした。
飲んでるのはウイスキー的なロボットオイル。この日のためにコレクションの中からとっておきを持ち出してきたと思われる。
さんのエアーマンさんが長いストローでお酒を飲んでたのをリスペクトして、グラスにストローが挿してあります。
このひとは酔うと気が大きくなるタイプです。ついでに声も大きくなります。
ちゃんとセーブしながら飲んでるので、チルドさんやストライクさんみたいに我を忘れるほど滅茶苦茶な酔い方はしません。
チルド:
彼にしてはめずらしく、露骨にうれしそうなお顔をしてますね。
みんなと顔合わせるのがずいぶん久方ぶりで、今回の飲み会もかなり楽しみにしていたようです。
飲んでるのは北極圏に近いとこで販売されてるお酒をググって出てきた「ロンケロ」というフィンランド版酎ハイを基にしてます。
缶のさわやかなデザインがいかにも寒冷地で売れてるお酒って感じで素敵だったので採用。
彼は酔うと泣き上戸になるのですがまぁ酒に飲まれちゃうタイプで、お酒のストックがなくなったこと、買いに行くにも近場にコンビニなんか当然ないから詰んでること、こんな僻地で仕事しなきゃならないこと、それでも自分には使命があるのだからこの地から離れられないこと等々を酔っ払い特有の脈絡のなさで延々と嘆き泣き散らすので手に負えない……というのをセリフを入れるスペースがあれば入れてるところでした。
始末の悪いことに酔ってる最中の自身のやらかしをおぼろげながら記憶しているので、後日心配して様子を見に来てくれたニトロさんの顔面に錯乱照れ隠しパンチをブチ入れます。
シープ:
飲んでるのはほろよい的な甘くてかるーい飲み口のロボットオイル。ほぼジュースみたいなもんだけど全部飲み切る前に酔いが回って寝落ちしてしまいました。そのぐらいお酒弱いイメージです。かわいいね。
たぶん飲み始めて1時間もたたずにふらふらぽやぽやし始めて、2時間行く前にもう寝ていたと思われる。かわいい。
こんな感じなので、飲み会の最中の記憶はほぼ残ってないと思われる。後腐れがない。
ストライク:
飲んでるのが銀色のやつなのはポンプさんの項で説明したとおり。
多分スマホを立てかける用の器具がなかったのかな、画面がちょっと傾いてます。
3時間後に上機嫌で歌ってるのはROCKMAN HOLIC ~the 25th Anniversary~収録の"Shooting Star"。
ニトロマンステージのボーカルアレンジだけどニトロさんの持ち歌かと云われたら違うし、そもそも歌うのを強要しないでほしいし、クソ厄介な絡み酒おにいさんです。
しかし彼が上機嫌から急転直下でキレるのは普段も同じことなので、シラフの時とギャップがあるかと云えば別にそうでもないですね。ただ理不尽度が上がってるだけ。
ニトロ:
あんまり乗り気じゃなさそうに見えますが、みんなが一堂に会する機会を一番積極的に設けたがるのは実はこのひと。
単にみんなの様子を見たいだけで飲み会自体に乗り気かどうかは3時間後の様子からしても微妙なとこですが……。
飲んでるのはオンザロック。3時間後も酔ってる様子がないですが、だらしない酔い方しないようセーブしながら飲んでるってだけです。
一番正気を保ってるのが彼なのは間違いないので、シラフに近い状態で泣き上戸のひととか絡み酒のひととか声でかいひとの相手をせねばならないのが気の毒。
ゆえにこそあんなそっけない態度なのですが。
ソーラー:
彼が自室にいるところを想像できなかったので、背景は研究所です。チルドさんみたいに常駐しなきゃならない事情があるならともかく、職場からリモート飲み会に参加するな。
飲んでるのはお手製の植物原料主体のカクテル。健康に気を使ってのことらしいけど、どろどろに濁ってておいしくはなさそう。
このひとは酔っぱらうと他人の云うことに只々理解と同意を示す全肯定botと化します。ストライクさん結婚まんがのおまけでその片鱗は描いてましたね。
相手がどんな話をしても(内容はほぼ右から左で)うんうんわかるわかると相槌を打ってくれるので、ブレイドさんは永遠にしゃべり続けるし、さびしんぼ全開のチルドさんはよりテンスのみんなへの依存を深めるし、無意識にみんなの暴走を悪化させる地味ながら性質の悪い酔い方である。