_iikkrnggett☆quiet followDONE毎月300字小説企画@mon300nov参加してみました第16回お題「憧」注意事項:18歳未満(高校生不可)閲覧してはなりませんジャンル:BL(攻め視点)余談:(今回の)勇者は受けです名前にどこかの双炎のゲフンゲフンに思われるかもしれませんがきっと気のせいです何でも許せる方のみどうぞ18↑?(Y/N) Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow _iikkrnggettDONE毎月300字小説企画@mon300nov参加してみました第17回お題「椅子」ジャンル・注意事項:BL余談:年下の編集者×作家です何でも許せる方のみどうぞ最優先は尻と腹、それから足と肚 締切の修羅場から解放され、一先ず寝たのち俺の机に戻ると、彼はそこで突っ伏していた。何時ものソファーにすれば良かったのに、と目を伏せたところで気取られたようで、ゆるりと上体を起こし「おはよう。良く寝たか」と、こちらへ両手を広げて言った。 「いやお前……」そこはそもそも俺の場所だとか、担当のお前はまだ確認作業があるだろとか、この椅子壊れるんじゃないのかとか、ツッコミたいのを全部飲み込んで、おずおずと彼に跨った。見つめ合う二人の間から、悲鳴のような短いきしみ音と共に、 ぐうぅーー 「……何か食うか」 「だなぁ。ストック開けようかぁ」 それから、もっと頑丈な椅子があるのか、ネットで探してみようと思った。 304 _iikkrnggettTRAININGキラかど、現パロ、同棲状態での真ん中バースデーあたりの話社会人同士ですがほぼふんわりたいしたことは起きません全年齢程度に抑えてあります何でも許せる方のみどうぞ 4144 _iikkrnggettDONE毎月300字小説企画@mon300nov参加してみました第16回お題「憧」注意事項:18歳未満(高校生不可)閲覧してはなりませんジャンル:BL(攻め視点)余談:(今回の)勇者は受けです名前にどこかの双炎のゲフンゲフンに思われるかもしれませんがきっと気のせいです何でも許せる方のみどうぞ18↑?(Y/N) 307 _iikkrnggettDONE毎月300字小説企画@mon300nov参加してみました第15回お題「酔う」ジャンル・注意事項:BL(攻め視点)余談:年下の編集者さん攻めです何でも許せる方のみどうぞ夢見心地……いい加減にしろ「ありがとねほんとに」 「お気になさらず」 一人暮らしの先生が呑みに誘われ、担当の俺が介抱と留守番に駆り出され、そしてその通りあれこれ手をかけ、やっと床につかせたところである。 「こういうのの手当とかって」 「恐らく込みの給与体制でしょう」 「そかあ、メモしとくぅ」 その観察癖も、ほわほわした無防備な顔ではたぶん覚えていまい。そういう人だ。 「俺ここに居ますから、ちゃんと寝てください。締切伸びませんよ?」 「真面目だね……」 するりと寝息に入れ替わった。 「真面目……」 彼の頭を撫でる。下心有りの信頼だと解ってる筈だ。 「さすがに手は出しませんよ」 「そうなのか」 「酔ってないなら仕事するか」 「おやすみなさい」 314 _iikkrnggettDONE毎月300字小説企画@mon300nov参加してみました第14回お題「忘れる」ジャンル・注意事項:BL(受け視点)余談:年下攻めです何でも許せる方のみどうぞあいにく気だるい空気の漂う寝室に、月明かりが鋭く差し込む中、俺はふと目を覚まし、傍らで安らかに眠る彼の頭をそっと撫でた。 (ごめんなあ) 今日は朝から、些細なすれ違いから我を忘れて声を荒げてしまったり、かと思うと先ほど仲直りし夢中で互いを貪ったりと、振り返れば自分を見失ってばかりだったなと胸中で苦笑いする。こちらの方が年上なのになんとふがいないことだろう。 (それでも) この美丈夫は俺を慕ってくれている、今は。 (手放す気は全く無いんだよ、悪く思わないでくれ) もぞりと寝床が動き、両手で顔を覆って悶える彼が言った。 「ごめん、もう……あんた可愛いすぎ……」 うっかり口にしていたのか。 「忘れてくれ……」 「嫌です……」 309 _iikkrnggettDONE毎月300字小説企画@mon300nov参加してみました第13回お題「白」ジャンル・注意事項:BL(攻め視点)余談:なるべく「白」を使わないようにしてみました何でも許せる方のみどうぞ手つかずとして手つかずとして 「ああもう、なーんも出ねえ」奴がそうぼやいて俺の前で机に突っ伏す毎週木曜日。文芸部の課題発表と締切が金曜にあってもはや恒例だ。最初こそあれこれヒントっぽい言葉を列挙してみてやるが、翌朝にはしれっと「ちょっとこれ読んでみて」と、それなりな作品を寄越してくるから今は言うのをやめた。俺は部外者だし、小説とか詳しくないので、パクリとかAIとかについては分からない。まあ盗作したら追い出されるだろうから、きっとそうでは無いのだろう。それにしても、弱音だとか一番に読ませるとか、こいつにとっての俺とは一体、という方面に気を取られてしまっている。これは聞かないでおくのが互いの為か。 「まあいーんじゃねーの」 307