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    _iikkrnggett

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    毎月300字小説企画に参加しました
    第33回お題:「冷」
    タイトル:「登場人物に特定のモデルはおりません」
    ジャンル・注意書き:おじさんBL(編集者☓作家)(受け視点)

    #Monthly300
    @mon300nov

    前回の続きじゃないです(すっ飛ばせば繋がるかもですが)
    そしてまだもう少し行ったり来たりすると思いますw

    登場人物に特定のモデルはおりません 何となく、年上の余裕だと思ってたが、逆効果だったらしい。彼が俺のことを気にしてると知り、わざと距離を詰めたり上目遣いなどで様子を伺った。ちゃんとした大人がいちいちドキドキしているのはなかなか愉しく、これはいいネタになりそうだと調子に乗りそうだったが、さすがに揶揄われたと気づかれ、睨まれ、冷たく蔑まれ、頻繁だった連絡もずいぶん減った。静かな仕事場でひとり小さく息を吐く。これでいいんだ。だって君のタイプはもっと若い、こんなおっさんではないと言ってたじゃないか。最近登場させたサブキャラの相手役(主人公ルートは無い)を考えないと。冷静沈着だが可愛いものも好き、さてどんな子がお似合いだろうか。
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    Replies from the creator

    _iikkrnggett

    DONEペーパーウェル14「欠片」参加作品です
    テキストとプリントに、キャプション・奥付以外に違いは無いです
    全年齢版ですがスフィク☓イーサンのBLをふんわり想定していますので気になる方は引き返して下さい
    それでも宜しければどうぞ
    女神のかけらと呼ばれた魔石にほんとに女神がいた(らしい)件女神のかけらと呼ばれた魔石にほんとに女神がいた(らしい)件

    「イーサン!」
     最初に勘づいたのはさすがにリヴィ隊長だったが、一番近くに居たスフィクが呼応しとっさに「それ」から彼を護るように立ちふさがった。彼らの視線の先にある、魔石の中でもひときわ大きな石──この世界で「女神のかけら」とあだ名がつくほど見事な宝石からにわかに煙が立ちこめ、あたかも人の上半身のように見えたかと思うと、まるで矢のように一方──イーサンへと向かっていったのだ。だがそもそも魔石に込められているのは魔力であり、煙のように見えたとて実際は何なのかはこの時点で分かりようがなく、ただ反射で盾になったところで焼け石に水であり、煙はスフィクを(おそらく)素通りしたのちイーサンを取り囲み、あっという間に霧散したと同時に彼はへたり込んだ。すぐさま助け起こそうとしゃがんだスフィクに、イーサンはどうにかすがりつくものの、少し焦点の合わない目で
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