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    えんどう

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    えんどう

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    ▽DKぐだおと狐の王様の話
    ▽現パロ?です
    ▽最初の注意書きを読んでから本文に進んでください
    ▽ぐだキャスギル

    ##パラレル
    ##現パロ
    ##狐
    ##夏の話
    ##5001-9999文字

    DKぐだおと狐の王様の話※パラレルとかパロとかそんな感じ
    ※ぐだおはDK、王様は空狐
    ※何も始まらない
    ※将来的にはぐだキャスギルになります







     夏祭り。人いきれ。熱に浮かされたように燥ぐ友人達。笛の音。太鼓の音。陽が暮れれば吊り下げられた提灯に明かりが灯り、明かりの外には暗闇が広がっている。切り取られた世界はどこか現実味がなく、異世界に迷い込んでしまったような錯覚を起こす。
     とは言え、ここは異世界でも夢の中でもなく現実で、提灯の下には様々な屋台が並んでいる。かき氷や串焼き、リンゴ飴に綿飴、焼きそばや唐揚げもあったりして、目移りしてしまう。小遣いの範囲内で空腹を満たすには串焼きか、暑さを紛らわすかき氷か。祭会場は夏の暑さに加えて、屋台で使用される火気の熱とが相まって更に蒸し暑さを醸し出している。風通しの良い作務衣を着てきてよかった。流石母さん、と心の中でお礼を言っておく。お土産は串焼きだろうか。ならば今食べるのは、
    「すみませーん、かき氷ひとつください」
     ガリガリと氷のブロックを削っている店の人に聞こえるように大きめの声を出してみた。ちゃんと届いたらしく、味を聞いてくれた。いちごとブルーハワイと迷って、いちごにした。目の前で赤いシロップが真っ白な氷に広がって染み込んでいく。完成したかき氷を受け取り、お代を払って屋台から離れる。屋台に近づいて解ったが、屋台の照明も暑い。熱気で酔いそうだ。少し休んだ方がいい気がして、友人達に少し休憩してくると伝えて先に行ってもらった。なるべく人のいないところに行きたい。煌々と明かりの灯る夜道から離れて、夜闇の中へ入っていく。すぐに石段を見つけて、座れる場所を見つけたことにほっと安堵する。ここは、神社の入り口のようだ。
    「……はぁ、暑……」
     ピンピンしている友人達を見ていたが、自分はそんなに体力がなかったかと溜め息をつく。運動部にこそ入っていないが、人並みに体力はあるはずなのだが。
     項垂れてかき氷を口に運ぶ。口内に広がる氷の冷たさが、熱を持った身体に染みる。冷たい。甘い。おいしい。かき氷を最初に考えた人は天才だろうと心の中で称賛して、一口二口かき氷を頬張ってガリガリと噛み砕く。喉の内側を伝って胃に落ちていく冷たさに息を吐くと息まで冷えているような気がした。
    (これ食べたら戻ろう)
     先へ行った友人達は今どの辺りだろうか。どこか待ち合わせやすい場所があればいいが。かき氷用の、ストローとスプーンが一体になったようなストローを咥えて、何とはなしに辺りを見回す。周囲は明かりの灯る道からは少し離れていて薄暗い。後ろを見ると朱塗りの鳥居があり、石段から伸びる道はその先の境内に続いているが、人の気配もなく、夜風がさわさわと木々を揺らしている。
     鳥居から、屋台のある道の方へ視線を移動させる。相変わらずあちらは人でごった返していて、色んな人が楽しそうに(やや歩きにくそうに)歩いているのが見えた。ズゾゾ、とかき氷の最後のシロップ水を飲み干しながらその人混みを眺め、
    「…………?」
     人混みの中、誰かがこちらを見ている。見られている。が、立香の目にそれらしき人は映らない。手の甲で目を擦り、もう一度人混みへ視線を向け、
    「――――」
     その眼は、鮮やかな赤色をしていた。血の色、炎の色、そんな赤色。これを真紅、と呼ぶのだろうか。瞬きもせずにこちらを見つめてくるその人は、頭に狐の面を乗せていた。身にまとうのは金色の着物で、明るい金髪とあいまって人目を引くほど派手、なのだが、道行く人は不思議と誰もその人を見ない。まるで誰もいないかのようにその人を避けて通り過ぎる。なのに自分はその人から目が離せない。なんだ、これは。
    「――雑種。その眼で我を視るか」
     中低音の、笑いの混じった甘い声。その人とは離れているのに、耳元で話しかけられたようにはっきりと聞き取れる。驚いて振り向くが誰もいない。慌てて前を向けば目の前に一面の金色。
    「うぅぉわ⁉︎⁉︎」
     振り向いたのは少しの間で恐らく数秒だと思うのだけどそのごく短い時間であっちからこっちに移動してきたってちょっと早すぎないか
    「やはり我が視えるか。……ふむ」
     見る?見える?なんの話だろうか、そんなことより今この人一瞬でこっちに来なかったか?その下駄で走ったのか?それにしたってやっぱり早すぎる。もしかして、変な人?
    「たわけ。この我を前にして変人とは、貴様は余程の莫迦のようだな」
    「あ、え? え、えっ???」
     今この人、オレが思ったことを、
    「読んだとも。読めるとも。貴様のような莫迦正直なヒトの子は殊更に読みやすい」
     くくく、と喉の奥で笑うその人は、やっぱり先程人混みの中に見えた人だ。すらりとした立ち姿に金色の浴衣、同じ色の金髪、炎のような赤い眼に、遠目にでもそうだったが近くで見てもやはり美しい顔。
    「フ。そう素直に褒めるな。こそばゆいであろう」
     ふふふと笑うその人は上機嫌のようだが立香は一言も言葉を発していない。頭の中で考えたことと会話されている。会話?なのか?この変な感覚は。
    「そうさな、赦しもなく我を視た無礼はその莫迦正直さに免じてゆるそう。……なに、ちょうど一人、小間使いが辞めて困っていたところよ」
    「え?」
     何がどういうことなのか、と、立香が思考するより速く、視界が光で埋め尽くされる。瞬いても白。真っ白な世界。
     そして、暗転。
     
       ❊❊❊
     
     ぱちっと目が覚めた。意識は瞬時に覚醒して、今までの意識喪失がただの眠りでなかったことを告げている。しかしこんなにいい目覚めは久しぶりだ。
    (ここは……?)
     仰向けに布団に寝かされていた立香の目には、木でできた天井が映っている。それと、なんだか懐かしい畳の匂い。どこかの家のようだが、どこからどう見ても、自宅ではない。
    「――ようやく目覚めたか、雑種」
     その声に、はっとして上半身を起こす。その鼓膜を蕩かすような声は。
    「なかなか目覚めぬゆえうっかり死なせたかと思ったが、無事なようだな」
     襖の陰から現れたのは、やはり祭会場で見たあの赤い目の人だった。というか、今なんと。
    「死」
    「いやなに、万……億が一にもそのようなことにはならぬ。忘れよ」
     しっしっと面倒臭そうに手を払われるが、不穏な言葉を聞いたあとでは不安が残る。それでもこれ以上の追及が許されないのは立香でも解った。
    「え、っと……、……あ、あの、ここは……?」
    「我の家だが?」
    「はあ……」
     まだ狐面を頭に乗せている男性は、答えのような答えでないような言葉を返す。家の持ち主が解ったところで何も解決はしないことを立香は知った。
    「あの、なんでオレ、あなたの家に……?」
    「言ったであろう? 小間使いが一人減ったと」
    「え? ……ああ、そういえば……でもそれとオレになんの関係があるんですか……?」
    「……憶えはいいようだが察しは悪いな」
     襖を閉め、室内に入ってきた狐面のひとは立香のいる布団の脇に腰を下ろした。あぐらでなく正座だ。今さらりと莫迦にされた気がするが、恐らく触れてはいけない。
    「貴様を我の小間使いとして雇ってやろう、雑種。その光栄に泣き咽ぶがよい」
    「え?」
     小間使いとして、雇う?
    「い、いや、オレの高校バイト禁止で……じゃなくて急にそんなこと言われても困るというか、」
    「たわけ、バイトではない。矮小なヒトの身に余る光栄だぞ?」
    「ば、バイトじゃないなら正社員ですか?」
     どちらにしろ今の自分は高校生なのでその話は受けられない。
    「正社員でもないわ莫迦者。我に奉公する光栄を就職のように言うでない」
    「奉公……」
    「ヒトの子よ。貴様にはまず我の身の回りの雑事を任せる。なに、二百年もすれば慣れるであろうよ」
    「二百」
    「ん?」
     狐面の人の語尾を食い気味に声を上げた立香の頭の中の疑問が一点に集中した。聞き間違いでなければ今、二百年と。
    「二百年なんて生きられません、というか、オレ帰らないと、布団ありがとうございます、出口はどっちですか」
     早口にまくし立てて布団から立ち上がり、くらっと立ちくらみがしたのを両足で踏ん張って耐える。早くここから出ていかなければ。何が何だか解らないが、それだけは解った。
     立香は背中に狐面の人の視線を感じながら真新しい畳の上を歩いて襖に近づく。襖は閉められているが、この襖の陰からあの人が出てきたのだからここから出れば道があるはずだ。道。どこかに続く道。帰り道が。
    「――――」
    「墜ちるも一興、と思ったが踏み留まるか。良い判断だ」 
    「ぐえっ」
     ぐん、と後ろから襟を強めに引かれて、作務衣の下に着ているTシャツで首が締まる。すぐに解放されたが、気づけば布団の上に逆戻りだ。
    「満足したか? 貴様に還る道などあるわけがなかろう」
    「…………」
     襖の外は、ただただ黒かった。あれが道でないことは立香にも解る。今まで暮らしていた場所とここが大いに違う場所であることも。
    「…………」
     そして、自力ではあちらの世界に帰れないことも。 
    「ふむ。頭は悪くない、か。なに、取って喰ったりはせぬ。我は人喰いではないゆえな」
    「…………あなたは、何なんですか……?」
    「見て解らぬか? ……いや皆まで言うな。貴様は察しが悪いのであったな」
     言って、その人は狐面を頭から取り上げ、畳の上に置く。位置を確認するために少し下げられたその頭には。
    「――――」
     さらさらと流れる金髪から、三角形の動物の耳がふたつ、生えていた。
    「………………………………………………猫耳?」
     そう、ちょうど猫のような耳だった。これは所謂仮装、だろうか。コスプレとか言ったか。
    「たわけ! どこが猫か! 仮装でもないわこの節穴!」
    「なんかすごく怒られてるのは解るんですけど、猫じゃないならなんなんですか!」
     怒鳴られて思わず言い返してしまった。やべ、とは思ったがここまで好き放題されて立香の方もいい加減我慢の限界だ。若干自棄にもなっている。
    「狐だ狐! どこからどう見ても狐ではないか!」
    「きつね……?」
     ずい、と頭から生えている耳を立香の眼前に差し出してよく見ろとばかりに近づけてくる。近づけられた耳は薄く金色の毛に覆われていて、根元は髪に埋まっていて見えない。近づけられて解ったが、髪との境目辺りに紫の小さな石がついた金色のピアスがつけられていた。その耳は立香の方へ向けられていたかと思えば横へ向けられる。動いた。
    「動いた……」
    「耳なのだから当然であろう。それより解ったのか、雑種」
     頭を起こしたその人は、立香の方へ耳を向けて問うてくる。狐を生で見たこともなく図鑑なども見たことがない立香には猫の耳にしか見えないが、本人が狐だと言うのならそうなのだろう。
     それより。
    「オレ、雑種でも貴様でもないです。藤丸立香です」
    「貴様程度雑種でじゅうぶ……」
    「ふ、じ、ま、る、り、つ、か、です」
    「ぬぅ……ふ、ふじまる……」
    「立香です」
    「りつ……ええい何故言わされているのだ我は!」
     声を荒げてはいるがどことなくふざけているようでもあり、立香は思わず笑う。攫われてきて笑っている場合ではないのだが、この人は悪い人ではないのだろう、と思う。たぶん。おそらく。何か悪いものであれば立香は今生きていないだろうし。それなら交渉の余地も……
    「無いぞ。最低でも千年は仕えると心得よ」
    「考えてること読むのやめてもらえませんか? プライバシーの侵害ですよ」
    「言うではないかざっ……」
    「立香です」
    「ぐぬ……」
     ここで言葉に詰まるあたりやはり悪い人(狐?)ではないようだ。立香はまだ帰ることを諦めてはいないが、今はとりあえず従っておこう。そのうち気が変わるかもしれない。
    「………………」
    「ん? なんだ? ひとの顔をじろじろと」
     じ、と顔を見つめる立香を訝しんでいるようだが、口にはしない思考について何かの反応は見られない。本当に読むのをやめたのだろうか。それとも言うのをやめただけだろうか。どちらにしてもやはり悪い人ではない。
    「他に質問がないのであれば今日はこの部屋で寝るがよい。貴様のために……」
    「藤丸立香です」
    「……藤丸のために拵えた部屋だ。好きに使え」
    「はい」
     言われて、改めてぐるりと周囲を見渡す。畳張りの和室は今ここに敷かれている布団以外に何もない。
    「必要なものは紙にでも書き出しておけ。気が向けば用意してやらんこともない」
     などと言っておいてきちんと用意してくれるのだろう。なんとなく、確信めいた直感。
    「――あ、そうだ」
     ぽとりと立香が零した独り言を、狐の耳がぴこぴこ動いて拾う。
    「なんだ? まだ何か……」
    「あなたの名前、聞いてないです」
     狐の人とか勝手に心の中で名づけていたけど、本人からは聞いていない。少し驚いたように瞬く真赤な眼を見つめて数秒。
    「貴様に名乗る名などない。……だが、そうさな」
     ふむ、と薄い唇に軽く丸めた手を当てしばらく考え込むような素振りを見せたあと、
    「呼び名に困るのであれば、王と呼ぶがよい。この世全ての狐の王……とまでは言わぬが、この辺り一帯の狐は我の臣下も同然。となるとここは王と呼ぶが相応しいであろう」
     臣下、のあたりでちょっと胸を張って自慢気な笑顔を浮かべたのは黙っておこう。その表情がちょっと可愛いと思ったなんて、知られたら何をされるか解らない。
    「王……王、様?」
    「どちらでも良い。口にしやすい方を選べ」
    「解りました。……王様」
     立香の言葉を聞いて、王を名乗ったその人は満足気に頷く。狐達の王、なんて、そんなものが、そんな世界があったなんて知らなかった。こういうのは漫画や小説の中の話だろう。もしくは夢。まあ、抓ってみても痛いだけだけど。
    「今日はもう休むがよい。明日は夜明け前には目を覚ましておけ」
    「はい。、……早いですね」
    「文句は聞かぬぞ」
    「解ってます。……えーと、スマホ……オレのスマホ……」
    「コレか?」
     ズボンのポケットを探ろうと尻に手を当てていた立香の目の前に見慣れたスマホがぶら下げられる。手を伸ばせばあっさり渡されて、少し拍子抜けしたが黙っておこう。今は心を読んでないようだし。
    「よかった……」
     当然のように電波はなく圏外だが、それでも安心はする。スマホに依存していたわけではないが、写真などの思い出も詰まっているのだ。知らない人しかいないこの空間で、自分の持ち物があるのは心強い。ひとまずアラームをかけておこう。明日のために。
    「では我は自室に戻るが、逃げようなどとは思うでないぞ」
    「思いません。もうやりましたし……」
     あの暗闇はヤバイ。落ちたら上がってはこれないだろうと見ただけで解る。あんな暗闇の中に落ちていくくらいなら、ここで雑用係でもやった方がマシだ。生きていられるだろうし。
    「良い心がけだな。明日からよろしく頼むぞ、藤丸」
    「! はい、王様」
     よいせ、と立ち上がった狐の王は踵を返して襖を開ける。その向こうには板張りの廊下があるようで、やはりというか、家の構造は自由に変えられるようだ。立香一人ではこの部屋からも出られないのだろう。それは追々何とかしなくては。帰ることを諦めたつもりはない。今頃みんな立香を探しているかもしれない。両親へ連絡は行っただろうか。心配させてしまうだろうが、今の立香にはどうすることもできない。閉められた襖から視線を外して、布団に仰向けに寝転んで天井を見る。
    「………………これって、神隠し、だよなぁ……」
     隠したのは神ではなく狐の王様らしいが。狐の王とはどういう意味なのだろう。ここが狐の国で、その王様、とか?などと考えながらごろりと寝返りを打つ。不安がないと言えば嘘になる。不安しかない。家に帰りたい。家族に会いたい。明日は月曜だから学校もあるのに、自分は今よく解らない場所にいて帰る方法もなく、連絡も取れない。頼れる人もいなくて、一人だ。
    「んー…………」
     こんなことは経験したことがない。どうすればいいのかなど解らないが、ここで暴れても何にもならないだろうし、抵抗しない方がいいような気がする。事態をこれ以上悪化させないためには、冷静でいないと。大丈夫、冷静だ。人は案外こういう時でも冷静でいられるらしい。狐の王を名乗ったあの人が、悪い人だと思えなかったのもある。
    (綺麗な人だったしなぁ)
     顔が綺麗な悪人だっているだろうけどあの人は違う、気がする。悪意は感じない。布団も部屋も新品のようで、それは言葉の通り立香のために用意したようだ。たったそれだけで絆されてしまうのは立香の悪い癖でもあるが、今はこの勘を信じたい。あの人は悪い人ではない。
    「……とりあえず、今日はもう寝よう」
     そうしよう。気持ちの整理もついたし、今後のことは明日から考えよう。立香一人では今のところ何もできることはないように思うから、それなら寝るだけだ。
     そう決めて起き上がり、ごそごそと布団の中に潜り込む。真新しい畳の匂いに洗濯したてのようなふかふかの布団。そして程良い疲労とくればあとはもう、眠るだけだ。部屋は明るかったが、照明のようなものは見当たらない。仕方なく明るいまま瞼を閉じると、瞼の向こうが暗くなった。自動で電気が消えるなんて便利だな、などと考えているうちに立香の意識は底へと落ちていった。
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