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    pCcyq621

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    pCcyq621

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    設定: 病院りばぁれ→モンちゃんたちの病院を営むユキモモ。
    そこにあらわれる様々な人々との人間模様を書きたかった。また時間があればかきたい。

    タイトルはないよ「すいません!!診察まだやってますか?」
    はぁはぁと、息を切らして病院に駆け込んできたのは先程までテレビの中で笑っていた九条天その人であった。
    「く、九条天!?え、どうしてこんなところに!?」
    モモがびっくりし、大声をあげると室内の片付けをしていたユキがなにがあったと外に出てきた。
    「あ、あの診察・・・」
    不安気に再度訪ねてくる天は、まるでイメージと違っていた。テレビの中の彼は絶対王者トリガーのセンターで何者にも怖気ない雰囲気があったのだ。

    「診察時間はもう終わってるよ。でも、その子放っておいたら危ないんじゃない?」
    ユキはそう答えて天の腕の中にいる赤い物体を指さす。天の腕の中にいるのはまだ小さいモンリクだった。毛羽立ったその小さな身体全体を使ってゼーゼーと息をしている。呼吸が明らかにおかしい。
    「ここら辺には夜間やってるモン病院はないから。入って。」
    「すいません、ありがとうございます」
    「いいのいいの!さ、モンリクは預かるね。」
    モモがモンリクを天から受け取ろうとした時だった。
    先程まで天の腕の中でただ苦しそうに息をしていただけのモンリクがポロポロと泣き始めたのだ。

    「りー、りっ。はぁ。りりりー!はぁはぁ。」
    「モンリク泣かないで、ますます息が出来なくなっちゃう。」
    モモがモンリクを宥めようとするも首をイヤイヤっと横に振りぎゅっと天の腕に縋りつく。
    「そうか、九条さんの腕から離れるのが悲しいんだね。九条さん、処置室に一緒に入ってもらえる?」
    天が分りましたと答える前に、手に消毒液をつけて、後このマスク一応つけといてとテキパキとモモが天に指示をとばす。
    先程まで天の登場に驚いていた人とはまるで別人である。


    「ごめんね〜!少しお手てひんやりするよ。」
    「モモ、その子の血中酸素濃度いくら?」
    「93」
    「なかなかに厳しいな」
    「ちびモン用の聴診器もってくるね。X線は?どうする?」

    処置室に入るや否や、モンリクの手に何やら機械を取り付け険しい顔をしている二人。胸がドクドクと音を立てているのが分かる。大勢のファンの前で歌い踊るときに楽しませたいとワクワクすることはあってもこんなにも嫌な気持ちになるのは久しぶりだ。
    この子は助かるのだろうか。今日初めて会ったばかりのこのちびモンが昔の弟。否、元弟の姿と重なる。

    「・・・この子は助かりますか」
    「「・・・」」
    「九条さん、あのね・・」
    「大丈夫。とは言い切れないかな。」
    「ちょ、ユキ!」
    「だって、気休めの大丈夫なんて聞いていても何の意味もないじゃない。」
    「・・そう、ですか。」
    脳裏によぎるのは泣いている弟の声。宥める家族と電子音が響く病室。そして、何もできず佇む自分。
    ぎゅっと手に力が入りかけ、手の中の暖かい命にふと我に返る。今、ここで自分が諦めたらこの子はどうなるんだ?

    「九条さん!」
    「はい」
    下を向いていた天はゆっくりと顔を上げる。




    以降書きたかったシーン

    やまみつ→大筋:モンミツが妊娠した!モンヤマにはパパになれる器はないとモンミツから卵を取り上げようとする大和さん。
    三月くんが気づいて大和さんのことこいつらの親(飼い主)ならこいつらのこと信じてやれよ!っとぶん殴る

    書きたいシーン:最後は、交代で卵を温めてみんなに見守られながらかえる子もんちゃん達をぺろぺろと舐める二匹のもん。
    目に涙を浮かべながら喜ぶやまみつ。
    ・ユキさんにモンの中絶はきびしいのか相談するシーン
    ・診察のときにユキモモのシーンは入れれそう!
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    recommended works

    悠花❄️🍑

    MOURNING※カスホプ
    “王になるということは跡継ぎを残すということ”をテーマに書こうとしたカスホプ(本編後の世界線)当時支部にあげようと思って書き始めたもののネタ被りが怖くて途中で書くのやめちゃったやつ。2年以上越しに発掘されたので供養(18禁作品になる予定だったけど突入する前に力尽きてた)
    .



     寝巻きに着替えてひとり。ぼふんとベッドに転がった。今日も一日頑張った。月に一度の定例会見も終わってホッとする。大勢の人の前で話すのはやっぱり緊張するけど、エテルノのみんなの顔を直接見れるあの時間が僕は好きだ。
     ……でもやっぱり結構疲れてるのかも。横になってると、うとうと目蓋が閉じてくる。このまま寝ちゃおうかな。でもちゃんと布団かけないとカースに怒られちゃうかも。カースと一緒に寝てた頃が恋しくて、枕をぎゅっと抱き締めた。睡魔に引っ張られていったその時、トントントンとノックの音が聞こえた。カースかも!
     ふっと起き上がると、ベッドの端に座る。

    「はーい!」
    「失礼します。……ホープ、今日もご苦労様です。最近特に勤勉ですね。疲れてはいないですか?」
    「うん! 大丈夫! 僕、今のお仕事好きだから忙しくてもへっちゃらだよ! 今日もみんなの笑顔が見れて嬉しかった!」
    「ふふ、ホープらしいですね。民が笑顔なのは貴方のお陰ですよ。私も誇らしいです」
    「えへへっ、みんなのお陰だって!」
    「そういうところも、貴方らしいですね。さ、今ホットミルクを入れますから。ゆっくり休んでください」

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