ジ三妄想1ジンと本当の釣りをするために一人で海にやってきた三平←(事前に手紙のやりとりしてる) 再会してさっそく二人で浜辺へ。
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背中合わせで準備をするが、三平はノリノリなのに対しジンはそっけない。それどころか準備もあまり進んでいないよう。少しして三平が振り向くと、ジンはしゃがみこんでいた
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腹痛で動けないらしいジン。三平はおろおろして、人を呼んでこようかと言うが、余計なことするな!と言われてしまう
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とにかく背中をさすって落ち着くのを待つ
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しばらくすると落ち着き、ジンは砂浜に横になる。
「大丈夫だべ…?」心配そうに覗き込む三平。「よくあることだ」とジン。
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しばしの沈黙ののち、ジンは寝転んだまま三平の瞳に引き寄せられるように三平を抱き寄せていた。何が起こっているのかわからない三平。
「ど、どうしただジン」三平の問いにジンは答えない
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「三平、好きだ」思わず本音が漏れる。「…?おらもジンのことすきだべ!」「違う!オレは…」
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言いかけたところでいたたまれなくなり、三平をはねのけて林の方へ行ってしまう。追いかける三平
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ジンは言うんじゃなかったと激しく後悔し、涙を流していた。そこに三平が追いつく
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「ジン…」「よるな!」「…何も言うな」三平は黙ってジンに近づき、後ろから優しく抱きついた。
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三平の優しい温もりを感じて、ジンは泣き出した。お互い何も言わず、長い間そうしていた。
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その後は二人で釣りをして、夕方にはジンの家に帰って美味しい料理を食べ、二人で寝たのだった。
おしまい