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    パウダー

    @Pau196Sen1204

    パウダーです

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    パウダー

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    ⚠️人によっては閲覧注意
    ・胸糞系
    ・🔥がただただ可哀想
    ・内容がクソ

    可哀想で可愛い「…うんうん、良いツーショットだなぁ♡」

    「…………………………………」

    吐きたくなるほどの嫌悪感、殴り続けられてるような頭痛、腹の中で蠢く熱。オレが今、Satanに何をされたのかを分からせられるには十分な証拠だ。
    一周まわって涙も出ないくらいの絶望感に襲われるオレを横目に、コイツは無理矢理撮ったツーショットに気持ち悪い笑顔を向けている。

    「いい顔じゃねーか、この絶望感に襲われてる死人みたいな顔♡♡可愛い!!」

    「………………………………」

    「…おいおい、なんか喋ってくれよAkane。さっきまでずっと喋ってただろ?『嫌だ』『殺してやる』『気持ち悪い』ってさ」

    ズボンを履き、未だ動かないオレにシーツを被せるSatan。大きな手で頭を撫でて、情事のことを語り出す。

    「すっげーヨかったぜ?
    Akaneの中は熱くて、気持ち良くて…一日ずっと中出ししたから子も孕んでる。精子の量も悪魔級だったしな!アハハハッ!!」

    「……………………」

    くだらないことを淡々と喋るSatanにはもう心底呆れている。気持ちが悪い言葉が耳を通り、鼓膜を破りたいとさせ思う。

    「嬌声もオレの心を鷲掴みにして…お前は何でいっつもオレを虜にするんだよ〜!可愛いヤツめっ♡」

    チュッ、とリップ音が聞こえたがそれを拒む力は残ってない。あぁ、最悪だ。

    「あ、そうそう。
    あのツーショットと他のヤツらにも送ったから」

    「………ぁ?」

    なんて言った?送った?あのツーショットを?あの醜態を晒したあの写真を?

    「喋ったなぁ!そうそう!オレたちもうヤることヤったし、晴れて夫妻じゃんか?それをアイツらにも伝えねーとって思ってさ!」

    「いやだッッ!!!」

    「お?」

    「やだッやだ、なんで?なんでおくったのッ!?ねぇ、いますぐけしてッ!!おねがい!!ねぇってばッ!!!」

    「ククッ…♡いきなり必死になって可愛いな、でも残念。もう返信きちゃったんだ♡」

    向けられた画面にはオレの知っている人ばかりで。送られたという現実から目を背けたくて離れようとすると、Satanは「しっかり見ろよ」と組み敷いて、現実逃避をさせないようにする。

    「あぁぁ…あぁぁあぁぁあ…!!」

    「泣いちまって…さっきもあんなに泣いてたのにまだ涙が出るのか?Akaneは泣き虫だなぁ…♡♡」

    溢れる涙を舌で舐めとるSatan。
    生きた心地がしない、オレはもう死んでいるのと変わらないのではないか。

    「この話はやめにしようぜ。折角Akaneとの二人の時間なんだし、もっとさ…あ、そうだ!子供の名前を決めようぜ!何にしようか」

    ………あぁ、希望をください。
    たすけて、Lucifer…
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