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    shouenbou

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    shouenbou

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    冬至の前日の尚六アホ文

    今夜は主上の訪いがありますと告げられたのは夕餉のとき。
    秋から治水の視察に出掛けた尚隆が帰ってきたのは夕方の頃。冬至の祀りを明日に控えて、慌ただしく帰ってきた。こちらも州侯の政務で忙しくて、出迎えには行かなかったから二か月も顔を見ていない。急の訪いでも、冬至の前に二人の時間を作ってくれて嬉しい。
    連絡に来た王付きの女官が帰ってから、仁重殿の女官たちは「麒麟の身支度」のために慌ただしく準備をした。
    いつも通り王がプラプラ仁重殿に来るのには構わないが、「夜の訪い」となると色々準備をするのが暗黙の決まりだった。

    六太は夕餉を終えて、急いで残った政務を片付けたあと、肌がすべすべになる薬湯に浸かり、鬣をフワフワに乾かしてもらう。それから王のための酒肴を用意してもらって人払いをする。あとは、黄医に渡された潤滑剤を塗り込めて、準備をしておく。
    尚隆とそういう関係になってから、自分で準備をするようになったので、もう慣れた。寝台に寝転んで、潤滑剤を付けた指を挿れて拡げる。最初の頃は苦労したが、今はもう慣れて指2本がすんなり入る。
    今夜、尚隆が、来る……。
    秋の視察に赴く前に一夜を過ごしてから、王がこちらへ来るのは二ヶ月ぶりになる。
    「……んっ、」
    危うく悦くなるところを触りそうになってしまった。自分の指でなく尚隆の指で触ってほしい。
    だんだん王気が近づいてくる。早く来てほしい。逸る気持ちが抑えられなくなる前に。

    ☃️☃️☃️

    寝台に近づくと、帷から六太の手が伸びてきて中に引っ張り込まれた。布団に倒れ込みながら、首にしがみついた六太が唇にかぶりついてくる。
    「六太」
    いきなりのことに宥めようとしたが、そのまま口に舌を入れられ桃を啜るように喰いつかれた。
    「ここは獣の棲む洞窟か」
    この世に十二匹しかいない妙なる獣に喰われるのも悪くはない。
    仰向けに寝転んで、六太の自由にさせてやる。そこらじゅうの肌を食んだら気が済んだらしい。
    「しょうりゅう」
    「六太」
    腹の上に跨った腰を撫でると、身震いして、えも言われぬため息がこぼれた。
    「待たせて悪かった」
    「来てくれたから許す」
    腰に引っかかったままの夜着の帯を解いて放られた。
    「明日は早いから、1回だけさせてくれ」
    「だめ、二回して。」

    ※指で弄ってもらったので、六太さんは合計二回しました。尚隆は一回中○しして満足して寝ました。
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