アキバで女装デート♡ 渋谷でブルーロックの面々と遊んで帰ってきたその日、潔世一は二子一輝にLINEを送った。
『今から通話していい?』
『別にいいですけど、何ですか?』
『二子の声が聞きたくなってさ』
そのメッセージに既読がついて数分。
俺、キモかったか? 二子に引かれたか?
そんなことを思ってもだもだしていたところで、二子からの着信を告げるメロディが鳴った。すぐに取る。
「もしもし、二子? 急に悪い」
「いえ、大丈夫です。こちらこそ反応が遅れてごめんなさい。……それで、どうしたんですか?」
「いや今日、ブルーロックのみんなと遊んだんだけど、二子がいなかったから、ちょっと寂しくてさ……。声が聞きたくなった。……迷惑だったか?」
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