俺には魔物使いの才能はない
それはわかっている
俺がここに来ているのだって、元々は世界が崩壊してたまたま偶然にこの世界に飛ばされてしまったってことで、そこでは知らないが知っているトランクスがいたり、死んでしまったピッコロさんや父さんがいたり。
もうひとりの俺と、弟と。
だからこんなかっこしているなんて、
「うんよく似合う、コスプレ。」
って、ここの俺に言われてしまうのだから••••
「本当に、オレなんかより勇者ぽいです。」
ポイらしく。
本当は見てほしい本人には、にっこりとされてスライムたちと、遊びに行ってしまう。
最近、なんだか冷たいよ
ガックシ
「落ち込むことないじゃないですか、僕だからそのカッコ似合うんですよ。それに肉付きもいいし、剣の装備や盾の装備は付けないとしても、うん、僕ながらカッコいい。」
写真撮ることはないと思う。
いや、
俺が落ち込んでいるのはね、
最近••••
「悟飯さん、これから子どもたちにもコスプレ衣装着せるんですが何かリクエストありますか?」
「え?っと」
「僕は2人とも、5の双子の衣装にして、髪色は青でちびトラは女の子の役がいいのかな?ちょうどハマってない?」
「確かにサラサラだし、それもいいかもしれません。」
「俺は••••」
トランクス悩んだあとに俺に頷いてる
なんだ、わかっているから安心してって言っているような怖い雰囲気を押し付けてくるのは。
「んじゃあ、僕は。誰がいいかな〜」
「大丈夫です悟飯さんも決めてありますから。さて、その案をピッコロさんに提出して魔法でピってしてもらいましょう〜」
ピッコロさんをいいように使わないでくれ〜
しばらくして、
コスプレショー開幕
想像はおまかせで